ボケリン・ママリンの観察日記

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9月30日(金)夕食がとってもお口に合い、まぁご機嫌のママ。

6時に起きて、ほっていた仕事の段取りを考える。
スケジュールをたてれば、もぅ60%はできたようなもの、という気になる。

起きなくていいのに、ママも8時に起きてきた。
パジャマの上からブラウスを着ようとしてるので、「違う、違う」と注意するが、パジャマの上からズボンをはいたのは、「もぅ、いいわ」とサジを投げる。

で、8時半には「下で待ってるわ」と出発。
タバコを買いにいくついでに、管理人室を覗いてみると、浅井さんと理事長とおしゃべりしている。
後で、梨をむいて差し入れする。

で、お迎えがまでの45分間も、ママのおしゃべりにつき合ってくれて、「ずっとしゃべりっぱなしで、うるさかったでしょう」と理事長に言うと、「それが今日は無口やってん。俺があっこちゃんの亭主やて言うたら、ずっと黙って考えてたわ」って、またご無体な冗談を…。

e0200261_21553214.jpge0200261_22292329.jpg5時半にママが帰ってきたので、すぐ夕食にする。

ゴボウと人参と厚揚げと昨日の残りの蒸豚の煮物、ゴーヤとじゃこ入りの卵焼き、カボチャのサラダ、豆ご飯。
退屈そうにしているので、お運びさんを頼むと、「はい」とお返事して、何回も往復してくれる。

ママは煮物が美味しいそうで、なんやかんや言って、歳相応の田舎料理が口に合うようだ。
写真を撮ろうとすると、大きなお口を開けて、わざとらしいポーズ。
できれば、自然なスナップが撮りたいのだが…。

機嫌がいい時は、このようにオーバーなポーズをとるが、ご機嫌斜めの時は、「写真ばっかり撮って、遺影にする気やろぉ。あんたは私を死なせたいんかっ」と怒る。

まぁ、機嫌がいい時は、「たくさん写真撮ってくれてるから、私が死んだ時はあっこのとこから遺影の写真を借りてきてって、母さんに言うとくわ」と、半ボケなことを言う。

で、珍しくテレビを見ながら普通の食事。
だったが、自分はさっさと食べて、洗いもんをして、テーブルを拭いたら、「ちょっと散歩に行ってくるわ」。

雨なので、すぐに帰ってくると思ったのに、雨がやんでいる。
で、平野町交番から電話。
次はケータイが鳴り、先日お見舞いに行ったダンナの悲報を知る。

ママを迎えに行くと、「今晩、泊めてくれるの。いいの。ありがとう」と素直に帰ってきてくれて、素直にパジャマに着替えて、7時過ぎには寝た。

リビングの電気を消して、奥のテーブルでスタンドの明かりだけの静かな夜。

が、ママが起きてきて、「なぁ、なんで私は、ここにおるの? 誰に連れて来られたん?」。
「一人で暮らすのは、もぅ寂しいって、自分から私について来たやん。自分で来たんです。首に縄をかけて、連れてきたわけではありません」
「あっ、そうやのぉ。明日、どこに行くの。しお風さんか。あそこは行くわ」
で、トイレに行って、お布団に戻る。

本当は、明日は鶴橋のデーサービスの体験デーである。
ここは、時間延長ができ、いろいろ融通をきかせてくれるそうなので、忙しい時などに利用できそうだ。
介護保険はきかないが、お泊まりも低価格で引き受けてくれるそうで、いろいろ助かりそうでもある。
今日は、わざわざ場所の確認のためだけに訊ねてきてくれた。

ママが気に入ってくれればいいのだが…。

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本日の家出:1回(平野町交番)
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by asayosan | 2011-09-30 22:34 | 今日のママリン

9月29日(木)6時に寝てしまったママリン、いい傾向である。

ママのお帰りが3時なので、ゆっくり森邸で遊んで、庭の木々のこぼれ陽や虫や鳥の声を聴き、壁の工事完了を家族でもないのにフムフムと確認し、ざるそばを食べて優雅な昼下がりを過ごし、ゴーヤや梨やナスやプチトマトや冬瓜や柚子に帆立缶などなど、香里園菜園の野菜をごっそりもらって帰る。実家か…。

一度ケータイが鳴りドキリとするが、「猫がまた屋上でウンコしてるでぇ」という理事長からの暢気な電話で安心する。

で、ママが3時に帰ってきて、「あ〜、やっぱりここが一番落ち着くわぁ。毎日、毎日あちこち行ったんで、疲れたわぁ。ここ、あこちゃんの家やろぉ。今晩、ここに泊めてなぁ」と、機嫌がいい。

で、散歩に行く。
公園と商店街のどっちのコースがいいと聞くと、「公園は飽きたわ」ということなので、船場センター街を2号館から8号館まで往復する。

途中、ママが着物屋さんのディスプレイに目が止まり、「あこちゃん、あこちゃん、ちょっと来てぇ」と呼び止められる。
それと同時に店員さんたちがワァ〜とママを取り囲み、「いい柄やわぁ。これ、いいわぁ。私、着物は箪笥に一差、持っているんですよぉ」と、有閑マダムぶりだすママ。
「アカン、アカン。着物なんか着ることないやん」
「なに言うてんのぉ。冬は毎日、私は着物なんですよぉ。これ、いい柄やわぁ」に、店員さんたちはマジ接客を開始し、ママはマダムぶって江戸弁をしゃべり出す。
しかたないので、ママから離れて、私は1000円均一の帽子店で、時間をつぶす。

で、一通り自分がいかに着物に造詣が深いかを自慢したママリン、「ほな、行こか」と、店を後にする切り替わりの早さは見事である。

e0200261_11482253.jpge0200261_11483841.jpg4時半に帰ってきて、5時からの夕食。

ママが帰る前に仕込んでいた蒸し豚、香里園菜園のゴーヤとプチトマトと薄アゲのチャンプル、まなちゃんとこで敬遠された生で食べられる珍ボチャのスライス。
珍カボチャはブロッコリーの芯のもっと歯ごたえがある食感で甘い。
そないに、嫌われるほどでもない、面白い味であった。

ママはむしゃむしゃ食べ終わると、ちょっと散歩に行ったが、20分ほどで自力で「ただいまぁ」と帰ってきて、パジャマに着替えて寝てしまった。

時計を見ると、まだ6時。
今日はとってもラクチンではないかと、テレビを見ていたら「うるさいっ」と怒られたので、奥のテーブル席でこっそりパソコンをする。

またテレビを点けて、なんとなく『渡る世間に鬼ばかり』の最終回を見て、私も就寝。
秋は眠いぞ。

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本日の家出:1回(自力帰還)
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by asayosan | 2011-09-30 12:01 | 今日のママリン

9月28日(水)ママ、お泊まり成功で、秋の旅路をした平日。

今日はママのお泊まりの日である。
「今日は泊まるんやね。私、お泊まり、大好きやわ」と、朝はご機嫌だが、ここ最近は悪魔ちゃん周期なので、油断はできない。

朝、千夏ちゃんから電話があったので、奈良県立医大病院にダンナのお見舞いに行く。
JRで行ってみることにして、天王寺から王寺、高田で乗り換えて畝傍駅で向かうコースにする。
山越え、川越え、たんぼの畦には曼珠沙華が咲き誇り、秋の風景を眺めながら、ベンチシートの電車に揺られて、ちょっとした旅気分である。
ただ、高田駅から畝傍駅間がワンマンカーの単線で、キップを運転手さんに見せて降りる無人駅ばかりなのに驚く。
さすが、古墳時代からの歴史を温存している土地柄である。

この病院は、父(正夫さん)が入院してたので、何回か来ていたが、病院前に花屋とお菓子屋と食堂があるだけの14年前とほとんど同じな風景に、古墳時代の底力に感嘆する。

お見舞いを終え、畝傍駅に向かっていた4時頃、さくらさんからのケータイ。
お泊まり失敗の電話かと身構えたが、「子供がいないと心配されているので、説明してください」ということで、ママと代る。
しかし、人の言うことを全然聞いてないママ、自分でしゃべりまくって、電話をほり投げたようだ。
スタッフの人が、「がんばってみます」ということで、それに期待。

畝傍駅では、ずっと「高田行きの電車が遅れています」のアナウンスが流れるばかりで、時が止まったよう。
NHK-BSの『にっぽん木造駅舎の旅』に絶対に出演しているであろう畝傍駅を、ボォ〜と眺めて過ごす。

天王寺には5時過ぎに到着したが、ママご乱心の電話がないので、そのまま香里園へお泊まりに行く。

マリちゃんのごちそうを食べ、普通の話をする幸せ。
やっぱり人は、自由が一番大切である。
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by asayosan | 2011-09-30 11:31 | 今日のママリン

9月27日(火)やっぱり、幸せの店「とく兵衛」なのだ。

これを書いている今は金曜日なので、ほとんど忘れてしまっているが、恒例の、今日の夕食の写真があり思い出す。

ご機嫌で帰って来たママ、漢字の読みテストで、30問中22問正解である。
私もやってみたら、28問の正解だった。
翌暁(よくぎょう)、出札掛(かいさつがかり)が、わかんなかったぞ。
なかなか難しい。  ↓画像をクリックすると拡大します。
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e0200261_10432384.jpgで、5時半頃から、久々にとく兵衛に行く。

すっかり秋の風で、秋の風情を楽しむために、フグの皮の湯引き、牡蠣フライ、そして、松茸の土瓶蒸しなどの秋味メニューで熱燗にする。
で、土瓶蒸しも400円というあたりが、とく兵衛の醍醐味である。

最近は、ちゃんと意識しないと秋がすぐにぼやけて冬になるので、旬のものを食べなければいけないことをママに説明していたら、昨日、あいこが家族で、お父様行きつけの高級フグ屋に行った話を思い出し、口が卑しい私は、白子が食べたい、テッサ食べたいと力が入る。

とく兵衛にもテッサも白子の天ぷらがあるのだが、ママは、「そんなん、頼んだらいいやん。あんたの好きなもんを食べなさい。私が、奢ってあげるわ」と言うので、
「ママリン、アホちゃう。フグ様、それも上等の本フグ様は、男の人に奢ってもらうもんやの。焼き肉やイタリアンは女同士でも行けるけど、フグ様だけは、奢ってもらってこそ、値打ちがあるのっ」とさらに力説する。
「そしたら、奢ってもらったらいいやん」
「奢ってくれる人がいないから、困ってるんやんかぁ」
で、1合とっくりを結局4合飲んで、家に帰る。

ママはそのままバタンキューで寝たので、秋の夜長のはずだが、何をしたのやら覚えていない。

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by asayosan | 2011-09-30 11:00 | 今日のママリン

9月26日(月)今朝もママの家出と、お決まりの夜の家出。

あいこが朝早く出かける音がしたが、「気つけてなぁ」と布団から声をかえるだけで、また寝る。
しかし、起きなくていいのにママも早起きして、ドアをガチャンガチャしている。
いつもは5時半から6時ぐらいの起きるのだが、時計を見たら8時半で、そろそろママのお出かけの準備をしないといけない時間だ。寝過ごしている。

玄関のドアが開いて、ママが理事長に付き添われて帰ってくる。
「あこちや〜ん、あこちゃ〜ん」と呼ばれて、「はいはい、は〜い」と布団から返事すると、「ほらほら、いるやんかぁ」。

ママにとって、寝ていて話相手にならない人間はいないも同然。
あこちゃんがいなくなったと、管理人室に訴えに行って、ほんまかいなと心配した理事長が付き添って来てくれたようだ。
ヨレヨレの寝間着を着てる私、出られない。
声だけで、お礼を言う。

で、二日酔いほどでもないが、なんとなくかったるい気分で、ママをそよ風さんに行かせて、ボ〜っとする。エースコックのワンタンメンを食べる。

今日はいつもより早い4時過ぎにお帰りのママ、ギャラリーで5時まで撮影が行われているので、そのまま散歩に行く。

御堂筋から御霊神社をお参りし、オカキの無料休憩所でトイレして、本町通りの紀伊国屋でぶらりとして、撮影終了のケータイが鳴って、5時半頃に帰ってくる。
e0200261_15484165.jpg今日のメニューは、チキンスープをとるための手羽先を甘辛炒めしたものと、アスパラとキノコの炒めもの、洋風茶碗蒸し。

手でつかんで手羽先をしゃぶって食べていたので、双方ともご飯を残してしまうが、お腹はいっぱいになる。
うちはちょっと夕食の量が多かったのかもしれない。

で、ママは6時過ぎに出て行ってしまうが、20分後に「ただいまぁ」と自分で帰ってきた。

「偉い、偉いやん」で、パジャマに着替えてもらって、布団に入ったのに、何を思いついたのか、起きてそのまま出て行こうとするのを「もう寝て、出かけるなら明日にしなさい。遅いからやめとき。パジャマのままで、あかんやん」と説得するが、「あんたの名前は出しませんので、パジャアのままでも、あんたとは関係ありませんから、安心してください」と出て行く。

しばらくして、理事長が連れて来てくれ。
理事長のドアのポンポンを鳴らしたらしい。

で、またお布団に入って、寝てくれるかと思ったら、またムクッと起き出して出て行った。
次は平野町鋼板から電話があり。お巡りさんは、女性を相手に電話をかけたり忙しそうだったので、黙礼だけしてそのまま帰る。

で、7時にそのまま寝てしまったママ。
どうもママの1日は、交番でお巡りさんの顔を見ないと終わらないようだ。

が、寝ながら恐ろしい寝言を言っている。
「はい、そうです。間違いないです。この家は、私の家なんです。それをあの女に取られて、私の身内をみんな追い出したんです。明日は母が来て、あの女と話しをして追い出してくれるんですが、一人では心配なので、弁護士さんとお巡りさんも呼んでいるんです。みんなで取り囲んで、わ〜っと捕まえることになってるんです」。

私は明日、えらい目に合わされるようだ。

小説なんかでは、妄想が現実になったりする摩訶不思議な世界は魅力的なのだが、いつもは優しいお巡りさんや近所の人がきつね目になって、竹刀を振りかざし私を襲う光景を想像して、くわばら、くわばらと振り払う。

まなちゃんから借りた、森見登美彦著『きつねのはなし』を読んでいるので、普通の世にひそむ魔の世界が、京都ならありそうやなぁと思えてしまう、その身近さが、なんとなく恐ろしいぞ。

ママの妄想が、現実の世を変えていくことがないように祈るばかりだ。

それにしても、朝からご乱心が続いているが、これは一過性であることを祈るばかりだ。
たぶん、今は悪魔ちゃん周期に入っているのだが、どうにか普通にねじ伏せている感があり、その行き場のないマグマが、朝に噴出しているように思う。
どうせなら、ドカンと爆発してもらい、とことん悪魔になってもらって、燃え尽きてもらった方が、お互い楽かもしれないが…。

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本日の家出:4回(平野町交番、理事長2回)
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by asayosan | 2011-09-27 16:19 | 今日のママリン

9月25日(日)朝からとんだ「北浜捕り物帳」と、深夜の大演説。

日曜日なのに、5時半に目覚めて、台所の片付けやらをしていたら、ママも起きてきました。
「ここはどこやの? なんで旅館みたいなとこに泊まっているの?」と、一筋縄ではいかない質問を浴びせてきた。
「ここは酒井章子の家です。あなたの娘の家で、旅館ではありません」と、真実のみを伝える極めて正統派の答えを言ってみるが、これでダメなのは百も承知。

「なんで、ここがあっこの家やのん。こんな家、見たことありません。出て行きますっ」と言い出したのを、「まだ朝が早いから、もう一度寝ときぃ」と言っても、玄関のドアをガチャガチャして、ドアを叩くわ、蹴るわのご乱心。
ギャラリーのドアから出て行ってしまったのが6時半。

まだ早いので、誰もいない街に怖じ気づいて、すぐに帰ってくるだろうと、ガスコンロを磨いていたが、何やら外が騒がしい。
マンションの廊下から、ママと理事長の声が聞こえてくるが、エレベータが上がってきて、ママが帰ってきた。
が、私の顔を見て、また下がっていく。

もう、いいわっ。あと少ししたら、近所を自転車で流そうと、コンロ磨きの続きをして、時計を見たら7時半。
コンロ磨きをしていたら、あっと言う間に時が経っていた。
そろそろ、自転車捜索部隊出動、というタイミングで、お巡りさんから電話。
わざわざ家まで送ってくれるそうで、「家にいてくださいね」。

送ってくれたのは、顔見知りのお巡りさんで、ママは北浜1丁目あたりをウロウロしていたので、声をかけてくれたそうだ。感謝である。

e0200261_13571748.jpgで、ママの早朝徘徊は1時間半で終了し、ご機嫌もなおっていたが、まだ8時でお迎えまでにはあと1時間ある。
で、ベランダで朝ご飯。ママの好物のヤマザキの薄皮アンパン2個とコーヒーを出す。
時計を見て観察していたら、植木を見たり、景色を見たり、猫と遊んだり、一人遊びをしてくれて25分、稼げる。
着替えてもらって、髪をといてもらって、8時45分になって、ママの退屈の限界が来て、「下で待ってるわ」。
「絶対、絶対、下で待ってててなぁ。お迎えが絶対に来るから…、昨日みたいにどこかに行ったえらアカンよぉ」
「どこにも行ったりせぇへんよ。私、しお風さん、大好きやもん」。

で、お迎えの電話が早めの9時にあり、ラッキーと下に降りて、無事出発。

あとで理事長が来て、「えらいお冠で出て行ったなぁ。喧嘩でもしたんかぁ。追いかけたけど、さ〜と歩いていくんで、間に合わんかったわ。Hさんと、新聞屋に頼んで探させたんやけどなぁ。え、お巡りさんが連れてきてくれたんか。それはよかったなぁ」。

あの、外での人騒動は、理事長が“北浜大捕り物”を仕切っていた声だったのか…。
でも人探しは、やはりお巡りさんの方がさすのプロである。

理事長も、ママの徘徊コースをだいたい熟知しているのだが、なんせママの快速には負けるのである。骨折リハビリ中の足で、追いかけていただき、申し訳ないのである。

昨日にひき続き、朝の大脱走がはじまったママ。イヤな予感。
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e0200261_14415020.jpge0200261_1442480.jpg本日はギャラリーでソムリエによるシャンパン講習会パーティがあり、8種類のシャンパンの飲み比べに、お料理はこんなジュエリーのような飾り付けで、セレブな香りである。
後半、私もませてもらい、上等のシャンパンを何誌類も飲ませてもらい、いい調子である。

e0200261_14432612.jpge0200261_1443504.jpg余った料理を頂いたので、いったい何日目なのかの最後のラタトゥイユ風スープとトーストを追加して、それを夕食にする。

ママはパン食が好きなので、ちまちましたものをひとつづつ食べて、ゆっくり食事をして、いつものゾンビトークもなく、食べ物の話題でなごやかな食事となる。

ママは今日は出ていかなくて、すぐに寝てくれたのもありがたい。

夜にあいこちゃんが泊まりに来て、奥のテーブル席でか弱い照明の光で、ビールを飲む。
この歳になると、何かにインスパイアされることもなく、今まで経験と体験したことを整理して、その中から何かを見つける方が、むしろ刺激的であるような話をする。

一度ママが、鬼のような顔で、「あんたら、いつまで飲んでるの。ええかげんにすなさいっ」と怒りに来るが、鬼のようなママの顔を見たことないあいこちゃんは、「ほんまに、ツノ出てたなぁ」と驚く。
眠たくなって来たのでお開きにしたのが1時。
こんな時間に、もうお眠になってしまうのが、いい歳である。昔は徹夜も平気だったのだが…。

で、みんなが寝静まった丑三つ時、妖怪ばあちゃんが起き出して、家の中をウロウロしてる。
電気をつけたり、窓を閉めたり、猫を探したり、黙っていてくれたらいいのに、
「あれ、ここはどこやの。気持ち悪いなぁ。ジェフはどこやの? おった、おった、外に出たらアカン、アカンって。あれ、ここに誰か寝てるわ。誰やのん。カギは締まってるの。あれ、トイレはどこやのん」と、ブツブツ言ってうるさい、うるさい。
「猫が出入りするから、窓は開けといて。電気、消してよぉ、みんな寝てるんやよ。あいこちゃんが泊まってるから…」と説明したが、なにやら暴言を吐いて、ウロウロし出したぞ。

「うるさいなぁ〜。明日、病院行って、お口、縫ってもらうからなぁ」にもめげず、ヒットラーのように大演説をしながら歩き回るママリン。
電気を点けられるのも、まぶしくてかなわん。
これは、ほんとに迷惑である。

で、いつのまにか妖怪ばあちゃんの眠ったが、あいこは次の朝6時半には出て東京に帰ると言っていたので、朝はさじかし辛かったであろう。
ゴメンね。

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本日の家出:朝1回(巡回お巡りさんに保護)
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by asayosan | 2011-09-25 14:09 | 今日のママリン

9月24日(土)とんだ「朝の大走査線」と、不憫な娘の恋人探し、どっちも困るよなぁ。

今朝もギリギリまで寝ていて、そよ風さんに行くのを病院に行くのと勘違いしているが、まっ、支障はないのでそのままにして、元気にお出かけのママリン。

と、思ったら…。

ゴミを出しで、管理人室の前を通ったら、
「なんか今日は足がフラフラしてたんで、理事長が付き添って、表に行ったわ」だそうで、マンション前に出てみたら、ママがいない。
理事長も交番の方に行っていて、追いかけると、「なんか、プイっと歩いて行ったわ」。

私が追いかけますんでと、平野町交番に走ったが、お巡りさんもママもいない。
そよ風さんのお迎えの車が来たが、松屋町前までそろそろと並走してもらうがが見つからず、次に回ってもらう。

ほんの5分の間、理事長を振り切って快速の歩きでどこかに消えたママ。

私はケータイを取りに戻り、自転車で東警察から松屋町、北浜プラザを一周して、交番に戻ってみると、心配そうに道に立っているお巡りさん。
理事長が奥にいたお巡りさんに事情を説明してくれたらしく、あたりを探してくれている。

理事長は交番から北方面を探索、私は平野町を東へ行き、谷町から天満橋交番をのぞいて、土佐堀から高麗橋を西へ向かったところで、ママのオレンジ色のカバンを確認。
飛んで行くと、前に理事長が付き添ってくれている。

で、ママ、ウェ〜ンウェ〜ンと泣いていて、まさに迷子の迷子の仔猫ちゃん状態。
「あ〜、あっこたん。探してくれてたん。ウェ〜ン」
「理事長もお巡りさんも、みんな探してくれてるんよ。なんで、下で待ってなかったんよ」
「だって、だって、誰かが私がいたら、あっこちゃんが結婚できへんって言うから、あんたの迷惑にならんように、どこかに行こうと思っててん、グッスン」
「どこかに行かれるのが、迷惑やのっ。そよ風さんも心配してよぉ。また、お迎えに来てくれるか、電話してみるわ」。
で、10時40分頃に迎えに来てくれることになる。

理事長をママをまかせて、自転車で平野町交番に行き、ママが見つかったことをお巡りさんに伝えると、本当に心配してくれていたお巡りさん、ほっと安堵。よかったぞ。

マンションの前では、浅井さんも心配して待っていてくれている。
「どこ行ってたんや」と怒られてるママ。
9時から10時の1時間、ほんととんだ“朝の大走査線”になってしまい、皆さんに大変ご迷惑をかけてしう。

e0200261_1765753.jpgそよ風さんのお迎えには時間があるので、喫茶バルファンで、ママがかねてより食べたいと言っていた卵サンドのモーニングを食べることにする。
ママはまだ、泣きべそ状態である。

で、理事長もやって来て、「おしっこしたかったのに、ずっとあんたを探していて、もれそうやったわ」。

「え〜、でも私、悪くないもん。誰かがあっこに迷惑やからどこかに行きって言ったから、出て行ったんです。でも、どこにも行くとこないしぃ〜、結局この子の世話にならんといけないんですぅ。ウェ〜ン」
「ええから、泣かんでいいから、モーニング、食べなさい」。
「はい。わぁ〜、これ、美味しいわぁ」
「はいはい。食べなさい。そよ風さん、迎えに来てくれるから、行っておいでな」
「はい。行っていいの。私、あそこ、大好きやねん」
「はいはい。しゃべってばかりいないで、食べなさい」。

「それにしても、足、早いなぁ。たったと歩かれて、ついていかれんかったわ」
「普通の時は、年相応のヨタヨタ歩きなんですが、悪魔モードになったら、スタスタ快速になるんですよぉ」
「私、なんも悪いことしてないよぉ。どっかのサラリーマンの人が、これ、お食べって、アンパンをくれてんよ。みんな優しいわぁ」
「そやっ、このへんは優しい人ばっかりやんねん。だから、迷惑かけたらあかんやろっ」
「迷惑なんかかけてません。この子が怖いから、逃げてたんです。トイレに行ったスキに逃げるんです。あっ、うんこちゃんやなっ、今がチャンスやって逃げるんです。この子は猪やから、私はウサギちゃんやから、ピョコピョコ逃げるんです。でも、すぐ捕まって怒られるんです。今は、おたくさんがいるから怒らないけど、二人になったら、すごく怒られるんです。昨日から、ずっと何にも、食べさせてもらってないんです」。
と、ちっちゃい子のへ理屈みたいなことばかり言うママリン。

e0200261_1775527.jpgしゃべりながらも、モーニングのヨーグルトをサラダにかけて食べている。
「こぼすでぇ〜。口を前に持っていって食べなあかんやろぉ。そうそう、そうしぃ」
次は店内の鏡を見て、なんか知らない人に見られてると不思議がる。
「これは、鏡やん。ちょっと手をあげてみぃ。ほらほら、あんたやろぉ」
と、とことん優しい理事長。

「うちの鏡を見ても、誰かいる、誰かいるって、うるさいので、私は幽霊かお化けが来てるのっ、て言ってしまうんです。もぅ、じゃまくさいから…」

で、お迎えの車が来て、何ごともなかったように、ご機嫌でそよ風さんに出発。
ほんと、みなさん、いろいろお手数かけてしまって、すみませんですです。

で、とんだ「朝の大走査線」のことは、全く忘れて、ケロッとママが帰ってくる。
マンションの住人のお姉さんに、「おかえりなさ〜い」と、声をかけられ、「このマンションの人は綺麗で、優しい人が多いなぁ。汚くてヘンなんは、あんただけやん。みんなまともな方ばかりやのに、ガラッパチで、キチガイなんはあんただけやわ。もう少し、上品にならんかなぁ」。
あんたに言われたくない、と思いつつ、「そうですねぇ」と答える。

e0200261_12181494.jpge0200261_12182816.jpgさっさと夕飯にして、ししゃものフリッタとバラバラになった野菜のフリッタ、豆腐とワカメとタマネギのサラダ、2日前の残りのサンマの刺身のカルパッチョ。

おかずの数が多いと、少しは食事に時間がかせげるのだが、私が1/3も食べてないのに、ごちそうさまとなり、自分の食器だけ洗いだす。

で、もぅ退屈で、6時に、ちょっと散歩のお出かけ。
たぶん、平野町交番に行っているのだろうと、迎えに行こうかと思っていたら、やっぱりお電話。

迎えに行くと、「ウェ〜ン、あっこちゃ〜ん。あんたとこにおらせてぇ〜。あんたとこが一番いいいぃぃぃ、ねぇぇぇん。ウェ〜ン」。
そのあまりに無邪気な泣き顔に、「ほんなら出て行かんといたらいいやん」と言いながら吹き出す。

「20分ほど、ここでしゃべっていましたよぉ」だそうで、どうも、またまたママは結婚できない不憫な私のことをしゃべっていたような、なんか雰囲気でそんな感じがする。
だって、お巡りさん、笑いをかみ殺していたような、そんな感じだったのだ。
「どうも、食後の交番が定番になってしまったようで、すみません」
「すみませんでしたぁ。迎えに来てくれたんで、もう、帰りますぅ。でも、また来ていいですかぁ」
「はいはい、来ていいよ」
で、交番を後にする。

e0200261_12353052.jpg帰りにジャパンに寄って、私はタバコ、ママにはジャイアントチョコアイスを買う。
家に帰って、「わぁ〜、こんな美味しいもん、食べたことないわぁ。さすが、食い道楽の大阪やなぁ」と、終わりよければ全てよしのママリン、歯を磨いて就寝。

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本日の家出:2回(平野町交番)
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by asayosan | 2011-09-24 17:02 | 今日のママリン

9月23日(金)食後の平野町交番がすっかり定番になってしまい、お巡りさんごめんなさい。

あれあれ、昨日の朝のことは、もう忘れている。
忘れているということは、平穏な朝だったのだろう。

素晴らしい秋の日だったので、こぼれ陽が入るテーブルで読書の秋。
あまりにも気持ちがよかったので、ずっと家にいて何もしなかった幸せ。
実は、こぼれ陽マニア、日射しフェチなので、窓際になんとか植木を並べて、家の中にこぼれ陽が入るように工夫している。
やっとやっと、秋の長細い日射しになってきて、思うツボなこぼれ陽が、朝は北窓から、昼からは西窓から入ってくるようになった。なんという贅沢。

で、そんな幸せな1日の最後を飾る、ちっちゃいハードルのママが帰ってきた。
すぐに、夕食を作るが、ママにはジェフたちのブラッシングを頼む。

e0200261_15374285.jpge0200261_15375974.jpgメニューは、賞味期限が地近づいたチルドのギョーザ、ニラと人参の千切りを入れてチーズを乗せた洋風卵焼き、ずっと温め直しているので、だんだん美味しくなったきたラタトゥイユ風スープ。

でも、ママほど食べながらマシンガントークができる人はいないのではないか。
また、私が口に何か入っているタイミングで、何かを質問する間の悪さは、天下一品である。
ちゃんと噛めなくて、消化不良になりそうであるが、ママはさっさと食べて、洗いもんをしだしたので、そこからやっとゆっくり食事である。

今回は、油ぎったフライパン2個にボールにまな板、次々食べ終わる皿の片付けで、けっこう手間取っているのが助かり、ビールの次は冷や酒を飲む。

で、用事をすますと、「ちょっと散歩に行ってくるわ」。
しばらくして、平野町交番から電話。

迎えに行くと、「ウエ〜ン、あっこちゃん。迎えに来てくれたん。もぅ、あんたとこしかいるとこないねん。お願いやからぁ、おらせてなぁ〜。グッスン。怖い家から、逃げてきてん。あんたとこが、いいねん。ウエ〜ン」と、涙を流して哀願。
「ほんなら、出ていかんといたらいいやん」に、お巡りさんも苦笑。

やはり、交番に行くことで、気分の切り替えをしているようだ。
でも、自分で言うのはなんだが、ご飯と作っているあっこちゃんも、そんなに悪い子ではないのだが…。ガミガミ言ったら百倍返しされるので、そんな墓穴を掘るようなことはしてないのだが…。

かえり道、またまた、ダブルあっこちゃんの言い訳をはじめる。
「あんなぁ〜、あそこの家はイヤやねん。ご飯は食べさせてくれるけど、たいしたもんは出ないのに、偉そうにされるねん。あんたとこに来たこと、うまく言うといてなぁ。こっちに泊まるって、あんたうまく言ってくれるよなぁ」
「こっちの家もあっちの家も、一緒なんやけど、まぁ、いいわ。こっちに泊まったらいいやん」。

で、家に着くが、
「あれっ。ここ、さっきの家と一緒やん。あの怖い女は帰ったんかなぁ」
「そんに怖くないやろぉ。夜はちょっと静かにしよなぁって、言ってるだけやん。ガミガミうるさいのはママやろぉ」
「そんなことないっ。私は一言もしゃべってないのに、ガミガミ怒られるねん」。

ウソつけ、であるが、「あっ、そう」と流して、着替えて寝てもらう。

奥のテーブル席で、麻雀ゲームをして遊んでいたら、ママが起きてきて、
「なぁ、あの怖い女、いないけど、あんた、追い出したの」
「追い出してはないけど、ママがいないと思うなら、いないんやろぉ」
「あんた、真剣の考えてよ。そんなわけわからんこと言わんと、ちゃんと出て行ったんやろうかぁ。あんたがムチャに追い出したら、後で仕返しされるでぇ」
「大丈夫。仕返しされてら、返り討ちにするわ」
「あんた、強いなぁ。こんな大きな家で一人で住んでたら、強くならんとしゃぁないもんなぁ。ほんなら、あんたに任せたでぇ。私は寝るわ」
「はい。おやすみなさい」。

で、静かな秋の夜を取り戻す。

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本日の家出:1回(平野町交番)
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by asayosan | 2011-09-24 16:05 | 今日のママリン

9月22日(木)猛烈に機嫌が悪かったのに、バーデビューで絶好調のママリン。

今朝もギリギリまで寝て支度をすると、管理人室に向かったママ。
管理人さんの浅井さんを、またまた私の恋人と勘違いして話を進めていたようで、もぅ笑うしかない笑い話。
「浅井さんは結婚してるやん。孫までいるわ」
「そうやなぁ。いい人はみんな結婚してるわなぁ。あんた、残念やったなぁ」。
と、慰められる。困惑。

で、喫茶バルファンの前で、いつもお迎えのバンを待っているのだが、バルファンの店の前には写真入りのモーニングのメニューを飾っていて、「なぁ〜、いっぺん、これ食べてみたいわぁ。連れて来てえなぁ」というのも、毎朝の恒例。
で、「ママが早起きしたらね。いつもギリギリまで寝てるやん」と言い返すのも恒例。

しかし、今日はママがこんなことを言い出した。
「あんなぁ〜、ギリギリまで寝てるのは、あんたが起こしてくれるからやねん。人に起こされるて起きるのは、すご〜く気持ちがいいねんよぉ。私はずっと一人でいたから、起きなあかん、寝坊したらアカンって、気が張ってたやろぉ。今はあんたが起こしてくれるから、そのぉ、なんていうかぁ、人に起こされるのはいいなぁ〜と思って…。だからあんたに起こされるまで寝てるねん。誰かに起こされるのは、幸せな気分になるのぉよぉ。母さんに起こされているような気になるんよぉ」。

まるでNHKのおたよりコーナーで読まれそうなヒューマンなエピソードを披露したママ。
人によっては、ここでホロリと涙ぐむかもしれないが…このような“ほのぼの話”“深いい話”のセンスがゼロな私。
「ほんなら次は、どなり取らして起こしてあげるわ」。
「それでもいいんよぉ。お布団をぱっとはがされて、足で蹴られても、朝、誰かに起こしてもらうのは、いいもんなんよぉ〜。コラッ、起きなさい!って、言って欲しいわぁ」。
と、めげずにほのぼの路線。

で、お迎えのバンが来て、仲良しもおばあちゃんたちとキャキャと挨拶して、昔の乙女たちはそ風さんに出発する。

今は夜の10時。
今日はなかなかオモチロかった。
ちょっと、いや、今もカンパリロックを飲んで結構に酔っぱらっているのいで、つづきは明日、書こう。
台風にも耐えたようで、ヤモリちゃんがチッチッと鳴いている。
台風前に、ちっちゃい植木鉢を横にしたものをおっきい植木鉢に仕込んでみたが、お役にたったのだろうか。
ネグラを確認しようと、そ〜っとベランダに出てみたら、ジェフがついてきた。
素晴らしい夜。素晴らしい夜とは、秋か春の限定であるように思う。

ビールには飽きて、なにか違う飲み物を模索する秋。
秋とは、そんな季節である。

e0200261_1539435.jpgで、夕食に戻って、サンマの刺身、ラタトゥイユ風スープ、ゴーヤチャンプルのメニュー。
ゴーヤチャンプルは、豆腐の代わりに薄アゲを入れてみたが、香ばしくて濃が出て、大成功。

で、今日はママに出て行かれないように、ラタトゥイユ風スープの野菜を炒めスープをかき回してもらったり、お運びのお手伝いをしてもらう。
お手伝いを頼むとウキウキと「はい」とお返事をしてよく動く。

よく働いたのに気をよくして、また濱寿司に働きに行きたい、お店がしたい、ここでなにか商売をしようと、飲食業への思いを語るが、今の水商売の過酷さを説明し却下。

で、私は晩酌を日本酒にする。冷やで2合いってしまう。

e0200261_1545426.jpge0200261_15445431.jpge0200261_15451462.jpg























で、自分の食べた皿はさっさと洗って席に戻ると、こんなつまらなそうな顔。
食べ終わると退屈になるママ、テレビも見ない(ニュースやドラマは理解できない)ので、な〜んもやることがなく、「帰ります」と、荷造りをはじめる。

ただ、この荷造りも、ママの私物入れのカゴのものを全部カバンに詰めるだけで、まったく意味不明。
で、6時に出て行きました。

e0200261_15571570.jpgで、7時4分に天満警察から電話。
ちょうど1時間の行方不明。行方不明の時間が長くなっているのは、それだけモヤモヤがおさまらないせいだろう。
やっぱり、悪魔周期の片鱗がチラホラ、ホイである。

自転車で迎えに行くが、半袖ではちょっと寒い気候である。
秋、秋、秋だぁと、酔い覚めの中之島を突き抜ける。

天満警察でポツリンコと座っていたママ、私の顔を見ると「あ〜、迎えの来てくれんなぁ。あ〜、よかった」と素直に帰ってくれる。

婦警さんも、「記録を見ると、よく来てはるんですね。電話番号を書いた紙が入っていたので助かりました」で、「こちらこそ、度々お世話になります」で警察を後にする。

秋風が吹き出すと、ほのかに光る街の風景が美しい。
もう1軒、飲みに行きたい気分である。


e0200261_16133859.jpgご近所のフレイムハウスに寄る。
昭和の風情にあふれる店内で、ママは、「こういう店は大好きやわ」だそうだ。
甘いあんずのリキュール、アマレッタとかいうカクテルを飲んで、「これも、美味しいぁ」とご機嫌。

ただ、パンが食べたいとゴネだして、気をきかせたみさこママが、ぶどうやチョコや、お客さんの差し入れの甘栗などを出してくれて、ママ、ボコボコと口に入れる。

e0200261_16172246.jpg店にはヤッコマン改め本町靭嬢がカウンターに入っており、久々の再会。

ママが兎年ということで、干支ソング『卯』をライブで歌ってくれる。
彼女に歌は、YouTube珍曲集で、ぜひお聴き下さい。

お客さん全員で、『卯 地獄耳』のペッタンタペッタンタ手拍子をするが、隣同士で手を叩いてのなかなかリズム感を要する手拍子にもママはついてきて、84歳とは思えないキレを見せる。

引き続き干支ソング『タイガースを密やかに応援する歌』も聴かせてもらい、その垢抜けた歌詞に感嘆する。

ママは、隣に座ったお兄ちゃんと意気投合。
「私、こんな店がしたいんです」と水商売の思いを語りはじめる。
「こんなおばあちゃんがカウンターにいる店なんか、面白くないよなぁ」の私の発言に全員からブーイングが来て、調子にノッたママは、
「そうですよねぇ。若い人には若い感性があるかもしれませんけど、私らにはあなたがたの何倍もの経験があるんです。そんなお話なら、いくらでもさせて頂きますよ。たぶん、皆さんの知らないことが多いと思いますら、昔の話も大切なんです。この子は幼稚やから、そんなことがわからないんです」と、雄弁に語り出す。

e0200261_16243824.jpge0200261_1624512.jpgで、2時間近くバー遊びをしたママ、帰り道で、
「あ〜、楽しかったわ。あのお店、楽しいなぁ。また連れてきてよ。なんでこんな近くやのに、連れてきてくれへんかったんよ」とたいそうお気に入った様子で、「はいはい、ここならいつでも連れて参りますよぉ」。

と、秋の入り口の、秋の夜遊びを、ママ連れで、そこはかとなく楽しめた、秋の夜。

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本日の家出:1回(天満警察)
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by asayosan | 2011-09-22 13:37 | 今日のママリン

9月21日(水)お店からプイっと家出の、1時間の行方不明。

今朝もギリギリまで寝ていたが、準備完了すると、管理人室でおしゃべりして、元気にさくらさんに出発。

で、さくらさんはお帰りが4時と早いので、すぐに夕食というわけにはいかず、散歩にでも行こうかと思っていたが、帰ってすぐに、「ここはどこやの? 誰の家やの? なんで他人の家におらなかんのよ?」と、自ら暴走をはじめ、2つのカバンに私物をギューギューに詰めて、出て行ってしまう。

しばらくして平野町交番から電話があり、迎えに行くと、「なぁ、あんたとこに泊めてもらっていい?」。
勇んで出て行ったものの、泊めてもらえるアテもなく、結局はいつもあっこちゃん頼りなのを、毎日毎日毎日繰り返していて、少しは学習して欲しいものが、これがダメダメなのが認知症。
お母さんが子供に「宿題しなさいっ」と毎日言っているのと同じであると割り切る。

で、そのまま散歩に行くことにするが、荷物が重いので歩きたくないそうだ。
カバンの中に、詩吟の本を10冊ほど詰めていて、確かに重い、持ってあげる。

e0200261_12274446.jpg近所を一周するが退屈そうなので、カフェバーでベーグルサンドの早い夕食にしたのが5時。

私はファッション雑誌を読みながら、ママのおしゃべりを上の空にできるし、ママはパン食の方が好きで喜ぶので、ラクチンな店なのである。

「なぁ〜、私、あんたの世話になってばっかりで悪いんで、濱寿司さんとこに働きに行くわ。四貫島に行ったら、神崎先生もいるし、お浜のおばさんもいるし、なんとかなるわ。この電車道をまっすぐ歩いたらいいんやろ。ほんなら、帰ろうかなぁ」
と、勝手に今から帰る算段をし出したので、
「濱寿司さんは何回も行ってるやん。ママ、若い人ばっかりやったんでビビって入れんかったやん。ま、不況の世の中やから、土下座するぐらいの覚悟で、働かせくださいって、頼んでみぃよ。自分が何ができるのか、何が得意なんか、ちゃんとアピールでなあかんよ。歳を取りすぎているというデメリットがあるんやから、よほど頑張らな、たぶん、あかんわ」
「そんなことない。私の顔を見たら、絶対雇ってくれるって…。なぁ、この道、まっすぐ歩いたらいいんやな。さっそくお願いしてみるわ」
「そんな、今から突然行っても、忙しい時間帯に行くのは迷惑やで。ちゃんと事前に電話して、アポとってから行きなさい」
「いいや。大丈夫です。あそこは大丈夫やねん」
「年寄りのくせに、相手の迷惑を考えんと、自分のことばかり押し付ける子やなぁ。やめときなさい。今から飲食は一番忙しいんやから。相手にしてもらわれへんよ」
「わかりました。相手にしてくれるかどうか、今から行ってみます。ほな、さいなら」
「待って、待って。ママのカバン、持っていきなさい」
で、重いカバンをママに持たせて、早めのダウンを期待する。

出て行ったのが6時。
残りのビールを飲んで、お勘定をして、堺筋を南に歩いてみるが、姿がない。
すぐあきらめて、家で待つことにするという、すごい横着をかましてしまう。

なんとなく、そろそろ悪魔ちゃん周期に入ったような予感もあるので、後ろをつけたら、何時間もの徘徊になりそうな予感も…。

7時18分、安土町交番から電話。
自転車で迎えに行くと、お茶を飲んでくつろいでいるママ。
「おばあちゃんとこの電話番号は、もぅケータイに入れてるから、大丈夫ですよ」と、お巡りさん。
ただ、私が迎えの来られない場合、ヘルパーさんか誰かを頼めるようにしたらいいとアドバイスをもらう。
何か事件があると、すぐに出動しなければならいので、おばあちゃんを一人、交番に置いておくことはできないそうで、それはもちろんそうである。
お巡りさんにはお世話になり過ぎているので、電話が来たらすぐに駆けつけるようにしているが、今はいいが、ギャラリー開催中は、やはり何か考えなければいけない。

で、8時頃帰って、ネグリジェーに着替えたが、ソファに座ってウチワでパタパタしている。
テレビを見ていた私を無視して、ママはただ黙ってウチワでパタパタしている。
30分ほどそうしていたが、
「すみませ〜ん。寝かせていただきたいんですがぁ…。私のお布団はどこでしょうかぁ」。

おっと、どこに寝たたらいいか、分からなかったのか。
「これは、これは、申し訳ありません。ソファの裏の、手前のお布団で寝てください」
「はい。分かりました。それではお先に、寝かせていただきます」

本当に自分のお布団の場所を忘れてしまったのか、それとも気兼ねして寝るのを勧めてもらうのを待っていたのか、どっちなのかは不明だが、30分の黙りは、新しいパターンであった。

でも確実に、悪魔ちゃん周期に入ったような気がする。
なんのきっかけもなく、突然に、自分のモヤモヤを吐き出している。
心づもりの覚悟はしておこう。

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本日の家出:2回(平野町交番、安土町交番)
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by asayosan | 2011-09-22 12:37 | 今日のママリン

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