1月7日(月)我慢強いママが急な腹痛で、はじめて119番してしまった後始末期。
やっと正月が明けて、いつもの日常が帰って来た。
このいつもの日常、というのが、素晴らしく良い。
「あ〜、やっと正月が明けたぁ。ママもここに来て5年目かぁ。早いなぁ」
「え〜、私、あんたとで5年も世話になってるのぉ。5年も面倒、見てくれてたんやなぁ」
「おやおや、今日は殊勝なこと言うやん」
「いいや、私みたいなもんを、引き取ってくれたんやんからなぁ。ありがとうなぁ。あんたがいなかったら、とっくに私は死んでたわぁ。あんたが、安生、やってくれたんやなぁ」
「はいはい、そうですよ。今朝は分かてっるやん」
「分かってる、分かってる。あんたを産んでてよかったわぁ。それだけが、私の功績やわぁ。迷惑かもしれんけど、頼みます」。
って、とってもまともな新年の口上。
自分の世話をしてもらうために産んでおいた、というニュアンスもあるが、まっ、いいかで、元気にそよ風さんに出発。
このように、ちょっと弱っている時は、私への依存度が高くなり、嫌われたくないのか、こうした愛想も言うようになる。
やっぱり、ちょっと弱っっているママが好き。
帰ってきたら、すぐに夕食で、さすがに食欲がないママはフワフワのパンにして、タラとオクラのポアレ、キャベツのトマトジュース煮込み。
でも、やっぱり食欲がないそうで、半分残す。
で、6時過ぎには寝てくれたのだが、7時頃にお腹が痛いという。
あばら骨の下あたりが、ナイフで切られるように痛くて、寝られないそうだ。
いろいろ寝相を変えてみるが、どう寝ても痛いそうで、我慢強いママにしたら珍しく、「病院に行くぅぅぅ」。
で、7時20分に119番、してしまう。
救急のサイレンの音が聞こえてくると、ママはよっこらしょと起きて、私に手を取られながらも自力で歩いて、「下で待ってよ」と言うのに、イヤな予感がしたが、救急車は5分ほどで来てくれて、ストレッチャーに乗せれてたママは、急に病人らしくなる。
というか、なんといってもあの顔である。
救急のお兄ちゃんらも、ゲッとなってあれこれとママを労ってくれる。
で、2日に転んだのその時に、骨か内蔵になんらかの破損があり、今頃になって痛み出したのかもで、重病だった場合も対応できる病院を探してくれて、天六の行岡病院にゴー。
痛いぃぃ、痛いぃぃと顔をしかめるママは、とても可哀想なのだが、「あんた、カギ、しめてきたぁ」と、急に真顔で言うのが気になる。
行岡病院の救急室はけっこうな人で賑わっており、ママは最優先で診てもらい、レントゲンも撮ってもらい、で、車いすに坐っているが、いつのまにか、「なっ、なんで私、こんなとこにおるのよっ」と、いつものボケママになっている。
お医者さんの見立は、骨や内蔵に異常はないそうで、骨にヒビがあったとしても、このままで自然にまかせるしかないそうである。
要は、ちょっと熱はあるものの、たいしたことない、ということで、認知症の人は痛みをオーバーに言う傾向があるので、よく注意してくださいとのことだ。
「だいたい、頭と顔にこんなけケガをしてるのは、相当な転け方をしてると思いますよ。それで、どこも大丈夫だったのが奇跡なんですからね。その時にどこか打ってるとこもあるでしょう。今日の検査では異常ないから大丈夫ということでもないので、様子を診てください」とのことだ。
そうか、あのケガで大事に至らなかったのは奇跡だったのか。
やっぱり、ものすごい強運というか、すごい守護霊というか、ママは何かに守られているよなぁ。
あえて言えば、私が悪い想像をしないというのも、悪いようにならない秘訣かもしれない。
って、神頼みとイメージ戦略では、なんの根拠にもならないが、なんとなく…、大丈夫のように思う…、という…、強い信念…、もある。
で、病院を出たのが9時で、なんやかんやで口も達者なので、天六あたりの店に寄って一杯やろうかと商店街に入るが、ママは寝たいというので、元気なママに敬意を表して、地下鉄で帰ることにする。
「あんたはケチやなっ。どうせタクシーには乗せてくれへんと、分かってましたけどね。はいはい。歩けますよ。いいえ、いいえ。タクシーは結構です」ブツクサ言うママ。
十分に元気である。
で、せっかく外に出たのだから、ちょっと疲れて頂こうという魂胆もある。
それにしても、救急の方々、行岡病院の先生、お騒がせして、お手数かけました。
今後は注意いたします。
で、9時40分に寝はるが、またまた妖怪電話をかけている。
元気だ。
本日の評価:
このいつもの日常、というのが、素晴らしく良い。
「あ〜、やっと正月が明けたぁ。ママもここに来て5年目かぁ。早いなぁ」
「え〜、私、あんたとで5年も世話になってるのぉ。5年も面倒、見てくれてたんやなぁ」
「おやおや、今日は殊勝なこと言うやん」
「いいや、私みたいなもんを、引き取ってくれたんやんからなぁ。ありがとうなぁ。あんたがいなかったら、とっくに私は死んでたわぁ。あんたが、安生、やってくれたんやなぁ」
「はいはい、そうですよ。今朝は分かてっるやん」
「分かってる、分かってる。あんたを産んでてよかったわぁ。それだけが、私の功績やわぁ。迷惑かもしれんけど、頼みます」。
って、とってもまともな新年の口上。
自分の世話をしてもらうために産んでおいた、というニュアンスもあるが、まっ、いいかで、元気にそよ風さんに出発。
このように、ちょっと弱っている時は、私への依存度が高くなり、嫌われたくないのか、こうした愛想も言うようになる。
やっぱり、ちょっと弱っっているママが好き。
帰ってきたら、すぐに夕食で、さすがに食欲がないママはフワフワのパンにして、タラとオクラのポアレ、キャベツのトマトジュース煮込み。
でも、やっぱり食欲がないそうで、半分残す。
で、6時過ぎには寝てくれたのだが、7時頃にお腹が痛いという。
あばら骨の下あたりが、ナイフで切られるように痛くて、寝られないそうだ。
いろいろ寝相を変えてみるが、どう寝ても痛いそうで、我慢強いママにしたら珍しく、「病院に行くぅぅぅ」。
で、7時20分に119番、してしまう。
救急のサイレンの音が聞こえてくると、ママはよっこらしょと起きて、私に手を取られながらも自力で歩いて、「下で待ってよ」と言うのに、イヤな予感がしたが、救急車は5分ほどで来てくれて、ストレッチャーに乗せれてたママは、急に病人らしくなる。
というか、なんといってもあの顔である。
救急のお兄ちゃんらも、ゲッとなってあれこれとママを労ってくれる。
で、2日に転んだのその時に、骨か内蔵になんらかの破損があり、今頃になって痛み出したのかもで、重病だった場合も対応できる病院を探してくれて、天六の行岡病院にゴー。
痛いぃぃ、痛いぃぃと顔をしかめるママは、とても可哀想なのだが、「あんた、カギ、しめてきたぁ」と、急に真顔で言うのが気になる。
行岡病院の救急室はけっこうな人で賑わっており、ママは最優先で診てもらい、レントゲンも撮ってもらい、で、車いすに坐っているが、いつのまにか、「なっ、なんで私、こんなとこにおるのよっ」と、いつものボケママになっている。
お医者さんの見立は、骨や内蔵に異常はないそうで、骨にヒビがあったとしても、このままで自然にまかせるしかないそうである。
要は、ちょっと熱はあるものの、たいしたことない、ということで、認知症の人は痛みをオーバーに言う傾向があるので、よく注意してくださいとのことだ。
「だいたい、頭と顔にこんなけケガをしてるのは、相当な転け方をしてると思いますよ。それで、どこも大丈夫だったのが奇跡なんですからね。その時にどこか打ってるとこもあるでしょう。今日の検査では異常ないから大丈夫ということでもないので、様子を診てください」とのことだ。
そうか、あのケガで大事に至らなかったのは奇跡だったのか。
やっぱり、ものすごい強運というか、すごい守護霊というか、ママは何かに守られているよなぁ。
あえて言えば、私が悪い想像をしないというのも、悪いようにならない秘訣かもしれない。
って、神頼みとイメージ戦略では、なんの根拠にもならないが、なんとなく…、大丈夫のように思う…、という…、強い信念…、もある。
で、病院を出たのが9時で、なんやかんやで口も達者なので、天六あたりの店に寄って一杯やろうかと商店街に入るが、ママは寝たいというので、元気なママに敬意を表して、地下鉄で帰ることにする。
「あんたはケチやなっ。どうせタクシーには乗せてくれへんと、分かってましたけどね。はいはい。歩けますよ。いいえ、いいえ。タクシーは結構です」ブツクサ言うママ。
十分に元気である。
で、せっかく外に出たのだから、ちょっと疲れて頂こうという魂胆もある。
それにしても、救急の方々、行岡病院の先生、お騒がせして、お手数かけました。
今後は注意いたします。
で、9時40分に寝はるが、またまた妖怪電話をかけている。
元気だ。
本日の評価:
by asayosan
| 2013-01-09 11:03
| 今日のママリン
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