6月17日(月)一般車に「乗せてくれへん」と声をかけるユニホーム姿のママリンの新しい徘徊アプローチ。
朝、6時に起きて、パジャマのまま出て行こうとするので、一緒に出る。
「ママ、お迎えまで3時間あるから、大阪城公園のラジオ体操に行こか」
「ラジオ体操なんか、関係ないっ。私は帰るんです」
「でも、お迎えまで、3時間あるよ」
「いいや、あんたは間違ってます。もう来ます」。
で、下で待ってるそうなので、そのまま待ってもらう。
掃除中の浅井さんに会い、「さっきから表に座ってるでぇ」、「はい。もうお迎えが来るってきかないんで、もう待ってもらいますわぁ」。
何回か、朝ご飯やモーニングを誘ってみるが、「いいや、もう来ます。行き違いになったら困るやん」。
昨日は3時間歩いたので足はお疲れなようで、じ〜っと座っているので、15分ごとに見に行く。
出社する人たちに挨拶して、それなりに楽しそうである。
たぶん、皆さんから、「おばあちゃん、いいの着てんなぁ」と、褒められてるはずである。
それにしても、ユニホームが妙に似合うママ。
そよ風さんのお迎えが来て、このファッションがバカ受け。
「今日は、野球、してもらおうかな」で、元気に出発。
5時半にそよ風さんから戻ったところで、喜代子姉ちゃんからケータイに電話。
「あっ、喜代子ちゃん。今、あっこのとこにおらしてもろてるねん。ここが一番いいわぁ。あんた、今、どこやのん。いつ来るのぉ。あっこに代わるわ」。
で、おばちゃん元気そうでよかった〜ねで、話していたら、横で「あんた、いつ来るか、聞いといてなっ、なっ、いつ来るの、私らが行くの」とちゃちゃを入れてうるさい、うるさい。
それからは、夕食を作ってる横で、「いつ来るの、いつ来るの」と子供のようにへばりついて質問攻め。とほほ。
夕飯は、豚肉のキノコとアスパラのバルサミコソースかけ、マッシュポテト。
しかし、お口の合わなかったみたいで、半分残す。
で、6時20分に「ちょっと散歩に行ってくるわ」。
絶対に迷子にはなりませんと出て行ったが、6時31分で自分で帰って来る。偉いやん。
しかし、「あれ、誰も来てへんのっ。おかしいなぁ。探してくるわ」で、また出て行く。あ〜、もったいない。
そしたら一緒に探しましょうで散歩するが、すぐにしんどいわで立ち止まる。
コンビニでタバコを買いに行くのも、「しんどいから、ここで待ってる」で長谷工の花壇に座り込むので、ママを残して買いに行く。
しかし、5分も経っていないのに、いないぞ。
しかし、すぐに向こうから、ママを連れたサラリーマンと女性いに会い、ママを受け取る。
しかし、さっきまでは1歩も歩けないと言っていたのに、「あんたとこには、帰りません」で、スタスタ歩きだしたぞ。
隠れて尾行。
足が疲れているので、タクシーに乗る可能性が大だが、まさか野球のユニホームに皮カバンを下げたおばあちゃんを乗せる酔狂な運ちゃんはいないだろうと、余裕の尾行。
で、松屋町筋と中央大通りと堺筋のブロック内をウロウロしてるママ。
何回か声をかけるが、「あんたの家には行きません。自分の家に帰るんです」と追い払われ、「そしたらバイバイ」で、また隠れて尾行。
しかし、後ろを振る向いて、私の姿が見えないと、クルリと戻ってくるあたりが、中途半端な家出である。
で、堺筋で車を物色しだしたママ。
一般の車のドアに手をかけ乗ろうとしているが、当然カギがかかってる。
次は運転手さんが乗っている車に声をかけ、「なぁ、家まで送ってくれへんかなぁ」。
おいおいママリン、そのため口、というか逆ナンパ、というか、それはあまりにもご無体やろぉ、で、声をかけて歩道に入れる。
で、次はタクシーの運ちゃんに、「門司まで行ってくれへんかなぁ」。
「門司って、九州の門司? 行きたいんやけどなぁ。ドライバーが二人いるわ」で、断られる。
で、サラリーマン二人が乗った車の窓をトントン叩いてるぞ。
「なぁ、もうしんどくて、家まで連れて帰ってくれへんでしょうか」。
ギョとする二人に、出て行って事情を説明。
「なぁ〜、おばあちゃんいくつやのん」
「え〜と、18歳です」
「いいえ、85歳です」
「そらそうやろぉ。娘さんがお母さんになってしまうわ」
「なぁ〜、乗せてよぉ。この子は関係ないねん。勝手についてくるねん」
「一緒に帰りいやぁ。おばあちゃん、歩いた方が体にいいわぁ」
「あ〜ぁ、また歩かせるやなっ。フンっ。さいなら」
「おばあちゃん、気つけてなぁ。元気やから大丈夫やわぁ。ハッハッハ〜。大変やねぇ」。
で、吉本新喜劇のような路上ショートコント。
で、またウロウロ歩くママの後ろを歩いていたら、私においでおいでと手招きする。
「なぁ、あんたと一緒に歩くわ。あんたが先に歩いて。あんたと一緒に帰らんと、寝るとこがないやん」。
はいはい、それでは帰りましょで、やっと帰る気になったが、私が行く道について「こっちと違う、こっちや」と知ったかぶりをする。
「あんた、間違ってる」で、はいはい、遠回りですけどお好きなように、で、これを何回かする。
どこまで負けず嫌いやねんで、マンションの前に着くと、「ここや、ここや。ここが私の家や。ほら、着いたやん」で、偉そうに自慢。
9時10分に家に着き、バタンキューでお布団に入り、「あ〜、気持ちいいぃぃ。お布団さん、ありがと」で寝はる。
おいおいおい、今日も3時間コースか…。
本日の評価:
本日の家出:2回
「ママ、お迎えまで3時間あるから、大阪城公園のラジオ体操に行こか」
「ラジオ体操なんか、関係ないっ。私は帰るんです」
「でも、お迎えまで、3時間あるよ」
「いいや、あんたは間違ってます。もう来ます」。
で、下で待ってるそうなので、そのまま待ってもらう。
掃除中の浅井さんに会い、「さっきから表に座ってるでぇ」、「はい。もうお迎えが来るってきかないんで、もう待ってもらいますわぁ」。
何回か、朝ご飯やモーニングを誘ってみるが、「いいや、もう来ます。行き違いになったら困るやん」。
昨日は3時間歩いたので足はお疲れなようで、じ〜っと座っているので、15分ごとに見に行く。
出社する人たちに挨拶して、それなりに楽しそうである。
たぶん、皆さんから、「おばあちゃん、いいの着てんなぁ」と、褒められてるはずである。
それにしても、ユニホームが妙に似合うママ。
そよ風さんのお迎えが来て、このファッションがバカ受け。
「今日は、野球、してもらおうかな」で、元気に出発。
5時半にそよ風さんから戻ったところで、喜代子姉ちゃんからケータイに電話。
「あっ、喜代子ちゃん。今、あっこのとこにおらしてもろてるねん。ここが一番いいわぁ。あんた、今、どこやのん。いつ来るのぉ。あっこに代わるわ」。
で、おばちゃん元気そうでよかった〜ねで、話していたら、横で「あんた、いつ来るか、聞いといてなっ、なっ、いつ来るの、私らが行くの」とちゃちゃを入れてうるさい、うるさい。
それからは、夕食を作ってる横で、「いつ来るの、いつ来るの」と子供のようにへばりついて質問攻め。とほほ。
夕飯は、豚肉のキノコとアスパラのバルサミコソースかけ、マッシュポテト。
しかし、お口の合わなかったみたいで、半分残す。
で、6時20分に「ちょっと散歩に行ってくるわ」。
絶対に迷子にはなりませんと出て行ったが、6時31分で自分で帰って来る。偉いやん。
しかし、「あれ、誰も来てへんのっ。おかしいなぁ。探してくるわ」で、また出て行く。あ〜、もったいない。
そしたら一緒に探しましょうで散歩するが、すぐにしんどいわで立ち止まる。
コンビニでタバコを買いに行くのも、「しんどいから、ここで待ってる」で長谷工の花壇に座り込むので、ママを残して買いに行く。
しかし、5分も経っていないのに、いないぞ。
しかし、すぐに向こうから、ママを連れたサラリーマンと女性いに会い、ママを受け取る。
しかし、さっきまでは1歩も歩けないと言っていたのに、「あんたとこには、帰りません」で、スタスタ歩きだしたぞ。
隠れて尾行。
足が疲れているので、タクシーに乗る可能性が大だが、まさか野球のユニホームに皮カバンを下げたおばあちゃんを乗せる酔狂な運ちゃんはいないだろうと、余裕の尾行。
で、松屋町筋と中央大通りと堺筋のブロック内をウロウロしてるママ。
何回か声をかけるが、「あんたの家には行きません。自分の家に帰るんです」と追い払われ、「そしたらバイバイ」で、また隠れて尾行。
しかし、後ろを振る向いて、私の姿が見えないと、クルリと戻ってくるあたりが、中途半端な家出である。
で、堺筋で車を物色しだしたママ。
一般の車のドアに手をかけ乗ろうとしているが、当然カギがかかってる。
次は運転手さんが乗っている車に声をかけ、「なぁ、家まで送ってくれへんかなぁ」。
おいおいママリン、そのため口、というか逆ナンパ、というか、それはあまりにもご無体やろぉ、で、声をかけて歩道に入れる。
で、次はタクシーの運ちゃんに、「門司まで行ってくれへんかなぁ」。
「門司って、九州の門司? 行きたいんやけどなぁ。ドライバーが二人いるわ」で、断られる。
で、サラリーマン二人が乗った車の窓をトントン叩いてるぞ。
「なぁ、もうしんどくて、家まで連れて帰ってくれへんでしょうか」。
ギョとする二人に、出て行って事情を説明。
「なぁ〜、おばあちゃんいくつやのん」
「え〜と、18歳です」
「いいえ、85歳です」
「そらそうやろぉ。娘さんがお母さんになってしまうわ」
「なぁ〜、乗せてよぉ。この子は関係ないねん。勝手についてくるねん」
「一緒に帰りいやぁ。おばあちゃん、歩いた方が体にいいわぁ」
「あ〜ぁ、また歩かせるやなっ。フンっ。さいなら」
「おばあちゃん、気つけてなぁ。元気やから大丈夫やわぁ。ハッハッハ〜。大変やねぇ」。
で、吉本新喜劇のような路上ショートコント。
で、またウロウロ歩くママの後ろを歩いていたら、私においでおいでと手招きする。
「なぁ、あんたと一緒に歩くわ。あんたが先に歩いて。あんたと一緒に帰らんと、寝るとこがないやん」。
はいはい、それでは帰りましょで、やっと帰る気になったが、私が行く道について「こっちと違う、こっちや」と知ったかぶりをする。
「あんた、間違ってる」で、はいはい、遠回りですけどお好きなように、で、これを何回かする。
どこまで負けず嫌いやねんで、マンションの前に着くと、「ここや、ここや。ここが私の家や。ほら、着いたやん」で、偉そうに自慢。
9時10分に家に着き、バタンキューでお布団に入り、「あ〜、気持ちいいぃぃ。お布団さん、ありがと」で寝はる。
おいおいおい、今日も3時間コースか…。
本日の評価:
本日の家出:2回
by asayosan
| 2013-06-19 17:14
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