ボケリン・ママリンの観察日記

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10月30日(日)原発について語り、GOZOでピーナッツをひたすら剥くママリン。

今朝も、8時半に起きて、ヤマザキの薄皮アンパンを2個ほおばって、幸せいっぱいにそよ風さんに出発。
歳をとると、どんどん早起きになっていくというが、早起き三文の得は、私だけの特権にしておきたいものである。

5時にそよ風さんから帰ってきて、ヤマザキの薄皮アンパン1個のおやつで幸せ一杯になったママリン、「ギャラリーで店番してるから、退屈になったら上がっておいでやぁ」と声をかけて上に行く。

しばらくして、「なぁ〜、私も見せてもらっていいぃ」とギャラリーに来たママ、いつのまのかウルトラマンパジャマに着替えていたぞ。
本日も、1枚1枚のポスターをじっくり読んでいる。

常連の永田カップルが来てくれていたので、私らはビールを飲み始めていて、ママはクッキーとお茶で、原発、放射能に、中国、北朝鮮の核実験の話をする。

「これは、もっとたくさんの人に見て欲しいわぁ。偉い人も見たらいいのにぃ」
「偉い人って、誰よ」
「軍の関係者やん」
「お母さん。これは軍は関係ないです。電力会社に見せるもんです」
「そうかなぁ。こんな綺麗なポスターやなくて、爆弾で血みどろになった人の写真を載せたら、効果あるのにぃ」。
ママにとっての放射能とは、広島、長崎の原子爆弾に結びつくのだろう。

で、6時を回ったところで、「さっ、そろそろ帰るわ。ジェフがお腹すかせてるわ」と言い出すが、「僕はここにおるやん」とジェフがばあちゃんに甘える甘えるで、気分はジェフに集中するが、ジェフがギャラリーからいなくなると、また、「猫が心配やわぁ」と言い出し、みんなで「ジェフ、ジェフ、上がっておいでよぉ」と呼んで、ジェフにママを託す。
ジェフ君、律儀にママのそばに付いて甘える甘えるで、事情をわかっている猫である。

クーはギャラリー猫であるが、ジェフは介護猫なのである。
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e0200261_13573553.jpge0200261_1358497.jpgギャラリーを閉めて、隣のGOZOに行ったら、またまた永田カップルと遭遇。一緒に飲む。

GOZOに来たら、ママは殻付きのピーナッツを剥くのに夢中になる。
ママのピーナッツ好きを知ってか知らずか、大盛りにしてくれたので、剥いては食べ、剥いては食べしているママ。
一人孤独な作業に没頭し、私らは純粋な酔っぱらいにつき進んで行く。

で、GOZOの新作、スペイン風魚介のスープパスタがものすごく美味しい。
先日作ったパスタ入り豆乳鍋も成功したので、パスタ入りのスープ鍋を研究してみようと思う。

ママは、ピーナッツの食べ過ぎでお腹一杯になったみたいで、アンコウとキノコの米料理はお持ち帰りにする。
が、別腹で、デカプリンとコーヒーをお召し上がりになりフィニッシュ。

9時頃までママも機嫌よく、酔っぱらいにつき合ってくれてラッキー。
家に帰り、バタンキューで寝はる。

本日も平野町交番に行かない記録を更新する。
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by asayosan | 2011-10-31 14:23 | 今日のママリン

10月29日(土)いろんな知識がクロスオーバーのママリン。

今朝も程よいお目覚め時間で、元気に出かける。
下に降りてみると、管理人室で浅井さんとちゃべくっている。
大きな声で、「いってきま〜す」で最敬礼。

本日より、『脱原発ポスター展 in北浜』(10月29日~11月5日14:00~19:00)がスタート。
第一号のお客さんは、うちのマンションのご家族。
千葉県から、放射能から逃れるために移住してきたそうで、こんな身近に当時者がおられるとは…。
脱原発問題に関しては切実で、あっち方面の不安な状況を語られ、なんやかんや言っても、私ら大阪人とは、大きな温度差がある。

で、骨の髄まで、脱原発派の闘士である。
子供を守る母親たちが、これからの社会を変えていくのかもしれない。
ママ・テロが時代を変えるか…。

ママが5時半に帰って来て、いっしょに店番する。
「あんた、ようこんなたくさん、絵、描いたなぁ。えっ、違うの。へぇ〜、原子力はあかんよなぁ。広島に原爆落ちた時も、悲惨やったわぁ。えっ、福島で放射能が漏れてるの。えっ、今のことやのん。えっ、みんな逃げて来てるの。へぇ〜、知らんかったわ。えらいことになってるやなぁ」。

で、ひとつづつポスターを読んでは、感想を述べる。

「なぁ〜、私、明日、どこに行くんやったけっ。そよ風さん。お金、いらんの。国が9割、出してくれるのぉ。でも、私、ここの民族になってないのに大丈夫やのぉ

ママはちょっと日本語もおかしくなってきたが、意味は分かるので、「ここの籍に入っているから、大丈夫」と答え、介護保健法の簡単な説明をする。

「へぇ〜、老人になったら、みんなそよ風さんに行けるのかぁ。そんな大きいことは、国の仕事やなぁ」
「お〜、よぅ分かってるんやん。偉いやん」
「当たり前やん。そんなことは、ちょっと考えたら分かるわ」
だそうである。
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e0200261_1103264.jpge0200261_1111195.jpgギャラリーを閉めて、7時からの遅い夕食。

まだまだ余っているグラタンにちょっと味噌を混ぜて、ママには玄米を混ぜたドリア、私はチーズを追加した普通のグラタン。

「あんなぁ〜、今日、学校でケンカがあってん。女同士がすごく言い合っていたわ。私がケンカ? アホ言わんといて。私はケンカなんかせぇへんよぉ。目立たないように、大人しくしてるねん。アホな子ばっかりやろぉ、私、相手せんようにしてるんよ。でも、面白いよ。ちゃんと勉強もさせてくれるし、お昼ご飯、食べさせてくれるしなぁ。美味しいよ。私ら、もぅ歳やから、そないに沢山食べられへんけど、少しづつ、いろんなおかずがあるねん。あんなんがいいわぁ。みんなでワイワイ言うて食べるねんよ。うちのあっこも料理が上手いって言ったら、いいなぁ〜、今度食べさせてぇ〜って…。えっ、呼んでいいの。ほんなら、こんど招待するから、安生してなぁ。わ〜、みんな喜ぶわぁ。
明日、どこ行くの? そよ風さん。え〜、明日も行っていいのぉ。でも、遠いやろぉ。えっ、車でお迎え来てくれるの。そんなん、悪いやん。えっ、送り迎え付きやのぉ。国もいろいろ、ちゃんとやってくれるんやなぁ。で、どこに帰ってくるの。ここ。え〜、またここに帰ってきていいんやね。あ〜、うれしっ。えっ、ギャラリーの店番、手伝うの。いいよ、いいよ。手伝うわ」。

ママの話を聞きながら、テレビを見て、クーがなでなでしろとギャ〜ギャ〜言うのをなだめる。
一人三役ができるようになった。

でも、最近なかなかご機嫌のママである。
天使ちゃんモードの周期に入ったようである。

8時になったので「そろそろ、寝ぇやぁ」と言うと、「こんな早い時間、まだ寝られへんわ」。

せっかくパジャマの着替えていたのに、洗いもんをしてる間に、また服に着替えてる。
「ママ、ママ。服着て、どうするんよ。パジャマ着て、寝てよ」
「あれ〜、これ、明日に着ていく服かと思ってたわ。なんや〜、こっちがパジャマかぁ」。

で、着替えて、「ジェフ〜、ジェフ君、寝んねするよぉ。ちゃ〜ちゃんとこにおいでぇ」と、ジェフを抱っこしてお布団に入る。

今日も平野町交番詣ではなし。
記録更新中。

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by asayosan | 2011-10-30 11:31 | 今日のママリン

10月28日(金)ちょっと疲れたぐらいが丁度いいママリン。

今朝も程よい時間に目覚めてくれたので、お迎えの電話があった後、一緒に下に降りる。
ママの起きる時間で、私の朝のドタバタが左右される。
寝てるなら 起こすまで起きるな ホトトギス、である。

そよ風さんから帰ってくると、「あんなぁ、私、もうあそこ辞めようと思ってるんねん。しんどいわぁ。今日は1日中、歩かされたんよぉ。もう、疲れたわぁ」
3日前の、市中引き回しの散歩の記憶が今頃蘇ったのだろうか。
どちらにしても、10時間の歩きのお疲れが出てきているのだろう。

e0200261_1438442.jpge0200261_14382552.jpg夕飯は、またまた豆乳鍋。
チキンスープ味にしたので、半分に折ったパスタも入れたスープ鍋である。
これだと、洗いもんも少なくてすむので、ラクチンだ。
とか言いながら、洗いもんはママがしてくれる。

「あ〜、お腹いっぱいになったわぁ。あんたの料理は野菜がいっぱいやからいいわぁ。いつもいつも、すまんなぁ。ゴメンやでぇ。ずっと世話になってばっかりやなぁ。私、もぉあっちの家に行くのはイヤやねん。ここに居たいねんよ。あんたは迷惑かもしれんけど、ゴメンやでぇ。私のために作ってくれてるんやろぉ。ほんま申し訳ないなぁ。私、もう一人で暮らすのはしんどいんよぉ。ここにおらせてなぁ」。

と、今日は“ごめんなぁ、すまんなぁ 申し訳ないなぁ”の謙りの詫びばかり言い出すママ。
しかし、私はこれを言われるのが一番嫌いなのだ。

「あんなぁ〜ママ。日本語の使い方、間違ってるわ。ごめんなぁ、やなくて、ありがとう、でしょうが…。美味しかったわ、ありがとう。これでいいねん」
「うん。わかった。ありがとう」
「そうそう。それでいい。別にママがいなくても、私一人でも夕飯は作るんやから、普通に食べといて」。

と、機嫌よく食事が進んでいたのに、「やっぱりあんたとこに世話になれれへんわ。この近所で一番近い親戚はどこやのん。康子姉ちゃんとこ。ちょっと電話してみてくれへんかなぁ。今から行っていいか、聞いてみるわ」。

で、電話をする。
「あ〜、康子ちゃん。今なぁ、あっこのとこに世話になってるんやけど、悪いなぁと思ってなぁ。えっ、悪くないの。おっていいの。でも、子供たちがいるやん。あの子ら大丈夫かなぁ。大丈夫やの。えっ、あっこに代わるの。ちょっと待ってや。あこちゃん、康子ちゃんやわ」。

で、電話を代わり、いろいろお互いの近況などを話していたら、退屈になってしまったママ。
そ〜っと、出て行く。

で、平野町交番に迎えに行くと、来てないそう。
マンションに戻り、エレベータが開くと、ママが出て来た。
「あっ、あんた、どこに行ってたんよ。家に誰もおらへんよ」
「ママを探しに行ってたんやないの。さっ、帰って寝よか」。

今日も行き違いになってしまったようだで、私が探しに行かなければ、自力帰還していたはず。ソンしたぞ。
もう、ムダは動きをするのはやめよう。

で、7時にはお布団に入るが、何回も「なぁ、ここ、おトイレ、どこにあるのぉ?」と起きてくるが、「あっち」と指を指すだけ。

本日、Facebook デビューをしたので、パソコンにかじりついて、いろいろ操作をしているが「あかん、わからんわぁ」状態。
お友達第一号は、ポップなポルノ写真家・横山こうじ氏、次が無農薬農家・原田ファームの菅原玲子さん。
これをきっかけに、お友達リクエストが届き出し、なんとまぁ 不思議なことよ ホトトギス。

で、珍しく12時まで夜更かしして、ママもその頃に最後のトイレに行って、二人共就寝。

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by asayosan | 2011-10-29 15:21 | 今日のママリン

10月27日(木)ママなりの幸せのストーリーで、平野町交番に行かなかった夜。

程よい8時半に起きて、順調に朝の準備。
この冬おニューのからし色のニット、ズボン、上着をソファに並べて、「これ、着てね」。
「あれ〜、私、こんな服、持ってないよぉ。えっ、私のやのん。へぇ〜。でも、そんなおしゃれせんでもいいよぉ。みんな汚い格好で来てるのにいぃぃ。こんな服に気を使ってるの、酒井さんだけやって言われたわぁ。娘がしてくれるんですって言ったら、いいなぁぁぁって…」
「いえいえ、皆さん、おしゃれさんです。それに、別におしゃれしてるわけじゃなくて、気候に合った服を選んでるだけなんで、着てください」に、「はい」。

e0200261_16101956.jpgジェフのブラッシングをして、抱っこして、キスをしまくって、「ほんなら下で、待ってるわ」。

で、下の管理人室で、浅井さんと理事長としゃべっているママリン。
「なぁ〜、あっこちゃん、私、60キロぐらいあるよなぁ」
「う〜ん、44キロぐらいとちゃう」
「ほらみてみぃ。そんなに肥えてないって…、なぁ〜」
「おかしいなぁ。私、ブーちゃんって言われるぐらい、太っていたのにぃ。この子が食べさせてくれへんから、痩せたんやわぁ」
「また、そんなこと言う。ちゃんと食べてるがなぁ」。
で、二人の投げキッスをして、そよ風さんに出発。

そよ風のラバコちゃんが、「こないだは、大変やったねぇ」と慰めてくれるが、結局は普通に仕事をして、ママをつき合わせて、なんとなくの結果オーライとなった。
結果オーライなら、なんでもいいのだ。

e0200261_15464570.jpge0200261_1547668.jpge0200261_15471822.jpg今日のメニューは、豚肉の甘辛焼き、ホウレンソウのサラダ、大皿のをバラしたグラタン。
こういうプチグラタンをたくさん作って冷凍しておけば便利かも。

ママはプチグラタンが美味しいそうで、銀紙まで舐める。

「なぁ、私、ずっとここにおっていいぃ。いいの。ありがとっ。あ〜、安心したわ。ホンマのこと言うと、かめちゃんとは一緒に暮らしたくないねん。あの子、キツイやろぉ。えっ、かめちゃん死んでるの。いや、おるやん。色の黒い、厚かましい女が…。うちの家にずっとおるくせに、食費もなんも出さへんのやでぇ。自分のお金は、びた一文も出さへんのよぉ。ほんま、えげつないよぉ。かめちゃんに、だいぶお金盗られてしまったけど、まだ少しはあると思うわ。あんた、全部使ってな。たいした額ではないかと思うけど、まぁ、許して…」。

キツイ女とは、私のことかと思ったが、色黒の女なら私ではない。
私は、色白なのである。
でも、ママはかめちゃんが好きなのか、嫌いなのか、わからないぞ。

「あ〜、でも、あんたにダンナさんがいなくてよかったわ。男の人がいると、やっぱり気、使うもんなぁ。あんたが一人やから、ほんま気楽やわぁ。父さんも、まぁ自分で勝手にやってるやろっ。男がいたら、ほんまじゃまくさいわぁ。えっ、父さん、死んでるの。ほんなら、なんも心配せんでもいいんやなっ。あ〜、よかったわぁ。気が楽になったわぁ」。

「今の学校も面白いんよ。私、優等生なんよぉ。みんな答えられへんことも、はぁ〜い、って手をあげるねん。酒井さんはなんでも知ってるなぁって、感心されてるんよぉ。あんたが賢いんで、いろんなこと教えてくれるから、私、アホの学校では一番なんよ。働いたら給料もくれるねん。たいした額やないけど、お給料は全部、あんたに渡すわ。あんた、お金の使い方がうまいから、まかせるわ。まぁ、それでなんとかして」。

いろいろツッコミどころもあるが、機嫌よくしゃべっているので、「あ〜そう」と返事をしておく。

食事時間は15分だったが、30分かけて洗いもんをしてくれる。
「ありがと」とお礼を言うと、「かまへん、かまへん。こんなことぐらい、やらせてもらわんとなぁ。あんた、その少し残ったグラス、飲んでしまいなさい」。

で、何回もテーブルを拭いて、その度に私のグラスを確認して、やっと空っぽになったのをうれしそうに流しで洗って、「はぁ〜、片付いたなっ。ほんなら寝かせてもらうわ」。

で、7時前には寝てしまったママ。

本日は、平野町交番詣でには行かなかったぞ。
感心、感心。

穏やかな夜。

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by asayosan | 2011-10-27 16:14 | 今日のママリン

10月27日(水)日本地図から説明しなければならない、新たな局面。

朝起きて、「ここ、どこ?」。
大阪と言うと、「ほんなら、門司に帰るわ。母さんとこに帰るわ」。
門司へは新幹線に乗らなければ帰れませんと説明すると、
「なんでやのん。大阪の門司やん。そこの電車道をまっすぐ歩いたらすぐやん」。
ママの頭の中では、とうとう日本地図も書き換えられてしまったようだ。

「ママ、自分の頭の中のことを信用したら、えらい目にあうよ。私は真実しか言ってないんで、私を信用しなさい。ママの記憶はもぉアンポンタンやねんから…」
「そうかなぁ。あんたとこは3日しか世話になってないのに、そんなに早く変わるもんかなぁ」
「もう、3年います。マンションの人みんなに聞いてみぃ。門司は九州にあるって、みんな言うわ」
「そうかなぁ」。
と、モヤモヤの頭である。

お土産の上等のアンパンを出しても、「あんたはキツイ子やっ」と文句ばかり言うので、
「私のことがイヤやったら、アンパン、食べんでよろしいぃ。せっかく出したのに、食べんといてっ」
「イヤやっ。もう半分食べたから、私のものです」。

しかし、さくらさんのお迎えが来るとニコニコである。
元気に出発。

e0200261_10283363.jpge0200261_10285729.jpg今日の夕食は、こないだの女子会で、みんなお腹一杯になり結局焼かなかったグラタン。

大皿で作っていたのを小分けして、ママのグラタンには玄米ご飯を混ぜてドリアにする。
すごく美味しいそうである。

自分が食べ終わると、「なぁ、母さんはどこにいるの?」。
「ママの身内は、みんな墓の中で、楽しくやってます。ママももうすぐ行けるから、楽しみに待っときぃな」
「なんや〜。私の身内はみんな死んでるんやなぁ。あ〜あ。なんか生きてるのがめんどくさくなってきたわ。もう、死ぬしかないなぁ」
「大丈夫、人はみんな死ぬから、ちゃんとお迎えが来てくれます。寿命は神様が決めてくれるんやから、大人しく、待っときなさい」
「あんたは、私を死なせたいんやな。分かった。ちょっとお巡りさんに相談に行ってくる」。

で、今日は寒いので、しばらくして探しに行く。
平野町交番では、お巡りさんはどなたかの対応で職務をしてはるので、会釈だけして近所を探す。

東警察署近辺を回って、マンション前に帰った来たところで、向こうからママが歩いてくる。
「あんた、どこに行ってたんよっ」
「ママを探してたんやんかぁ」
「なに言うてんの。私があんたを探していたんやんかぁ」

「はいはい、そうですね」で家に帰り、ママはパジャマに着替えて歯を磨く。

で、6時過ぎに平野町交番から電話があり、「おばあちゃん、帰ってきはりましたかぁ。娘さんがいなくなったって、言ってはりましたんで…」。
どうも行き違いになっていたようで、結局、お巡りさんに、いらぬご心配をかけてしまった。
家にいて電話を待つ方が、よかったかもしれない。

ママがもう少しゆっくり食べてくれたら、食後の散歩を一緒にしてもいいのだが、なんせ、すごい早食いのママ。
食事の楽しみというものを、分かっとらん。

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本日の家出:1回(結局、平野町交番)
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by asayosan | 2011-10-27 11:04 | 今日のママリン

10月25日(火)約10時間の間に、迷子になったり、アート鑑賞したり、韓国旅行ごっこしたり。

夜中に起き出して、玄関のドアをガチャガチャしている。
「父さん、父さ〜ん。もぉ会社、行ったん? おらへんやん。黙って行かんでもいいのにぃ。もぉ〜」。
しばらく家をウロウロしていたが、お布団に入る。

ここ最近は、母さん、ずえ姉さん、かめちゃんの門司の身内のことしか言わないのに、久々に正夫さんの登場である。
やっぱり昨日の霊は、紺色のちゃんちゃんこの正夫さんか…。
実は奈良の実家に帰った時、裏にボアがついた紺色のちゃんちゃんこを見つけ、ママの部屋着に持って帰ろうか迷ったのであるが置いてきた。
こういうことは、深読みしだしたらキリがないのだが…正夫さん愛用の品だったのかもしれない。

で、ご機嫌とまではいかないが、まぁ普通に起きて、いつものように、「下で待ってるわ」とお迎えの30分ぐらい前に出て行ったママ。

し〜か〜し〜、お迎えの電話があり、降りてみるといない。
管理人室にも、平野町交番にもいない。
そよ風さんの車には先に行ってもらって、後で電話することにする。

いつものコースを自転車で探すが、1時間経ったのであきらめて、家で待機にする。
その間、ママの行方不明は忘れて、普通に仕事をする。

で、12時30分に、東警察から電話がありました。
4時間の行方不明で遠いとこまで行ってると覚悟していたので、ラッキーである。
自転車ですぐに迎えに行く。

東警察署で、顔見知りの刑事さんに会い、「おばあちゃん、来てるの。えらい久しぶりやなぁ」と言われるが、「いえいえ、ここは久しぶりですが、平野町交番は、毎日お世話になってます」。

2階の生活安全課に行くと、石田さんと楽しそうにしゃべってるママ。
「迷子になりました」と自分で警察に来たそうである。
「今日は普通に話ができるわ。機嫌、いいわ」に、「ほんと、おしゃべりできて楽しかったです。こんなババァの相手していただいて、すみませんねぇ。あこちゃん、帰ろか」。

帰り道、「今のお巡りさんは優しい人ばっかりやなぁ。楽しかったわぁ」と、4時間も行方不明になっていたことはコロっと忘れている。

e0200261_14192661.jpge0200261_14195324.jpgで、昼時も過ぎたので、そよ風さんにはお休みの電話をする。

家に帰って、昨日の女子会の残りのベーグルのコロッケサンドの昼食を食べ終わって、さぁ、これからどうしたものかと思案する。
家にいてもどうせすぐ退屈になるし、すでに4時間は歩いているので出かけるにはお疲れなようにも思うし、だんだん機嫌が悪くなって悪魔モードになるのは目に見えている。

今日はギャラリーの催し『脱原発ポスター展 in北浜』のDM配布のギャラリー回りを自転車する予定だったので、一緒に行くかと誘ってみると、「行きたいっ」。
で、近所の老松町の画廊街をまわることにする。

難波橋を渡ったとこで、るこさんが言っていた中之島公園の大きなヒヨコちゃんに会う。
いろいろ店も出ているようだが、先に仕事を片付けてから寄ることにする。

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gallery H.O.T、gallery wks.、ギャラリー白、天野画廊、Oギャラリーeyes、乙画廊ほかを一緒に見て回るが、どの作品もいたく感動するママリン。
難解な抽象画もドンと来いで、胸を打つそうである。作家さんとも堂々と談話。
「私はこの作品が一番好きです。迫力があって胸に響きます」と素直な感想を述べるが、ママはどうも赤色を使った作品に惹かれているだけのような…。

「あんたと一緒にいたら、面白い経験ができるから楽しいわぁ。大阪はやっぱりすごいなぁ。こんな芸術が見られるんなら、もっと連れてきてよぉ」。
そんなにお目に合うなら、いくらでも、連れて行きますよ、ホトトギス、である。

で、雑貨店カナリアで、写真家・谷敦志氏に会い、「あっ、お母さん、お元気そうで…」。
大江ビルヂングでは、絵描き屋・狩集広洋氏に会い、「あっ、お母さん、お元気そうで…」。
ママはアート業界でも知り合いが多くなってきた。

他、ギャラリーを6件ほど回るが、ママは具象より抽象がお好みのようである。

大江ビルヂングで休憩して、トイレに入ったママ。
ママは外のトイレでは水の流し方が分からないので、私が後で流すのだが、見事なバナナが浮いていた。ママは元気だ。

老松町から1号線を西に向かい、扇町公園で休憩。
サッカーをしていたチビッコがボールを池に落とし、拾いあげるのにママの傘が役に立つ。
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e0200261_1545242.jpg天神橋商店街で猫のエサを買い、4時半に韓国料理屋さんに入る。
韓国歌謡が流れ、韓流スターのポスターが貼ってある店内で、店のお姉ちゃんたちは韓国語でしゃべりまくっていて、韓国に来た気分。
「なぁ〜、メニュー見ても、どんな料理かわからへんなぁ」
「私も、ほとんどわからへん。お姉ちゃんに聞こかぁ」
で、結局プルコギと春雨という一般的なものを頼む。

ママもなんとなく日本じゃない雰囲気が楽しいようで、帰ろ、帰ろと言わないのがいい。
私は隣の席の、美男美女カップルを眺めて飲む。
ママが「爪楊枝がないわ。爪楊枝が欲しいわ」と言い出すと、さっと出してくれた隣の美女。
優しい美男美女だった。

で、北浜まで歩いて帰ってもいいと言う元気なママ。
30分かけてブラブラ歩いて帰り、6時半に家について、すぐ爆睡。

でも、今日は朝の8時半から夕方6時半まで、食事中以外はほとんど歩いているママリン。
約10時間の間に、迷子になったり、アート鑑賞したり、韓国旅行ごっこしたり、刺激ある1日を過ごしている。
天神橋の上で撮った写真は、さすがにお疲れの顔である。
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本日の家出:1回(東警察署)
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by asayosan | 2011-10-26 15:42 | 今日のママリン

10月24日(月)女6人のバズーカトークに、ママのマシンガントーク敗れる。

e0200261_12194043.jpg昨晩の夜遊びのせいで、ぐっすり、しっかり、ジェフ君と一緒に朝寝坊のママリン。

私が世界で一番好きなのはクーだが、ジェフが世界で一番好きなのはママリンだろう。
で、ママが一番好きなのは、ヤマザキの薄皮アンパンだと思う。

お迎えの時間までギリギリになったので、「そろそろ起きやぁ」と起こすと「はい」。
この寝起きの良さも助かるのである。

今日は2時より、先月に夫を亡くした「泉谷千夏を囲む会」(仮題)が開催され、女子6人が集まる。
みんな30年近いおつきあいなので、言うことに遠慮がなく、昼間からワインがボンボン空き、しんみりさのない、大笑いのバズーカトークである。

しかし、りえちゃんが、「なぁ、この家に、霊っているぅ。今、紺色のちゃんちゃんこみたいなのを着た男の人が通ったわぁ」に、全員の鳥肌が立つ。
霊など見たことがないりえちゃんが、昼の日中に、リアルな人影を見たという、その後で、こんどはなおちゃんが、ベランダに白い影みたいなのが通ったと言う。
さらに、鳥肌。

紺色のちゃんちゃんこを着ているのなら、うちの正夫さん(ママの夫)であるが、紺色のダウンベストなら泉谷の夫である可能性があるそうだ…。
どちらにしても、私たちを見守ってくれる優しい霊。来て頂いて感謝である。

e0200261_12462736.jpgで、5時すぎにママも帰って来て参加。

しかし、女6人のバズーカトークに、ママのマシンガントークはSEMIとなり、お土産の上等のアンパンを食べて、6時ぐらいには、「お先に休ませてもらうわねぇ」。
昨晩の夜更かしがたたって、お疲れなんだろう。

私たちも2時から飲んでいるので、8時頃にお開きとなる。

本日は、ママの影が薄い。

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by asayosan | 2011-10-26 13:03 | 今日のママリン

10月23日(日)西本町交番デビューして、夜食の餃子で太る私。

今日は8時に起きて、朝食も食べて、機嫌のいいママ。
お迎えにはあと30分はあるが、「下で待ってるわ」。

お迎えの電話があり、下に行くと、花壇に座って詩吟の本を読んでいる。
「あっ、お迎え来たの。えらい遅いなぁ。ほんでは、いってきま〜す」と元気に出発。

ちょうど顔見知りのおばちゃんがいて、一緒にバイバイと手を振る。
「可愛いおばあちゃんやねぇ。明るいわぁ。明るいのが一番ラクやよぉ。ずっと見てたけど、楽しそうに座って待ってはったわ。えっ、1時間、待ってることもあるのぉ。大丈夫やて。年寄りは出かけるとなると、じっとしてられへんもんやの。早く待っときたいんよ。ここは人も犬も通るし、楽しそうに眺めてはったから、待たせてあげぇ。あんなにニコニコして、娘さんと暮らして幸せなんやわぁ。えっ、大嫌いって言われるのぉ。大丈夫やて。あの顔見たら分かるわぁ。おばあちゃんも、自分が幸せなんは分かってるんよ。ただちょっと、分からなくなるだけなんよぉ。たぶん、元々の性格がいいんやねぇ。意地悪で陰気なおばあちゃんやったら、大変やよぉ」。

う〜ん、確かに。
ママは根が明るく素直だし、ケンカしてもケロっと忘れるし(これは認知症のおかげか…)、喜怒哀楽のメリハリもハッキリしてるし(これは認知症のおかげか…)、アンパンや甘いもんを出すと機嫌がすぐよくなるし(これは認知症、いや口卑しいだけか…)、まぁラクチンではある。

デーのお迎えも、本人が楽しく待っているなら、1時間前でも待って頂こう。
1時間も待つのは退屈だろうと思うのは、私の考えであった。

デーから帰ってきて、エレベータの中で、
「あそこ、もうやめるわ。どこか働くとこ探すわ」
「別に働かんでも、アンパン食べて、そよ風さんで遊んで、夕飯作ってもらって、ジェフと一緒に寝といたらいいやん。この生活のどこに不満があるのん」
「だから、あんたに悪いなぁと思って…。明日、帰って、自分で暮らすわ」
「自分で掃除して洗濯して料理するんやでぇ。できるのぉ」
「あたりまえやん。ずっと主婦してたんやから、そんなん出来ます」
「ほんなら、今日はママが料理してよ」
「イヤやわ。なんで、よその家でせなあかんのよ。私は、お客さんなんやでぇ」。

e0200261_1223893.jpge0200261_1225018.jpgということなので、私が作りました。
厚揚げとゴボウとニンジンと竹輪の煮物、サーモンのカルパッチョ。

「あんた、こんなけ料理が上手やったら、ダンナさんになった人は幸せやろうになぁ。なんでダンナさんが出来へんのやろなぁ」と、ヘンな褒め方をしてくれる。

何遍も言うが、私は自分が食べたいものを作っている。
強いて言えば、自分の為だけなら酒のアテを量は少なめで何種類かを作っていると思う。
そういえば、昔の彼が言っていた。
「俺は酒のアテを作って欲しいんとちゃう。ご飯のおかずを作って欲しいんや」。

そういう意味では、今は極めて真っ当な、ご飯のおかずの料理。
6時頃には食べ終わっているという、理想的な夕食時間でもある。
ママのスケジュールに合わせているうちにこうなったという結果論である。

なのに、なのに、またまた出て行ったママリン。
せっかくパジャマに着替えて、寝る準備に入っていたのに、私がbs『江』を見はじめたら、退屈になってきたママ、「やっぱりここには泊まられへん。自分の家に、帰るわ」。

『江』を見終わって、『塚原卜伝』を見ていた7時21分に電話。
西警察署の西本町交番からである。
ここは、おニューの交番である。
パソコンでマップ検索したら、近いので自転車で迎えに行く。

はじめての交番と思っていたが、お巡りさんはママのことを覚えていてくれている。
昔、違う交番でお世話をしてくれたそうだ。

今でこそ、東警察管内がママの主な行動範囲となっているが、うちに来た当初の1年目は、それはそれは猛烈な徘徊を昼も夜もやらかしてくれた。
当時はまだ真面目だった私、こっそり後ろをつけていたりもしていたのでヘトヘト。
家でちょっと目を離したスキに出て行かれは、すぐに警察に捜索をお願いしていたという混乱ぶりだった。
ママには、“迷子になったら、交番に行く”をひつこく洗脳したおかげで、今は交番大好きなおばあちゃんになり、出て行かれても、どこかの交番から知らせが来るというパターンに、だんだん横着になってきた私。

たぶん、その当時は、西警察管内も相当にお世話になっているのである。

ママのカバンや持ち物には、これでもかというぐらい私の電話番号が書いてあるので、難なく私に電話してきてくれたそうで、「住所までは書かなくていいです。電話番号さえ書いていれば大丈夫ですよ」だそうである。

「でも、うちの母は、家は此花とか奈良とか門司とか、ムチャを言いますから、ややこしくならないでしょうか」
「大丈夫。おばあちゃんの言うことを、真に受けるお巡りさんはいないって。ちょっと話せば、ちゃんと事情はわかるんやから」。
さすがお巡りさん、認知症対応もプロである。いろいろに感謝。

e0200261_11332786.jpgママは迷子の仔猫ちゃん顔から、迎えに来てもらうとご機嫌となり、「なぁ〜、お腹がすいたわぁ。私、朝からなんも食べてないんやでぇ」を連発。
ちょうど王将の餃子があり、店に入る。

餃子2人前とミニラーメンとご飯とサラダのセット680円をひとつ頼む。
私は、餃子でビールを飲むことにする。
で、あんなけお腹がすいた、すいたと言っていたくせに、「お腹いっぱいやわぁ。あんた食べてぇ」。

なんで8時過ぎから、ガッツリ高カロリーのものを食べなければいけない理不尽を噛み締めながら、もったいないので私がほとんど食べる。

後ろの席では、草野球チームが大宴会をやっていて、大盛り上がりの声がやかましく、ママの話が聞こえないのがラッキーである。

店を出たのが9時だが、満員であった。
普通、夜はこれからなのである。

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本日の家出:1回(西本町交番)
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by asayosan | 2011-10-23 16:55 | 今日のママリン

10月22日(土)早寝は助かるが、当然、早起きになるママリン。

今日も早起きで、パジャマのままで出て行くが、ゴミ出ついでに探しに行くと、管理人室で浅井さんの話を真剣に聞いている。
「わかったな。これからはちゃんとあっこちゃんの言うことをきくんやで。ほらほら、迎えに来てくれたやん。朝ご飯、食べてきぃ」に、「はい」。
ママリンは、浅井さんの言うことは真摯に聞くのだ。

家に戻り、着替えてアンパン朝食を食べると、「下で待ってるわ」。
まだお迎えには1時間弱もあるが、まっ、いいかで、待ってもらうことにする。

9時に下に降りると、マンションの花壇の花を見て、機嫌よさそうにしているママ。
「いろんな人が通るのを見ているの、楽しいねん」だそうで、元気にそよ風さんに出発。

e0200261_1685421.jpge0200261_169982.jpgで、帰ってきたママと一緒にスーパーに買い物に行って、夕食の準備。

今日も鍋。ホウレンソウと豚がメインの豆乳鍋、キュウリのサラダ、
お運びさんや机を拭くのを頼んで、時間をかせぎ、一緒に食卓につく。

またまたゾンビトークだが、「なぁママ、死んだ人がどこにいるか訊ねるのはやめてくれるぅぅ。死んだ、あの世、墓の中としか言いようないやん。なんか料理が線香臭くなってくるわぁ」。

それでも、ママは何回も何回も、「私の母さんは? かずえ姉さんは? かめちゃんは?」と聞いてくる。
「だって、私、お葬式に出てないもん」
「出てます。大昔のことやから忘れてるんやて。葬式の写真、飾ろうかぁ」
「いや、そこまでせんでもいいです」。
パパの位牌を見せるのと同様、真実を突きつけられるのも怖いのだ。

雨が降っていたので、平野町交番詣ではパスしたようで、お着替えして6時過ぎに寝はる。
これはちょっと早寝すぎるか。

でも、起きてきました。
「なぁ、この家、誰の家やの? あんたの家。違うっ。ここはあっこの家や。あんたと違う。私があっこに買ってあげたマンションです。あんた、追い出したんやなぁ。ダンナさんも子供もいたのにぃ。えっ、あっこは結婚してないてぇ。そうや、同棲してたんを、私がちゃんと正式に籍を入れて結婚させてあげたんです。子供もいたわ。私の孫をどこにやったんよ! えっ、子供はいないて。いました。あんた、覚えとけよぉ。ちゃんとその筋の人と相談して、この家、取り返しますから…、フンッ」。

「はいはい。頑張って取り返してください。その筋の人と、しっかり話し合ってください」
「当たり前やっ。あんたを身内やと信用した私がアホやったわ。ちゃんと正義が勝つんやからなぁ。ずるい奴は、地獄に堕ちるわ」。
と、恐ろしいことを言って寝はる。

でも、これがママの夢なんだろう。
9年つき合っていた彼と別れずに結婚して、孫が出来て、ちっちゃい子供たちに囲まれ、みんなで楽しく暮す。
独身主義者で子供を産まない主義の私が、ママの夢を潰した諸悪の根元なのである。
でも、そうそうママの都合のいいように、人の人生は動かせない。

もういいかげん、諦めてくれたまえ。

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by asayosan | 2011-10-23 16:32 | 今日のママリン

10月21日(金)南久宝寺交番から、そよ風さんの車へとドア トゥ ドアやでぇ。

今朝の早起きである。帰ると言う。
「まだ早いから電車、走ってないよぉ」で一旦テンションは下がったが、また出て行くそうである。

そしたら着替えなさいよ、ご飯にしよか、ジェフのブラッシングしてくれる、と色々言ってもダメで、
「ほんなら、お巡りさんのとこのは行ったらあかんよ」
「なんでぇ。あそこしか行くとこないやん」
「そしたら家にいたらいいやん」
「イヤや。あんたの顔を見てるのがイヤやねん。ここは人の家です」。

出て行った15分後に探しに行くと、マンションの1階で朝の散歩の8階の奥さんと一緒に帰ってくる。
家に戻ると、「なんで、また、この家に帰ってきたんよっ。ここはイヤやねん。やっぱりお巡りさんのとこに行ってくる」と、7時に二度目の家出。

平野町交番にも喫茶北浜にもいないので、自転車で近所を探す。
なんとなくのカンで見つけられるのだが、1時間以上経つと発見率が一挙に落ちるので、家に戻ってみると、8時45分に、南久宝寺交番からケータイが入る。

そよ風さんに電話して事情を説明し、お迎えを9時30分にしてもらい、自転車で迎えに行く。

南久宝寺交番のお巡りさん、中央区役所あたりでウロウロしているママを見つけ、「酒井さん、ちゃいますかぁ?」と声をかけてくれたそうで、保護して交番に連れてきれたそうだ。
とっても感謝である。
というか、ママは東警察管内では、名物ばあちゃんになっているのだろう。

で、私の顔を見ると、イヤそうな顔をして、一緒に帰ろと言っても、身を避けるママ。
「お巡りさん、この人、怖いんですぅ。今だけ、こんな顔してるんですぅ。後で、すごく怒られるんですぅ」と、悪者扱い攻撃をはじめるが、「いつもこんな感じじゃありませんかぁ。大丈夫やからお帰り」と、なだめられて、しぶしぶ交番を出る。

交番を出たところで、「酒井さぁ〜ん」と声をかけられて見ると、そよ風さんのラバコちゃん。
電話で事情を聞いて、こっちの方に回ってくれたそうだ。
素晴らしい機転である。またも感謝。

で、ママリン、南久宝寺交番から、そよ風さんの車へとドア トゥ ドアで出かけて行く。
なんというラッキーな人なんだろう。

マンションに帰り、管理人室に寄って心配してくれていた理事長と浅井さんに、「交番からデーの車にドア トゥ ドアで出かけました」と報告すると、
「やりよんなぁ〜」と、バカ受け。

遅めの5時半に帰って来たママ、外はもぅ暗いので、「こんな遠くまで送って頂き、申し訳ないです」と恐縮するが、陽が短くなっただけだ。
そのまま、スーパーに、焼き豆腐としらたきを買い物に行く。

e0200261_15303316.jpgなんとなく、すき焼き味のものが食べたくなり、冷蔵庫の残り野菜で豚肉のすき焼きである。

ママはこういう甘辛味が好きなので、味の滲み込んだ野菜をパクパク食べて、ご飯は残す。
うどんを入れればよかったな。

しばらくは食べることに夢中だったが、食べ終わると手持ちぶさたで、退屈そうにしだして、「なぁ、今から帰ってもいいやろかぁ」。

もう遅いし、雨も降りそうなので、帰るなら明日にしなさいと説得するが、「今日も、明日も一緒やないの。まだ早いし、帰るわ」。

まぁ今日はゆっくり寝て、明日、朝、帰ったらいいやんと、パジャマには着替えてくれて、布団にも入ってくれたが、また起き出して、「ちょっと、電話、かけてくるわ。明日、あっこに迎えに来てくれるよう言っておくわ」。

あっこは私や、と言っても、ママの中ではもう一人の私じゃないあっこちゃんがいるので、こうなると説得はムリである。

で、7時頃、出て行きました。

すぐに平野町交番から電話。
「さっ、帰ろか」に、「うん、あんたとこ泊めてくれるの。あ〜、よかった」と素直に帰る。

帰り道、ママに訊ねる。
「ちょっと散歩して、自分で帰ってきたらいいのにぃ。なんでいつも交番に行って、電話かけてもらうんよ。交番からは、自分で帰れるやろぉ」
「いや、あんたがホンマに私を泊めたいか、確認の電話をしてもらってるんよ。あんたはすぐ気が変わるから、泊めてくれるかどうか、わからへんやん」。

う〜ん。
迎えに来るか来ないか、私を試しているということか…。

これがママの気の使い方なのかと思うのだが、「迎えに来るのに決まってるやん」なので、お巡りさんに手間閑がかかるだけだ。

そういえば、ママはもぅ3年もうちに暮らしているのに、毎晩「今晩、泊めてなぁ」と言う。時にはお金を払うと言うし、ホテルと間違えてることもある。
ママが自分の住処として、ここに暮らして当たり前という安心感、心からの確信が持てないということだろう。

昨日、ケアマネージャーの松岡さんに、
「私、先生から言われたんです。酒井さんは認知症であることを忘れなさいって…。毎日、普通に暮らしているんやから、別に認知症かどうかなんか関係ないやん。普通に暮らしときぃって…。他の2人の先生にも同じことを言われました」。

こういう心に染みることを言ってくれるのは、管理人の浅井さんだろう。
他の2人の先生は、理事長と和歌山のおばちゃんのことだろう。

私には、こういう心に染みることを言うセンスがない。

まだまだ人の気持ちが分からない、ヒヨッ子ということだろう。

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本日の家出:3回(南久宝寺交番、平野町交番)
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by asayosan | 2011-10-21 14:29 | 今日のママリン

認知症のママリンの日々の暮らし
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