ボケリン・ママリンの観察日記

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11月28日(月)なんとなく天使モードにしめやかに突入か。

e0200261_238650.jpg起こすまで爆睡である。
トイレに入っていた時に、止め忘れた目覚まし時計が7時半に鳴り出し、しまったと思ったが、ママは全く動じずである。

理想的な起床時間8時45分に起こすと、パッと目を開け、パッと布団から出る。
まるでゼンマイ人形のようである。
そのあまりにもマンガチックな動きに、「そないに、あせらんでもいいから…」と笑わせてもらう。

「え〜、しお風さんが迎えに来てくれるの。行っていい? いいの。ありがとっ」と、今朝はソファに並べた服を指示通りに着てくれる。脱いだパジャマも綺麗に畳んでいる。
ヤマザキの薄皮アンパンの朝食を食べて、「ほんなら下で待ってるわね。ありがとね。勉強してくるわ。行ってきまぁ〜す」。

小学生の子供を送り出す母親の気分であるが、本当の子供なら起こすとぐずるし、パジャマをたたんだりはしないだろう。主婦感覚もある子供なので、こういう時はラッキーである。

e0200261_23272346.jpge0200261_23275260.jpgお迎えの電話があり下に行ってみると、ママが和歌山のおばちゃんと立ち話をしていた。

「今日はあっこちゃんが優しいかったから、すごく嬉しかったって言ってるよぉ。いつも優しいのにねぇ」
「この子がよぅしてうれるんです。ほんと、この子がいなかったら、私はいったいどうなってたんかと思います」
「おっと、今日はいいこと言うやん」
「そうそう、酒井さんは可愛いおばあちゃんやもんねぇ。私、大好きですよぉ」
と、ハグハグされて、ママはまたうれし泣きでメェ〜メェ〜泣き出す。
「そんなぁ、優しいこと言って頂いてぇ、うれしいですぅぅぅ、ウェ〜ン」
「朝から泣かんでよろしいから…」
「だって、だってぇ、嬉しいんやも〜ん」
って、子供かい。
ちょうどカメラを持っていたので、記念撮影をするが、ママは泣き顔であった。

で、二人にバイバ〜イされて元気に出発。

こないだ、紀伊国屋で『タニタの社員食堂レシピ』を立ち読みしていたのだが、料理写真をぱっと見ただけだと、うちのメニューとあまり変りはないようだ。
ただ、量が少ない。
うちは、おかずの量が多いし、ご飯(玄米)一膳の量も多いようだ。

さらに、昨晩はレアなステーキを食べてカロリーオーバーだったので、今日はタニタ流でやってみることにする。

で、5時半にママが帰ってくる。
すごく楽しかったそうである。
「今日もあんたとこに泊まっていいの。あ〜、うれしっ。私、あんたのとこが一番好きやんねん。ずっとおらしてなぁ。ジェフゥゥゥ、ちゃーちゃん、帰ってきたよぉ」
今日のママリンは、朝から可愛いではないか。やはり天使ちゃんモードに入ったのかもしれない。

e0200261_23494610.jpge0200261_23501033.jpgで、今日の夕飯は、大根と厚揚げと白身魚ダンゴに煮干しをたっぷり入れた煮物、ハンペン入り卵焼き、大根の葉のご飯。
煮物も薄味にしたが、とても美味しくできました。

「あんた、料理が上手いんやから、お店したらいいのにぃ」
「こんなんは家庭料理やの。こんなんで、お金はとれません」
「そうかなぁ〜。サラリーマンの人なんか、家庭料理に飢えてるんと違うの」
「家庭料理は自分の家で食べてはるでしょうが」
「あんた、料理が上手いのに、なんでダンナさんが出来へんのやろうなぁ」
「クーちゃんがいるやん」
「そうかぁ〜。クーは、いいお嫁さん、もろたんやなぁ」。

で、洗いもんも全部やってくれて、私はビールの次に日本酒を飲みはじめる。
せっかくカロリーオフの料理を作っても、飲むからパーになるのが残念である。

食事前にパジャマに着替えてくれたので、この後は寝るだけのママリン。
なのに、「ちょっと大阪の夜の街を散歩してくるわ」と、ご機嫌で出て行く。
いつもの平野町交番詣でと思い、「いってらっしゃ〜い。お早うお帰りぃ」と送り出す。

しかし、6時15分に出て行って、7時になっても帰ってこない。
やはり天使ちゃんモードはかりそめの姿であったかと、思っていたら、「ただいまぁ〜」と帰ってきた。やった〜、天使ちゃん。

で、コタツに入って一緒に大阪市長選、府知事選のニュースを見る。
でも、すぐに退屈になり、「なぁ〜、うちの母さん、どこにおるのぉ」と、またまた死んだ人たちのゾンビトークである。
「ママ、ママより年上の身内は全員死んでるってっ。みんな全滅って、覚えておいて」
「そんなことないっ。さっきまでいたやん。そうか。帰ったんやな」
「そうそう、あの世に帰ったんやわ」
「あんたが死んだって言うなら、そうかもしれんけど、やっぱりちょっと探してくるわ」
で、またまた出て行く。

しばらくして、ドアをノックする音。
「お帰り、お帰り。入っておいでよ」と言ってもドアが開かないので出てみると、10階の兄ちゃんであった。
「表で、警察はどこですかぁって道を聞いてはりましたよぉ。女の人とケンカして、出て来たって、怒ってはりましたよぉ」と教えてくれる。

平野町交番の方に行ってみると、橋の上でママがウロウロしていた。
声をかえると、「あ〜、あっこちゃん。よう見つけてくれたなぁ。ここにいることが、よぅ分かったなぁ」に、「情報が入ってん」。

で、家に帰ると、すぐに寝はる。

しかし、しばらくして起きてきました。
「あんた、かずえ姉さん、どこいったん? さっきまで横で寝ていたのにいなくなっわ」
「そこは、私の布団です。誰も寝ていません」
「いや、今はいないけど、朝は寝てたやん。そうか、朝に帰ったんやなっ。黙って帰らんでもいいのにぃ」
「誰も来ていません。この家は私とクーとチチとジェフだけです」
「そんなことないっ。ここはかずえ姉さんの家やでぇ。あんたはただの居候やん」
「いいえ、私の家です。権利書、見せよかぁ」
「あんたの家と違うっ。あんたが、盗ったんやなっ。分かった。明日、お巡りさんに正式な手続きをしてもろて、取り返すからなぁ。覚悟しときやっ」
「はいはい。覚悟しときます」。

で、お布団に入って、すぐ寝息。

また、しばらくして起きてきました。
パソコンしてる私に、「あんた、まだ勉強してるのぉ。偉いなぁ。もう、寝ぇや」。

まっ、終わりよければということで、天使ちゃんモード復活宣言。

明日は、済生会病院の予約日なので、デーはお休みである。
ちょっと歩いて、お互い、エネルギーを消耗することにする。

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本日の家出:2回
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by asayosan | 2011-11-29 01:00 | 今日のママリン

11月27日(日)スムーズな時間の流れに、スムーズな1日となる。

7時に起きてしまったママリン。
パジャマを脱いでセーターを着てジャケットを着て、その上からパジャマを着るというヘンな着こなしである。
「ちよっとおかしいわ。着替えよ」
「そんな、おしゃれしてる人なんかおらへんよぉ。あんたは気を使いすぎやねん。これでいいねん」。
おしゃれの問題ではなく、着る順番がヘンなのであるが、もうそのままにしておく。
ヘンな着こなしでも、誰も咎めたりしないのがデーサービスの素晴らしいところ、世間とは違う別世界なのである。

自分で持って行く物をカバンに詰めているので、そのままにしておく。
この作業で、だいぶ時間を稼げるのだ。

私は猫のトイレを掃除したり、エサを入れたり、ブラッシングでベランダに出たり、昨晩の洗いもんをしたり、ママのデーのお荷物を準備したり、いつもの朝の仕事をする。
自分の朝食のため、卵焼きと厚揚げを焼き、玄米ご飯をレンジでチンする。

アンパンとコーヒーと薬を乗せた盆をテーブルに置いておくと、勝手に食べている。

コタツに入りと勧めても、「いいわ。もったいないから消して」と言うので、お言葉通りスイッチを切る。

ジェフのブラッシングを頼むと、「寒いからイヤや」。
温風ヒーターの前に座っときと言うと、「イヤや、立ってる方がいい」。

「ほんなら、下で待ってるわ。お迎え、来るんやろぉ」
「はい。来ますよ。でも、まだ時間があるから、寒いからここで待っときよ」
「いいわ。下で待ってる。いろんな人が通るのを見ている方が面白い」
「そしたらどうぞ。絶対に下で待ってるんやでぇ。動いたらアカンよ」
「はいはい。動かへん」。

今日は日曜日なので管理人さんもいないし、ゴーストタウンの北浜、道行く人もいない。
寒くて退屈でつまんない、お待ちの時間となるだろう。危険である。

ラッキーなことに、そよ風さんから8時45分に、「ちょっと早いんですが、今から大丈夫ですかぁ」と電話がある。
「はいはい。もう、下でお待ちかねです」で、スムーズにバンに乗ってくれる。
ママが持っている皮カバンと、私が用意した持ち物カバンをうまく取り替えてくれて、ママ、いなくなる。バイバ〜イ。

今日はいつもより早く4時45分に帰ってくるが、ギャラリー催しも最終日なので5時で終了、あとは搬出である。
片付けに2時間ぐらいかかるということなので、私とママは選挙に行く。

中央区役所までブラブラ歩いていくが、「なぁ、私も選挙権あるのぉ、誰に入れたらいいのぉ。あんたと同じ人にするわぁ。もぉ、あんたが書いてよぉ。それはあかんの。でも、ここは大阪やろぉ。おかしいなぁ。私はここに張籍はないよぉ。あるのぉ。へぇ〜、私、いつから大阪の子になったんやろう。3年前。え〜、そんにおるのぉ」で、区役所に着き、ママ、緊張しながらも投票を済ませる。

e0200261_15522482.jpgで、GOZOで夕食を済ませることにする。
休日のGOZOはすいているので、いつもの席に座れるのだ。
ママにはスペイン風ソーセージのサンドとコーヒーを頼むが、ママは歯がいいので、固いバケットの皮もバリバリ食べる。
が、やっぱり食べにくいので、中身とパンをバラバラにして、ちぎって食べるというお行儀の悪さ。

私は赤ワインのデキャンタと牛フィレのステーキ。
奥ちゃんが、「一番いいところを大サービスしときましたから…」で、たっぷり二人前ぐらいを超レアで焼いてくれる。
赤ワインと牛の脂で幸せになり、オデコにじんわり汗が出るぞ。
やっぱり牛肉を食べると、エネルギーが出るようで、最近こればかり食べてる私、お疲れなのかもしれないと、食の好みで体調を知る。

で、みんなで選挙の話になり、一人だけが反橋下派だった。
選挙速報を見ようとテレビをパチパチしてもらうがまだのようで『チビまるこちゃん』を観る。

ママはバケットの皮と格闘して、食べるのに夢中である。こういう、食べにくいものを出すと、しゃべらずに大人しくしてくれることを学ぶ。

「今日は、都々逸、唄わないんですかぁ」
「こんなお店には、都々逸は合わへんわぁ」
と、せっかくの店長のリクエストを辞退。

ワイワイと飲んで、7時に帰ってきたら、ギャラリーも丁度片付けが終了したところで、向井&安井の21歳コンビの初二人展は終了。

ギャラリー開催中はどうしても外食してしまうが、これは必要悪。
ママも外食した日はすぐに寝てくれるので助かるのだ。

で、8時前にママは布団に入り、軽いイビキが聞こえてきた。
しかし、ヘンな二重奏のイビキなので様子を見たら、ママの布団の上でジェフもイビキをかいているぞ。
どんなけ仲良しなんや、この2匹。いや、失礼、ばあちゃんと猫でした。

で、『江』の最終回をゆっくり見る。

でも、ママが天使ちゃんモードの時は、書くことが少ない。
ちょっと、寂しいというか、なんというか、せっかくステーキ食べたのに…、エネルギーが…、自らの脂肪になりそうで…、って、歩きたいのか、私…、って、自虐体質である。

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by asayosan | 2011-11-27 15:28 | 今日のママリン

11月26日(土)ママ、ジェフの名前を忘れ深夜の家出を3回とジェフの監視の目。

e0200261_12393061.jpgまぁ、ご機嫌に起きて、「ありがと。世話になるなぁ。迎えに来るんやな。行っていいんやな。そしたら下で待ってるわ。ありがと。行ってきます」と何回もありがとうと言っておでかけしたママ。
お迎えの電話で下に行くと、管理人室で浅井さんとしゃべっていた。

土曜日は奈奈さんのデーで、7時まで預かってくれて、それから鶴橋から送ってくれるのでラクチンである。
で、ニコニコで出発する。

それにしてもジェフのママに対する忠誠心には感心する。
ママがお布団に入れば自分もお布団の上で寝て、ママが起きれば自分も起きて、ずっとママの顔を見上げながら「ばぁちゃんニャァ〜」と足下にまとわりついている。
ママが帰って来ればドアの前で待っていて、「おかえりニャァ〜」と出迎えて、後はべったりひっついている。
ママは自分のことで頭が一杯一杯なので、ジェフを無視することも多いのだが…。

「こんなばあちゃんでも、ジェフは大好きなんやなぁ」としみじみ言うと、
「当たり前やん。こんなちっちゃい時から、二人で暮らしていたんやもんなぁ。二人で寂しさを慰め合って生きてきたんやもんなぁ」。

それにしても、ママのジェフへの愛情にはムラがありすぎる。
受け入れられないママへの想いとの葛藤で、ジェフはチチを追いかけ回すのかもしれない。

100%愛されている自信に満ちたクーとは、だいぶスタンスが違う。

土曜日のギャラリーはお客様も多く、ママがいないのは助かる。
ママはギャラリーのお客さんはみんなうちの客と思っているので、「娘がお世話になってますぅ」とご挨拶して、自分のことをしゃべりまくるのだ。
企画展の時はフォローできるが、レンタルの時は主役は絶対にママではない。

で、奈奈さんから7時20分頃にご機嫌で帰って来た。
「あこちゃん。この方にようしてもらったんよぉ。ちょっとお金、渡してちょうだい。えっ、いらないんですかぁ。そんなん悪いわぁ。この方、ほんま優しい方なんよぉ」
「よかったやん。私はキツい人ですからねぇ」
「今日は他の利用者さんの誕生会があったので、いろんなもの、食べて頂きました」
「そうなのぉ。楽しかったですぅ。ありがとうございますぅ」
と、誕生会を満喫したようだが、連絡帳には帰りたいと不穏な動きが見られたと書いてあった。

e0200261_13221842.jpge0200261_13224511.jpg今日は桃太郎パパが、手作りのスジ肉カレーを差し入れてくれたので、カレーの夕食。

ママは奈奈さんで夕飯を食べて来ているのに、「カレー、食べるっ。ちょっとでいいわ」だそうで、小盛りを出すが、美味しい美味しいとペロリと食べる。

桃太郎パパは、ちょっと焦がして失敗したと言っていたが、どうしてどうしてトロトロのスジ肉にショウガやスパイスが効いた複雑な味で、私のチャチャト料理とはえらい違いである。

「あんた、このカレー頂いたん。あんたが作ったんとちゃうの。どうりで美味しいと思ったわ。あんたは料理するの、嫌いやもんなぁ。うちに来ても、食べるだけやもんなぁ。あんた、もろてばっかりやなぁ」。

で、奈奈さんの話をふってみる。
「面白かったよぉ。家にお上がりくださいって、あげてくれてん。アホな子ばったかりやのに、親切にしてくれるのよぉ。でも、アホの子の相手するのも大変やと思うわぁ。あの人ら、偉いわぁ」。

で、8時にはパジャマに着替えて、お布団の中に入る。
ジェフもママのお布団の上に寝に行くが、
「あれ〜、おまえの名前はなんやったかなぁ〜。あれっ、忘れてしまってるわ。ゴメンなぁ。おまえのことは分かってるんやけど、名前が出てこないわぁ。ジェフ、ジェフはワンワンやったしなぁ。なぁ、この子の名前はなんやったっけ。ジェフ。ジェフは犬やん。えっ、犬と一緒の名前にしたん。犬はどうしたん。死んだん。そうかぁ。おまえはジェフやったんやなぁ。ジェフ君、寝んねしよなぁ。♪ジェフはいい子だ寝んねしょ ♪ちゃーちゃんと一緒に寝んねしょ」。

ママは、未だにジェフのことを大昔に飼っていたコリー犬のジェフと勘違いする。
散歩に出ても、「さっきまで一緒にいたジェフがいなくなったわっ。どうしようぅ。自分で帰れるかなぁ」と心配するのを「ジェフは猫や。家にいる」と説明する。
ひよっとしたら猫のジェフは犬のジェフの生まれ変わりかもしれないと思うほど、犬的性質の猫のジェフである。

で、悪魔ちゃん周期も抜けて、しばらくは平穏な日々が続くと思っていたら…。

夜に起き出して、玄関のドアをガチャガチャしてるママ。
時計を見ると12時である。
「あんた、このカギ開けてっ。子供たちがいなくなったわ。警察に行ってくるわ」
「子供はここにはいないから、夜中やねんから寝なさい」
「夜中やから、子供たちが心配なんやないのっ。あんたはひどい女やなぁ。子供が心配やないんやなっ。ちょっと探してくるから、ここ開けなさいっ」
「自分で開けてよ。私は寝るっ」。

ママは、玄関にある3つのカギを開けるのが苦手だ。
私はひとつのカギしか閉めないので、ママは開いてるカギを閉めたり、閉めてるカギを開けたりして、3×3=9通りのカギの組み合わせに四苦八苦するのだが、全てのカギを開けられる成功率は極めて低い。
よって、ギャラリーのドアから出て行くのだ。

ママが出て行くと、ギャラリーのドアのカギを閉めて、靴下を履いて、オーバーを羽織って、後を追おうと9階のフロアに出ると、上がったり上がったらと不穏な動きをしているエレベーター。
8階で止まり、9階に上がってきたエレベータ、無人である。
と、非常階段からママが上がって来る。
「寒いから、早く入りぃ。もう深夜やから寝ましょよぉ」と家に入れると、「あ〜、あんた、家におってくれてんやなぁ。ありがと」と素直に布団に入り寝はる。

しかし、また玄関のドアを叩いている音がする。
時計を見ると1時である。
「暗くて見えへんやん。この家は気持ち悪いわぁ。暗いわぁ。電気がないわぁ。あっ、ここか」で電気が点いて、カギをガチャガチャして、「誰かぁ、ここを開けてくださぁ〜い。外に出たいんですぅ。誰かいませんかぁ〜」とドアをドンドン叩いている。

寝たふりをするが、またギャラリーのドアから出て行ったので、またギャラリーのドアのカギを閉めて、9階のドアを開けておく。
エレベーターが下がったり上がったりする音に耳を澄ます。
うちの階でドアが開く音がする。
で、帰ってきました。
ちゃんと玄関のカギを閉めている音がする。

しばらく家の中をウロウロしていたが、「お〜、寒いわっ。あっ、お布団があるわ。しかたない、寝ましょうかね」と寝はる。

で、またまたドアをガチャガチャしてる音がする。
時計を見たら4時である。
しばらくガチャガチャしていたが、またギャラリーのドアから出て行ってしまう。
ギャラリーのカギを閉めて、9階の玄関のドアのカギを開けて、布団に入って待つことにする。

3度目の正直で、これは遠出してしまったような気がしたが、もうお巡りさんからの電話を待てばいいやと開きなおる。

ジェフがニャ〜ニャ〜と心配しているのが不憫である。
というか、「ばあちゃん、探しに行ってあげてぇニャ〜」と鳴いているようである。
ジェフに即されて、エレベータホールに行くと、上がってくるエレベーターが…。
あわてて家に入り、布団の中で寝たふりする。

で、帰って来ました。
ジェフがお迎えに行ったようでニャ〜ニャ〜鳴いている。

ママはそのまま、布団の中に入って来て、すぐに寝たようである。
ジェフはママのお布団の上でゴロリと寝て、横で寝ている私を睨む。

ママの寝息を確認して、玄関の電気を消して、ドアのカギを閉める。
私が起きたのに気づいて、子供がいないと、またごねられたらかなわない。
このまま、何ごともなかったように寝て頂くのが得策である。

で、朝を迎えました。
ママが起きている。
時計を見ると7時である。
お迎えの時間まで、2時間ある。
寝たふりをする。

それにしても、深夜の徘徊はイヤである。
今回の深夜の徘徊はちょっと病的でもある。
ジェフの名前も忘れていたし、認知症が次の段階に進んだのかもしれない。
悪魔ちゃん周期がどうのこうのという問題ではなく、新たなパターンが出現したのかもしれない。

しばらくはレベル5の警戒を続けよう。
というか、私の横着をジェフに監視されているみたいで、ジェフも私に対してレベル5の警戒をしているような…。

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本日の家出:深夜に3回(自力帰還)
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by asayosan | 2011-11-27 14:36 | 今日のママリン

11月25日(金)待てば海路の日和ありで、悪魔ちゃん周期抜ける。たぶん…。

さすがにギリギリまで寝ていたが、起こすとパッと飛び起きて、「そよ風さん、迎えに来るの。はいはい。顔、洗ってくるわ」。
ヤマザキの薄皮アンパンとコーヒーを、「あ〜、美味しいぃぃ。このちっちゃいアンパン、いくらするの。5つで130円やの。大阪はやっぱり何でも安くて美味しいなぁ」。

準備完了して、「ほんなら下で待ってるわ。待たせたら悪いやろぉ」とイキイキと出て行く。
下に降りてみると、管理人室からママの大きな声。
浅井さんと理事長相手に、しゃべりまくっているようで、「ほらほら、お迎え来たで。行ってきぃ」と即されて、やっと腰を上げる。

「今朝はバイバ〜イと手を振って、子供二人を学校に行かせたそうやわ。バイバ〜イと手を振られてるんは、お母さんやのになぁ」と理事長。
で、二人にバイバ〜イと手を振られて、元気に出発。
理事長は、バンの誘導までしてくれる。

作家の安井さんが、「酒井さんのお母さん、とっても可愛いおばあちゃんですよねぇ。向井さんも、私も会いたぁ〜いって、言ってました」
「え〜、でも、おしゃべりでしょう。ずっとしゃべりっぱなしやから、邪魔かなぁと思って…」
「ぜんぜん、大丈夫です。楽しかったです」
「それなら、ママもギャラリーに上げるわ」。

今回はレンタルなので、ママがギャラリーの雰囲気の邪魔にならないよう気を使ったのだが、クー同様、ママもギャラリー出入り自由でよかったのか…。
私が思うほど、ママのマシンガントークは害がないのかもしれない。

で、5時過ぎに帰ってきました。
「なぁ〜、今日の晩ご飯は何やの。えっ、イカを炊いたん。もう出来てるの。えっ、7時まで待つんやね。わかった、わかった。まだお腹、そんなに空いてないから大丈夫」。
たぶん、お腹が空いているので、おやつに柿とコーヒーを出す。

e0200261_13534932.jpgギャラリーに松岡さんが遊びに来てくれて、ママの顔を見に、下にも来てくれる。
「わぁ〜、お会いする度にお綺麗になって…。どうぞ、どうぞ、コタツにお入りくださいませ。はい、毎日楽しいです。あっこがいてくれるので、私は安心です。全部、隊長にまかせてるんです。あっこがいて、毎日学校に行けて、もう充分です。学校は頭の悪い子ばっかりなんですが、先生がうまく勉強させてくれるんで、全体的に教養がアップしてきました。ホントはアホな子ばっかりなので、同類相哀れむ感じかなと思ったんですが、どこがおかしいんかなぁと思うほど、みんないい子で、素直で、よく笑う人たちばっかりです。充分にシャバに出られる人たちばっかりなんです
先生が素晴らしくて、絶対に怒らないんです。 中にはおしっこを失敗する人もいますが、かまへん、かまへんって、♪おしっこ、したん♪ややみたいぃぃぃ、とか、♪さきっちょ、栓をしときましょうかぁ♪って、面白い節をつけて唄いはるんで、それが可笑しくて、みんな笑うんです。
おしっこ漏らした人も、ゴメンなちゃい、今度は早く言いますって…。
今はすごくいいメンバーで和気あいあいなんです。
ちょっと前はすぐ怒る人がいて、鉛筆で人のお腹を刺すんです。今はいませんけど…。先生が本当にうまく誘導して、いいムードを作ってくれるんです。先生がうまいんです。絶対に怒らないんです。ほんと、怒ったらあきません。萎縮しますから…」。

「デーの人たちも、酒井さんはほがらかやから楽しいって言ってはりますよぉ」
「そうですかぁ。なんでか知らんけど、先生が私をよう当ててくれるんです。まんざら、嫌われてはいないかもしれません」
「みんな酒井さんを待ってますから、明日も行ってくださいね」
「はい。みんな順番に部屋に入って来たら、みんなで拍手するんです。ほんと楽しいです」
「そしたら、明日も行くって、約束しましょ。指切りげんまんしましょうか」
「はい。♪指切りげんまん ♪ウソついたら ♪地獄に堕ちるぞっ」
「え〜、地獄に堕ちるんですかぁ。針1000本飲まされるより、怖いですね」。

と、超ご機嫌でしゃべりまくるママ。
帰り時は、あたりが暗いので、辞めると言うが、朝には待ちかねて出て行く。
デーサービスが好きで好きでしょうがないのだ。なんと言っても皆勤賞である。

で、松岡さんが帰ると、「ちょっと横にならせてもらうわ。ご飯できたら起こしてくれるの。はい。分かった」と、パジャマに着替えて布団に入るママ。ラッキー。

e0200261_1433526.jpg7時に店じまいして、午前中に作って、味をしませておいたイカとコンニャクと焼豆腐の煮物を温め直し、小松菜としめじと市販ミートボールを炒める。
料理を並べたところでママを起こすが、ママは写真を撮る前に、イカをつまみ食いするし、箸を持って「食べていいよ」の合図を待ちかねているぞ。

e0200261_15322551.jpgで、イカの煮物がすごく美味しいそうだ。
元々イカ好きのママリンだが、ご飯を食べ終わっても、「行儀悪いけど、おかず、もっと食べていい。このコンニャク、よぅ味がしみてるわぁ。あんた、味付け、上手いわぁ」。
やはり年寄りには、煮物が口に合うようだ。が、ちょっと時間がかかるのが難点。

「あんなぁ〜、学校行くの、お金かかるんやろぉ。え〜、そんなにかからへんの。ご飯も食べさせてくれるのに、お金、いらんの。やっぱり大阪は太っ腹やねんなぁ。うちとこの田舎と違うわ。大阪は所帯が大きいから安生してくれるんやな。私のお金ある? あるの。そしたら、もう少し、ここに置いてなぁ。あんたとこ入れるお金がなくなったら、どこかに行くわ。どこに行ったらいいかは、あんたが考えてなぁ」。

う〜ん。可愛いではないか。
悪魔ちゃん周期、どうも抜けたようである。
待てば海路の日和あり、である。

「こないだ、かめちゃんから電話がきて、お金はって聞かれたんで、もうないんとちゃう、って言ってやったんよ。そんな年寄りが持ってるわけないやろって言ったら、それもそうやなって言ってたわ。お金がないと分かったら、もう電話かけてこんと思うわ。私の通帳と印鑑はあんたが持ってるんやろ。それやったら安心やわ。みんなには、ないって言っておきや。私のお金は、あんたが好きに使っていいわ。どうせ私は使うことないんやもん」。

どうもママは、金の切れ目が縁の切れ目、と思っているらしい。
世話になった分は、それ相応のお礼をするのが昭和一桁女の本意であるようだ。
対等でありたいのだ。
その意思を尊重して、ママにこれからも奢ってもらおう。

で、8時前に、「明日も、起こしてな」と頼んで、ジェフと布団に入る。

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by asayosan | 2011-11-26 15:27 | 今日のママリン

11月24日(木)とく兵衛でニセ家族宴会のその後の猫騒動。

ギリギリまで寝てもらって起こすが猛烈に機嫌が悪い。
着替えはしたが、鉄腕アトムのようなピンピンの髪で、皮カバンを下げて、アンパンにも目もくれずに9時に出て行く。
「絶対に、下で待っててな。お迎えくるから、ちゃんと待ってるんよ」と念を押すが、どうも勝手にどこかに歩いていきそうな気配に、一緒に行って降りる。
管理人室に預けようと誘ったが、「イヤや。ちゃんと待ってます。あんたもひつこいなぁ」。

しばらく隠れて観察してから、いつものカバン(タオルと下着と連絡帳)を取りに部屋に戻ったところで、お迎えの電話。
で、降りてみたらいない。
やられたぁ〜と思ったら、向こう側の道で待っていた。
「あんたっ、ここにいます。遅いやん。こんな寒いとこで待たされてっ。いったいいつまで待ったらいいんよっ」
「だから、お迎えの電話が来てから降りたらいいやん」
「あんたが出て行けって言うたんです」
「待っときって言ってました。まっ、いいわ」
で、お迎えのバンが到着、畑中さんに、「悪魔ちゃんモードなんです」と告げると、「そのようですね。は〜い、酒井さん、特別席に乗ってねぇ」。
ママはいつも助手席に乗るのが定位置。高い座席にもピョンと乗れるのだ。

で、5時過ぎに帰ってきました。
「こんな遅くなるのはかなわんわ。もう辞めるわ。辞めるって言っておいたから…」。
ママは暗いと時間が遅いと思っているが、冬になると陽が落ちるのが早いということを理解できない。感覚だけで生きている原始人のようだ。

コタツに入ってもらい、アンパンとコーヒーのおやつでくつろいでもらう。
「なぁ〜、もうあそこ、辞めようと思ってるねん。あんた、連絡してくれるぅ」
「もう明日は来ないよ。ママが自分で断ってたやん」
「うそ〜、そうやったかなぁ。明日は来ないんやね」
「はい、来ません。ですから安心してください」
「なぁ〜、あんたが断ってくれるぅ。風邪でもひいたって言っておいてよ」
「だから〜、ママが自分で断ってたから大丈夫。明日は来ません」
「いや、絶対に来るわ。私が言ってもアカンわ。あんたが責任者やから、あんたが言うてぇ」
「だから〜、絶対に来ません。安心してください」
「いや、来るって…。来たら、行っていい?」
「はいはい。来たら行ってください」。
って、結局、行きたいんかいっの、じゃまくさい不毛の会話が続く。

今日も作家さんが在廊しているので、出て行ってもお迎えに行ける余裕で、麻雀ゲームをしながらママのおしゃべりにつき合う。

6時頃に常連さんの永田カップルの声がしたので、「ママ、ちょっとギャラリーに上がってくるわ。ジェフと遊んどいて」と上に上がる。
で、クーも上がってきて、ギャラリーの楽しげにな雰囲気にママも「私も行っていい」。
「どうぞ、どうぞ。お母さん、お久しぶりです。お元気そうで…」に、「わぁ〜、お久しぶりです。娘がいつもお世話になってますぅ。ますますお綺麗になりはって、ねぇ〜」。

で、ママのお土産に殻付きピーナッツを頂く。
「あ〜、ブログ、読んでくれてますねぇ」
「毎日読んでますよ。過去にさかのぼって全部読みました。実はうちの母もちょっとボケリンが…。明日、認知テストを受けるんです」。
ご主人が亡くなり、若干の鬱状態からボケが進んだようで、うちのママも正夫さんが亡くなって、まずは鬱になり、それから認知症が進んだ。
認知症の早期発見は、もの忘れの質や頻度ではなく、鬱状態に気づく方が先かもしれない。
ただ、連れ合いを亡くした悲しみの感情と、鬱の気分を見分けるには難しい。
今となっては、ママも後の祭りなのだが…。

e0200261_1434527.jpg「ちょっと私も、見せてちょだいね」で作品鑑賞をはじめるママリン。
「わぁ〜、いいわぁ。表情がなんとも言えんほどいいわぁ。えっ、おたくが描きはったのぉ。お若いのに偉いなぁ。この表情がいいわぁ」といつものほめ殺し。
しかし、安井千佳子さんのテーマは“表情”なので、作品をつかみ取るカンはあるママである。

しかし、安井さんを永田カップルの子供と勘違いしたり、同じ話を何回も言ったり、ボケぶりが炸裂するが、「ママと会うのはじめてですよね。最初はびっくるするかもしれませんが、すぐ慣れますんで」と説明、ほかのお客さんも来られて、ママは神妙に作品を見たりしている。
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しかし、好き放題の思ったことを大きな声で口に出して、皆さんに相手をしてもらいニコニコだったのに、「ほんなら遅くならないうちに帰るね」と、出て行ってしまう。

どうせ平野町交番から電話が来るだろうと楽観していたが、同じマンションの人が来て、「此花に帰るって、堺筋の方に歩いて行ってましたよ。連れて来ようと思ったんですが、スタスタ歩いていかれました。今なら間に合います」。
堺筋方面はダメである。
今日は寒いので、タクシーに乗られる可能性もある。
店番を頼んで、堺筋に走って行くと、向こう側に途方に暮れているママリン発見。

「ママ、帰ろっ。今日は寒いわ。あとでご飯、食べに行こっ」
「あれ〜、あっこちゃん。あんた見つけてくれたん。ありがと。やっぱり娘やなぁ。でも、なんで私がここにいるの分かったん?」
「情報が入ったのっ」
「へぇ〜。で、追いかけて来てくれたん。帰ろ、帰ろ。寒いわぁ」
で、ギャラリーに戻って来たママ、また、前記と全く同じことを一から言う。

ギャラリー閉店後、永田カップルととく兵衛で合流。
クーのファンだけでなく、ママのファンでもあるお二人、毎日このブログを読んでいるので、親戚か家族のような気になってきたそうだ。

私にしたら3%の真実と97%のねつ造話しかないママの妄想物語は、はいはいと聞き流すしかない代物だが、お二人はすごく面白いそうだ。

「門司から一人で出て来て、仲居をしながら看護婦の勉強をして、戦中には看護婦として働いていたんですから、立派ですよぉ。当時としては珍しい職業婦人の走りじゃないですかぁ」
「はい。私はブスだったんで、結婚できないから職業婦人になりなさいって言われたんです」
「でも、ちゃんと結婚しますやん。長いこと一緒やったんでしょ」
「はい。20年ほどいました。転勤が多かったんで、あっという間でした」
「40年ぐらいでしょうが…」
「父さんはお酒の飲み方が綺麗な人やったから、この子の飲み方が大嫌いでした」
「そんなことないですよ。あっこちゃんは、楽しい酒ですよぉ」
「いいやっ。この子は父さんに逆らいたおしたんです」
「酒飲みで一番嫌われる説教酒やったんですよ。だから、18歳で家出したんです」
「おっ、僕も15歳で家出してアメリカに行ったわ」。

昭和の道徳にこり固まっている親に対して、フリーダムの空気を吸って育った子供たちとは意見が合うはずがない。理事長と息子さんもそうである。
この親80代、子供50代の世代は、互いの主義主張に殉じるべく音信不通を通す親子も少なくない。
私も、ママが認知症にならなかったら、絶対同居はしてなかっただろう。
しかし、ママのおかげで、こうしたいろんな親子の関係を聞けて、ママをこうして子供の土俵に引っぱり出すことが出来るのであるが…。

で、話題は、ギャラリーで21歳の安井さんが、「でも最近は、女の人に奢ってあげる男の人はダサイという風潮がありますよぉ」という発言に、「それは違う!」と猛反発した50代たち。
「女は男に奢ってもらって値打ちを上げるの。草食男子や割り勘男子や、そんなもんを増長させたらアカン」と桃太郎パパは火を吹いた、その続きに…。

アメリカでは、誘った方が奢るのが今も続く常識だそうで、中国人は男が絶対に女に奢る。
今の日本では、この奢る奢られのルールがなく、私など年下の男子を誘いたい時もあるが、どうお勘定を処理したらいいか分からず、誘うことなく今に至る。

で、またママが口を出しはじめる。
「うちの父さんは綺麗な酒でした。1合飲んだら、さっと杯を伏せました。家で飲むのが好きな人でしたから、部下を連れてきたら8人分ぐらい会席の料理を作りました」
「昔のサラリーマンは家に人を呼んで自慢してたもんなぁ」
「奥さんも、一杯、いかがですかって言われて飲んでました。だから私もイケる口なんです」。
って、1合どころか毎晩オールドのボトルを半分空けてたし、ママはただ奴隷のようにこき使われていただけではないか…。

で、ママは“宴席には音曲が絶対に必要である”という主義主張を通し、都々逸を何曲か披露して、「そろそろ帰ろ」とごねはじめる。
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飲み足らない私たち、また家で飲むことにして、酒類をスッカラカンにしてしまっていた私、永田さんが家にあるワイン1本を下げて来てくれる。

ママはすぐにバタンキューで寝はる。

何時まで飲んでいたが分からないがワインを1本あけてお開き。
ママブログのおかげで、色々と深いとこまで話せるご近所ニセ家族ができる。ラッキーである。
今度は理事長や和歌山のおばちゃん、良子&祥子の20代作家コンビも呼んで、ニセ家族鍋会でもしようと企画する。
80代、50代、20代の年齢構成は、まさに親、子、孫である。ニセ家族、万歳。

ママの悪魔ちゃんモードも払拭されたようで感謝。

と、思っていたら、夜中にママが起き出した。
時計を見たら深夜2時半。
家中をウロウロして、帰る気でいるようで、ジェフを捕まえようとしている。
「ジェフ、帰るよ。一緒に帰ろうなぁ。コラッ、なんで逃げるの。ちゃ〜ちゃんが嫌いになったんか。アカン。待ちなさいっ」。

寝床の中で、「ジェフ、逃げるんだジェフ」と、心の中で丹下段平になり応援する。
しかし、玄関のドアがガチャンと開いて閉まる音と、ジェフのヤメテェェ〜ニャ〜という悲痛な鳴き声。
「こら、ジェフ、外でちょっと待ってなさい。オーバー取ってくるから」とママ。

こらアカン。ジェフが追い出された。飛んで起きて玄関のドアを開けると、ジェフが飛んで入ってくる。ジェフ災難。

で、またそっと寝床に戻り待機する。
電気を点けたり消したりして、しばらくウロウロしていたが、
「いいわっ。ジェフは置いていきましょ。荷物も後で取りに来たらいいわ。身、ひとつで帰りましょうかね」と、出て行ったママ。

外は寒いし、人っ子一人歩いていない丑三つ時、すぐに帰ってくると思っていたが、すぐに平野町交番から電話。
パジャマの上から上着をひっかけて迎えに行く。

「今日は姉さんがいなくなったって言ってますわ」とお巡りさん。深夜なのに感謝。
「あんた、迎えに来てくれたん。寒いわ。帰ろ」で、すぐに帰ってくれる。助かった。

「あんなぁ〜、うちの兄弟がつかみ合いのケンカしてたけど、もう終わったかぁ。えっ、ケンカなんかしてないのぉ。何言うてるの、大きな声で怒鳴り合ってたやん。清重もケンカしだしたらひつこいからなぁ。どっちも折れへんから、うちの家族のあ〜いうとこが嫌いやねん」
もぉ、黙って聞いておく。

「えっ、今は夜中やのん。そら寝なあかんわ。寒いわぁ。ジェフ、ジェフ君、寝るよ」で、ジェフを抱っこして布団に入ったママリン。
しかし、だんだん腹が立ってきた私。
「クー、クーちゃん。一緒に寝るよぉ。こっちにおいでぇ」とクーを呼ぶ。
「クーちゃん、ママが呼んでるよ。来てあげなさい。あんた、あきらめ。クーはあんたのことが嫌いやねんわ」
「そんなことない。いつも一緒に寝てる。私はクーと一緒やないと寝られへんのっ」
「あんたは猫バカやもんなぁ。ほら、ここにいるやん」
「違う。それはジェフ。クーちゃん、おいでぇぇぇ」
「あんた、クー、クーってうるさいなっ。クーはどっか外に遊びに行ってるんとちゃう」
「外に出てるわけないやろぉ。たぶんコタツの中やわ。クー、お布団においでぇ」
「あんた、うるさいよっ。クーはあきらめなさい」
「あきらめられるわけないやろぉ。私の宝物やねんから」
「はいはい。あんたは人間より猫の方が大事やったなぁ。あ〜、うるさいっ。もう帰る」。

で、またまた起きて、そのまま出て行こうとする。
しかし、ママがドアを開けると、クーが飛んで来て出て行ってしまったぞ。
最近、屋上のドアを閉めているので、外に出たいクーは、ラッキーとばかりに非常階段をタンタンと上がり、追いかけごっこをする気でいる。

9階の玄関にカギをして、ギャラリーのドアを開けて、「クー、クーちゃん。帰ってきなさい。今日は遊ばへんよ」と説得していると、ママも後ろについて来て、「クーちゃん、ママに言うことを聞きなさい」とお説教。
あなたの家出が原因で、クーまで家出したんやないのと思いつつも、今はクーの家出が最重要課題となる。
ジェフもチチも集まって来て、「クー兄ちゃん、帰ってきてェェニャ〜」と心配そうに鳴き続ける。
人猫総動員で、ギャラリーのドアの前でクーのお帰りを待つ。

私が非常階段まで出てって、クーを探していたら、「クー、帰ってきてるよ」とママ。
「違うっ。それはジェフや」とギャラリーを見たら、白いのが二匹いた。
なんや、いつの間に入っていたのか…。

深夜のとんだ猫騒動、お布団に入ったのが3時である。

ママの悪魔ちゃんモードは、払拭されたわけではなく、くすぶっていたようだ。
悪魔ちゃんモードの時は、なだめすかすのではなく、爆発させた方がいいのは分かっていたが、ギャラリー開催中だったの、どうにかでねじ伏せていた。
が、深夜の徘徊はイヤである。

ママを寝かさず、クーちゃんコールをするという意地悪をした私、クーちゃん脱走で罰が当たる。
でも、クーの脱走で、ママは自分の家出を忘れる。ヘンな相乗効果である。

しかし、火曜日に3時間歩いた疲れが、そろそろジワジワ来るような…。
ママの肉体疲労に期待する私の方が、悪魔ちゃんである。

本日の評価:評価不能
本日の家出:2回(私、平野町交番)
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by asayosan | 2011-11-25 14:48 | 今日のママリン

11月23日(水)マイナス×マイナスはプラスの作戦、見事に成功。

さすがに昨晩の夜更かしのせいで、爆睡。
起こしても、「イヤや。今日は休むぅぅぅ」。
「休んでもいいから、とりあえず起きて着替えてくれる。ギャラリーのお客さんが来るから…パジャマではアカンわ」。
“お客さんが来る”に反応したママ、ノロノロと起きてノロノロと着替える。

「朝ごはん、いらんっ。こんなとこいるより、しお風さんに行った方がマシやっ」と、ちゃちゃと口をゆすいで髪の毛をとかして靴を履く。
怒りでスイッチが入ったようだ。
ちょうどさくらさんから電話があり、一緒に降りて、膨れっ面で出発。

で、4時半に戻って来る。
とってもご機嫌である。
作家さんが在廊していたので下に行き、アンパンのおやつとコーヒーを出すが、閉店までのあと2時間半もある。
断られると思ったが、「散歩に行く?」と誘うと、「行きたいっ」。
あんなけ歩いても、疲れていないのか…。

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で、ほん近くでやっている神農祭に行く。
昼間は長い行列ができていた少彦名神社の境内もすいていて、神楽を見物してしっかりお参りする。
今回は、自分の健康だけをお願いする。

屋台が連なる道修町を歩き、「綿菓子買ったろか」に、「いいわ。食べ方、わからへんもん」。
そらそうだろう。
うちの親は私たちが子供の頃、お祭りに行っても何ひとつ買ってくれなかった。こんなとこで売っている食べ物は、ばい菌だらけというのが理由であった。

その反面教師というわけではないが、「リンゴ飴、食べるぅ」「チョコバナナ、買ったろか」といちいち進めてみるが、「うぅぅん、いらんわ」と断られる。

どこかの屋台で、おでんで軽く熱燗を飲みたい私だったが、店を覗くたびに「やめとこ、ここはやめとこ」と袖を引かれる。
何か食べたいが、ちゃんと普通に屋根のある店に行きたいそうだ。

e0200261_13252060.jpgで、またまたGOZOに行く。
ママは、つき出しのピーナッツの殻をむくのにしばらくは夢中になるし、テレビがあるので、ママのおしゃべりに生返事して、普通にニュースなんぞが見られるのでラクチンなのだ。

イカのフライ、トマトサラダ、スズキのグリル、エビのオイル鍋を頼み、グラスワインをチビチビ飲む。
「なぁ〜、ここは何回か来たことあるよねぇ。覚えてるわぁ。お寿司が美味しいとこやろぉ。あんた、お寿司は頼まへんの」
「スペイン料理にお寿司はないの」
「私、この店、好きやわぁ。店員さんがベタベタしてないし、可愛いおぼっちゃんやないのぉ。あんた、あの子が好きやの」
「好きも嫌いも若すぎるっ」
「あんた、この店の常連やのぉ。偉いなぁ。女やのに常連の店があるんやなぁ。最近は女の人でもよく飲むもんなぁ。あんた、何軒ぐらい常連の店を持ってるの」
「ここと、とく兵衛だけ」
「そんなことないわ。もっとあったやん。父さんが連れて行ってくれる店は、なんか安らげへんかったけど、あんたが連れて来てくれる店は親しみがあるわ」
「アットホームということやね」
「そうそう。気さくやねん。今日も奢ってくれるの。あんた、お金あるの」
「お金がなかったら、店には来ません」
「そらそうやなぁ」。

で、昨日の悪魔がウソのように、美味しい美味しいとコロコロ喜ぶママリン。
こういう時は奢りがえもあるが、昨日のマイナスポイントがあるので、ママの年金から若干の迷惑料を頂くことにする。要は、ここはママの奢りである。

6時半に帰ってきて、「もう寝ていい」と、パジャマに着替えてさっさとお布団に潜り込むママ。
ギャラリーでは作家さんのお友達が集い、相当に賑やかなのだが気にならないらしい。
やっぱりお疲れなのだろう。ラッキー。

で、7時に閉店して、一人の静かな夜を満喫。

マイナス×マイナスはプラスの作戦、見事に成功。

本日の評価:021.gif018.gif005.gif037.gif045.gif018.gif043.gif014.gif
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by asayosan | 2011-11-24 13:51 | 今日のママリン

11月22日(火)警察どこですか、梅田は、門司は、奈良はどこですかで、平野町交番に戻るママの人生ゲーム。

今日も朝から不穏な動き。
やみくもに早起きしたママリン、家の中をウロウロしている。
奥のテーブルの方で、ファスナーの開け閉めする音や、紙類のパリパリ音がする。

私の貴重品を勝手に自分のカバンの中に入れていたりするので、財布の入ったトートバッグは目につかない所に置いてあるのだが、ひょっとしら椅子の上なんかにポンと置いてあったのかもしれない。
お金を見つけたら、ポケットにさくっと入れてしまうのがママの習性、寝床から耳を澄ます。

次は玄関のドアをガチャガチャしてる、冷蔵庫を開ける音がする、シャ〜とおしっこをしてる音がする、ニャァ〜とジェフの鳴き声がする、またファスナーの音に、なにか紙をめくっているような音…。

まだ朝が早いので、ここはじっと我慢して寝たふりをする。
今起きてしまえば、デーのお迎えまでの2時間、ガチンコでママとおつきあいになってしまう。

でも気になる。あのファスナーの音は、いったい何を入れていたものなのか…。
もし、大事なものだったら、しばらく行方不明になってしまう。
う〜ん、どちらを優先しようかと悩んでいたら、ママが布団に戻ってきて寝はる。
じっと我慢の勝利であった。

で、そのまま起こすまで寝ていたママだが機嫌が悪く、ソファに並べた服の私のお着替え指示を無視して、パジャの上にフリーズを着て、その上に丸首セーターを重ね着し、胴体がピチピチになっている。
「そんなん肩が凝るよぉ。順番が違うって」と言っても、
「これでいいです。かまわんといてっ」。

セーターの裾からは、だぶだぶのボーダートレーナーが覗いているし、首元はひんまがったフリーズの襟がはみ出し、昨日よりけったいな格好である。
おまけに、3つのカバンに衣類を詰め込んで、「下で待ってます」と、出て行ってしまう。

すぐにそよ風さんのお迎えが来るが、あまりヘンなので、ラバコちゃんがカバンの中のジャケットを出して着せて、路上でお着替え。でも、ダルマ状態に変わりはない。
まっ、お風呂に入った後で、正しい順番で着せ替えてくれるだろう。

で、謎のファスナーの音は、そよ風さんの連絡ノート入れで、机にあったもいろいろな紙類が、ギャラリーチラシのA4の茶封筒の中に入れられていた。
自分では片付けをしたつもりなのだろう。
でも、いじられていた箇所はすぐ判明したので、難なきを得る。

e0200261_13195167.jpgラッキーなことに、そよ風さんからの戻りが5時45分で、7時の閉店まで1時間強となる。
さらにラッキーなことに、お客さんから菊屋の最中を頂き、ママ夢中になる。
「もう1個食べていい?」「もう1個食べていい?」で、結局全部食べてしまう。

作家さんが在廊していたので、私は麻雀ゲームをしながらママにつきあい、閉店を迎えて店じまい。
さらに、「お腹いっぱいやから、もう寝るわ」とパジャマに着替えて寝仕度をしてくれるので、ラッキーとほくそ笑み、簡単に夕食の準備をする。
が、出て行きました。
平野町交番から電話があり、マンションを降りたところで、お巡りさんが連れてきてくれる。

しかし、どんどん、気分が、急降下。
自分はご飯はいらないと言っているのに、夕飯を作る私が気に入らないようだ。
「ママはお腹一杯でも、私はペコペコやの。自分が食べたいから作るの。ママはいらんかったら食べんでよろしいから…」
「そうやって恩に着せるのがイヤやねん。私はいらんって言っているのに…」
「だから、食べたくなかったら残したらいいやん。なんで、そう自分中心なんかなぁ」
「自分中心なんは、あんたやないのっ。勝手なことばかりしてぇ」。

e0200261_1331794.jpgスープなら食べられるだろうと、白菜入りの水餃子スープにして、厚揚げ焼き、サツマイモご飯の夕食を、イヤそうにつつくママリン。

昔はこういう時は、ムカっときていたが、今は平気のへっちゃらである。
日本酒を飲みながら、テレビの爆笑衝撃映像に一人で大笑いする。
どうせ、出て行くのである。

で、やっぱりと言うか、当然というか、「もうこんな家にはいたくありませんっ。出て行きます」と玄関のドアをガチャンと閉めて脱走。
すぐに平野町交番から電話があり迎えに行くが、今日のママはいつもと違う。

「私は、あなたの家には帰りません。私の家に帰ります。ですから、どうぞお帰りください。私のことは心配いりませんので、ちゃんと帰るとこがありますから…。どうぞ、お引き取りください」と冷静、かつ冷たい笑みを浮かべながらもの申すママリン。

お巡りさんに「どうしましょうか」とこっそり聞かれ、「追い出してください。後をつけますから…」。

さぁ、これが、久々の夜の大徘徊の幕開けになろうとは…誰が想像できたであろう。
コタツに入っていたので、靴下を脱いでいた素足に雪駄をひっかけて迎えに出た私、日本酒を飲んでいたおかげでポカポカなのが、ラッキーである。

今日は隠れて尾行するのはやめて、1メートルぐらい後ろを堂々とつけてみる。

東警察の方に向かい、何人もの人に「警察はどこですか?」と聞き、何回か警察の前を通り過ぎ、また人に聞き、やっとたどり着く。

警察のフロアで、「ついてこんといてっ! お巡りさん、この女を捕まえてください。私を付け狙っているんです。私のお金が目当ての、泥棒なんですっ」と怒鳴り散らす。

お巡りさんに「どうしましょうか」とこっそり聞かれ、「追い出してください。後をつけますから…」。

私服のお巡りさんが2人入ってきて、
「あれっ、おばあちゃん。どうしたん。帰らなあかんやん」
「私は、お宅のことは存じあげておりません」
「平野町交番でよく会うやん。制服着てないもんなぁ。でも、何回もしゃべってるよぉ」
「知りません。お宅、この子の友達ですかっ。そしたらグルなんですね。分かりました。あかん。ここはあかんわ」。
で、スタスタと出て行く。
「今日は悪魔ちゃんなもんで、すみません。いつもお世話になってます」とお礼を言って、東警察署を出る。

ケータイで時間を確認すると、8時17分。
8時前に出て行ったので、あと1時間ほど歩いてもらって、悪魔ちゃんモードを徘徊によるエネルギー消耗で鎮火させようと計画する。
マイナス×マイナスはプラスになるの法則である。

しかし、ずっと思っていたのだが、どうしてマイナス×マイナスはプラスになるのか、これが感覚としては理解できずにいる。

本町通りを西へ進み、ビルの花壇に座る込むママ。
ちょっと離れた花壇に私も座り、タバコ休憩する。
そろそろお疲れが見えてきたママリン、そろそろ落ちるか…。

で、またまた数人に「梅田はどっち方向ですか?」と道を聞き、地下鉄の駅を教えてもらうが、堺筋を北上する。
後ろで『三百六五日のマーチ』を唄って応援してあげるが、「うるさいっ」と怒鳴られる。
道修町の神農祭がやっていたので「こっちの道が楽しそうやよ」とアドバイスしたが「関係ないっ」と無視される。

ライオン橋で、どっちに行こうか途方に暮れたママ、「あんたが、先に歩き」。
「いや、ママが行きたい家があるんやろぉ。私は知らんから、ママの好きなように歩きよ」
「そんなんわからへんっ。梅田に行きたいのっ」
「そしたら、あの高いビルの向こうが梅田やわ。方向は合ってるわ」。

しかし、せっかく教えてあげたのに、中之島を南森町方面に歩いていくママ。
「あ〜、わかった。わかった。この国道を真っすぐ行ったらいいんや。前にかめちゃんと一緒に歩いて、なぁ〜んや、こんなとこに出て来るんやなって、すぐ近所に家があったわ」
「それは、よかったわ。でも、ここは大阪やよ」
「なに言うてるの。ここは小倉です。あ〜あ、お金があったらなぁ〜。タクシー乗ったら300円で行けるのになぁ。しかたない。歩きましょ」。

で、またまた数人に「門司はどっちの方向ですか?」と聞き、さすがにこれには皆さんポカンとされて、それは九州の門司のことですか、新大阪から新幹線に乗らなあかん、梅田から深夜バスに乗れば行ける、この近所にそんな地名はない、歩いたら600キロはあるから3ヶ月かかるかな、とりあえず、方向としてこっちです…、といろいろな答えを言われる。

私が後ろにいるので、なんとなく事情を察して、なんとなくその場をとりつくろってくれる。
みなさん、優しい。

しかしママは、「みんな勝手なことばかり言うから、わからんようになったやん。もぉホンマにどうしたらいいんやろぉ。あんた、切符、持ってるんやろぉ。返しなさい。それを払い戻ししてお金に換えるっ」。

どこでどうママの頭の中のストーリーが変わってきたのか、話の断片を整理してみると、大阪から電車に乗って小倉まで帰って来たので、歩いたら門司まで帰れると思っているようだ。
そして、ここは大阪と違う、門司のほん近所まで帰ってきていると言張るのだ。
菅原町の地名の看板を見て、「あ〜あ、わかった。もうちょっとや」と、大阪の街を門司の感覚で歩いているママ。
悪いが、絶対に目的地に着くことはない。

天神橋の近所でトイレに行きたいと言い出したので、公園の公衆トイレに案内する。
「あんた、ちょっとカバン、持ってて」と、頼まれる。
なんや、私を使うんか、で、ちょっと沈静化したかと思ったが…。

ここを大阪と理解してもらうために、天神橋北詰交番に寄ってみる。
ちょうど警邏のお巡りさんたちが5人ほど帰って来たところで、顔見知りのお巡りさんが、「おばあちゃん、こんなとこまで来てんの。遅いから、もう帰りや」。
「すみません。門司はどっちの方向でしょうか?」
「門司? ここは大阪やでぇ。寒いから、もう帰りっ」
「ほらほら、ここは大阪やん。お巡りさんが言うんんやから間違いないって」
「あんなけ歩いたのに、大阪ってことはない。門司に帰ってきたやん。電車乗ってきたやん。わかりました。こっちに行きます」。

で、松屋町を南へ歩き出す。いいコースである。
ふとケータイで時間を見たら10時45分ではないか。
ママのボケの迷走ぶりが面白くて、時間を忘れていたぞ。
というか、エクササイズ歩きで運動していたとはいえ、そろそろ素足が冷たくなってきた。

大林ビルの下で、「そろそろ帰ろうか。ここから家は近所やわ」と、うながしてみる。
「うっそ〜。やっと家に着いたんやなぁ。帰ろ。もう、しんどいわぁ」。
やった〜、落ちた。で、こっち、と先導する。

しかし、「なぁ〜、家って、あんたの家と違うのっ。あんたの家やったらイヤやっ」。
ガック〜ン。半落ちどころか、振り出しではないか。

「ママの家は奈良やの。奈良に帰るなら、難波に行かなあかんわ。この道を真っすぐやわ」
「あんたの言うことなんか信用できません」で、また人に道を聞く。

親切なサラリーマンが、「奈良でしたら、この辺には駅はありませんよ。近鉄電車ですから、う〜ん、ここからなら上本町か鶴橋か日本橋か、ですね。タクシーで行きはったらいいですわ」。
この話を立ち聞きしていた大林ビル客待ちのタクシーの運ちゃんが、「送ってあげるでぇ。乗りなさいよ」で、ドアを開けるもんで、その気になったママを引き止めるのに一悶着。
「お金ないですから…」に、「なぁ〜んや」。

で、私が歩く方向からクルリとUターンして、「あんたはそっちに行き。私はこっちに行きます」。

おいおい、おいっ!
やみくもに歩きながらも、なんやかんやで家まで10分圏内に入るという奇跡の生還を遂げたというのに、今から難波方面かいっ!

ここに来て、やっとムカっと来る。

「あんなぁ〜ママリン。もう11時前やから、近鉄電車乗るなら早く行かな終電に間に合わんよ。そんなダラダラ歩いていたら、間にあいませんよ。それより、家のカギは持ってるの?」
「持ってない。子供たちがいるやん」
「いません。空家です。ガスも電気も停めてるのに、途中でローソク買いや。家、真っ暗やで」
「なんで電気が停められてるんよ。あんたがしたんやな。家を盗ったんやなっ」
「いいえ、家はあります。隣が、IさんとHさんの、あの家です」
「あ〜、あの家か。あの家はいらんわ」。

ママは、奈良の家のご近所さんがあまり好きではない。
自分の家には帰りたいが、あの家には帰りたくないのだ。

松屋町を行ったり来たりして、ライフに入りかけてやめて、また人に「警察はどこですか」と聞いて、平野町交番を教えてもらってる。

で、超近所をウロウロして、平野町交番に戻って来たママ。
お巡りさんは不在であるが、振り出しに戻る。

そのショックのせいか、歩く気力を完全になくしたママ、私の後をトボトボついて来る。

「あ〜あ〜、あんなけ歩いたのに、また振り出しやないの。なんでいつもこうやのん。この辺にはあんたの家しかないんやなっ。あ〜あ、イヤやなぁ〜。あ〜あぁ、また舞い戻ってしまったやん。母さん、助けてっ。どうしたらいいんやろぉ」
「明日、明るいうちに帰ったらいいやん」
「当たり前や。明日は出て行きます。しかたない。今晩は泊めてもらうわ」。

で、11時20分に帰ってきました。
ママはバタンキューで寝てしまう。そらそうだろう。
私はコタツの入って、日本酒を飲み直す。

本日の徘徊は3時間強。
終わってしまえば、何か夢か幻のようでもある。
ママの頭の中は、『未来世紀ブラジル』のようになっていたのだろう。

実は、書ききれなかったが、街の人たちとのやりとりのライブが爆笑もんだったのだ。
こらこら、真面目に接してくれた親切な人に対して、これは不謹慎であった。
しかし、大阪人はやっぱりオモロい。世界に類をみないお笑いの街、大阪である。

延べ20人ほどの人に道を聞いていたママ、本日は路上パフォーマンスということでアサヨ劇場終演。

で、悪魔モードが燃え尽き、払拭されたのかどうか、明日のママの出方を見るしかない。
マイナス×マイナスはプラスの法則。実感させて欲しい。

本日の評価:評価不能
本日の家出:1回(平野町交番2回、東警察署、天神橋北詰交番)
徘徊時間:3時間30分
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by asayosan | 2011-11-22 16:53 | 今日のママリン

11月21日(月)やっぱり来たかの、悪魔ちゃん周期。

8時頃に起きたママ、目を吊り上げ、口を尖らせている。
「顔を洗いやぁ」に、「そんなん、言われんでも、わかってます」。
でも、口はゆすいだだけで、歯は磨いてないようだ。

自分勝手に着替えたそのファッションは、ネルシャツの上にパジャマを着て、下はパジャマのスエットのままだ。
「その格好はおかしいわぁ。上を脱いでセーターを着なさいよぉ」
「かまへん。これでいいねん。これで、いいっ。ほっといてっ」
「ここは腐っても北浜やの。パジャマで歩いてる人はおらへんの」
「いいのっ。私が恥かくだけやん。あんたには関係ないっ」。
こうなると説得不可能なので、そのままで行ってもらう。

お迎えの時間には30分あるので、下に見に行くと、マンションの前で寒そうに立ってるママ。
「寒いから、着替えよ」に、「かまへんっ。車が来るからいいのっ」。

e0200261_1359278.jpg理事長に会うと、「寒いから、オーバー取ってきぃって言ったんやけどなぁ。今朝はアカンなぁ」。

で、お迎えのバンに乗ったが、私を睨みたおしている。
やっぱり、きれいに、見事に、悪魔ちゃん周期に入ったようだ。

写真はほったらかしてでも見事に咲いたシャコサボテン。
ママよ、花を愛でる余裕はないのか…。

ママが5時過ぎに帰ってきたが、ギャラリーは明日から開催の『ジュエリー&絵画 向井知奈美 安井千佳子~人 生活 心~』の展示作業中。
「あれっ、上に誰かいるやん」と落ち着きになさを見せるが、暖かいコタツに座らせて、足腰をぬくぬく金縛りにしとく作戦に…。
今冬はじめてのコタツの点火、暖かさの魅力にママは席を立つことを忘れる。

e0200261_1412336.jpge0200261_1414921.jpg夕食はナス、タマネギ、ししとうに茹でたジャガイモをカレー粉で炒めて、最後にカレールーをまぶした煮込まないカレー。
それに、柿とブロッコリーのマヨネーズ和え。

ママはかねてより、大きなジャガイモがゴロゴロ入ったカレーを所望されていたので、ちょうど香里園から貰ってきた美味しいジャガイモを主役にしてみた。
ママ、ニコニコでけっこうな量をペロリと食べる。

「あんなぁ〜、こないだうちの母さんに200万円ほど貸したんやけど、返してくれへんねん。何に使ったかも教えてくれへんのよ。返してって何回も言ってるんやけど、のらりくらりはぐらかされてるねん。どうせつぎお坊主にあげてるんやわ。私のお金やのに、平気でつぎおちゃんにはあげるねんから…。母さんはつぎおちゃんが可愛いから、もう何百万円も貢いでいるんよっ。えっ、つぎおちゃんは死んだの。あ〜、たぶんそのせいやわぁ。病気したから、その入院費に使ったんやわぁ。なんや、死んでしもたんかぁ。そしたら、母さん、ショックやろなぁ。あんなけ可愛がっていたのになぁ」。
時系列が無茶苦茶だが、ママなりにストーリーをうまくまとめるのは見事である。

空いた皿を流しに持って行くが、洗いもんはパスして、またコタツにもぐり込む。

で、地震が来る。
床が動き、電灯も揺れて、テレビをNHKにしたら広島で震度5だそうだ。
東日本大震災の時もこっちも揺れたので、また大災害かと思ったが、たいしたことはないようでよかったである。

「でも、日本は地震があっても、たいしたことないからいいよなぁ」と暢気なことを言うので、東日本大震災を説明するが、「そんなこと、誰も言ってなかったよぉ」。
そらママの周りでは、震災や不況が話題になることはないだろう。

で、またまたはじまった、死んだ人たちの「どこのいるの?」の消息訊ね。
「みんな、みんな、墓の中。ママ、そんに会いたかったら、墓守でもするぅ」に、「なに言うてるの。さっきまでいたやん。やっぱりこの家は怖いわ。私の身内はみんな殺すんやなっ。あんたなんか大嫌いやっ」で、出て行ってしまう。

で、すぐに平野町交番から電話。
ギャラリーの作家さんに声をかけて、迎えに行く。

「今日は、自分から迷子になったから、あっこさんに電話してくださいって、入ってこられましたよぉ」とうれしそうなお巡りさん。
ママから私の悪口をひつこく聞かされるのは、いいかげんうんざりなのだろう。
それにしても、あんに怒って出て行ったのに、交番までの道すがらで目的が変わってしまうママの脳って…。

しかし、私の家に近づいてくると、「なぁ〜んや、ここはさっきの家やん。同じとこに帰るんか。あ〜あ、なんでこうなるんやろぉ」とガックリと肩を落とす。
家に帰っても、「あ〜あぁ」とため息ばかりで、「しかたないっ。今晩はここで寝かせてもらいます。明日は帰りますんで…」とお布団に入る。

作家さんの展示も終了し、ギャラリーを戸締まりして、カンパリロックを飲みながら『猫鳴り』を読んでいたら、起きてきました。

「なぁ〜、あんなぁ〜」と何かしゃべろうとする前に、「ママ、お口チャック。夜は静かに過ごそうよぉ。これからは大人の時間。ママはさんざんしゃべったから、本日のおしゃべり終了。以上」。

「はいはい。あんたは私と口もききたくないんやなぁ。よぉ〜わかりましたっ。そんなに嫌いやったら、私を呼ばんといたらよかったんやっ。はいはい、一人の時間がいいんですね。はいはい。わかりました。私は黙っています。明日は出て行きますので、どうぞ存分に一人の時間をお過ごしください。はぁ〜ぁ。だからこの家は嫌いやねん。あんたがキツイから、みんな出て行くんやわっ。みんなを追い出しても平気な女やもんなっ」

「なぁママリン。黙ってるって言って、ずっとしゃべってるやん。もう寝なさい」
「しゃべってないっ。これは独り言です。あんたに話してないっ」
「って、聞こえてます。心の中でお話し、しときなさい」
「あんたが、ガミガミ言うてるんやないのっ。ちょっと静かにしてくださいねっ。他の人たちは、みんな寝てはるんですから…」
「はいはい。もう口、ききませんから…。以上」。

「はぁ〜ぁ、この家はほんま気持ち悪いわっ。すみませ〜ん、明日、私、どこに行くんでしたっけぇ…。もしもし。あ〜ぁ、黙りですかぁ。それぐらい教えてくれてもいいんじゃありませんか。まっ、いいわ。どうせ出て行きますから…。ジェフも一緒に帰ろうなぁ。ここにいたら、いじめらるでぇ。すみませ〜ん。明日何時に起きたらいいんでしょうか。もしもし…」
「8時っ」
「はいはい。8時ですね。朝ごはんいりませんので…。そんなら寝かせていただきます」

で、やっとお布団に入るが、まだブツブツと文句を言っている。
無視っ。

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本日の家出:1回(平野町交番)
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by asayosan | 2011-11-22 15:36 | 今日のママリン

11月20日(日)いい方向でママ徘徊に、いいタイミングで合流で、偶然で奢ってもらいラッキー。

お泊まりが成功し、衣替えも掃除も完了、4時にさくらさんに迎えに行く。
6人ほどが座ったテーブルで、ママが一人でしゃべっている。
ママの顔をポカンと見ているおばあちゃんたち、聞いているのか、呆れているかは分からない。

私の顔を見ると、「あんた、遅いやん。遅いわ。なにしてたんっ」と不満そうだが、さっさと帰り仕度。
「なぁ〜、あの人たちも帰りたがっているんよぉ。一緒に帰れるように言ってあげてよぉ」って、余計なことはせんでよろしい。

どこかでご飯を食べて帰ることにして、ゴーストタウンの北浜を避け、ミナミの方に歩いてみる。
丼池商店街の洋裁専門店でズボンのゴムを買ったり、ブラブラ店を見ながらの楽しい散歩だったのに、長堀橋に来たところで、「あんなぁ、私、帰るわ。国道道をまっすぐ歩いたらいいんやろぉ」。
「ママの家は奈良なんで、近鉄電車に乗らなあきません。ついでやから難波の駅まで送ってあげるわ。あとは自分一人で帰ってね」と言い、歩き続ける。
途中でどこかの店に入れば、帰りたいモードは払拭されるので、ここはママに合わせておく。

e0200261_1552541.jpgが、東急ハンズの前あたりで、「あんたは帰ってっ。私一人で歩いて帰ります」と、さっとUターンして東に向かって歩き出す。
久々のスパイ大作戦で、ちょっと離れて後ろをつける。

で、カップルに道を訊ねている。
ケータイ電話を取り出したので、迷子の老人の110番通報するのかと、出て行こうとしたら、ケータイを見ながら道を教えもっらているようで、ママはカップルに頭を下げてこっちに歩きはじめたぞ。

私の横を通り過ぎるママリン、「あんたの家に帰るのと違いますから…」と捨てセリフを残して、なんの躊躇もなく北に向かって歩きはじめた。
想像するに、北浜はどっちですかと訊ねたような…。
なかなかラッキーな道筋に、北への一本道をだいぶ離れて後をつける。

ミナミから離れていくほどに、人も少なくなり、あたりも暗くなってきて、ママの快速にも疲れが見えてくる。
皮のカバンが重いのか、首にぶら下げたのには笑ってしまう。

平野町3丁目の交差点にさしかかった5時半頃に、千夏ちゃんからケータイ。
ちょうどママに声をかけて、GOZOに行こうと思っていたタイミングだったので、後でGOZOで合流することにする。

で、ママは私との再会を半ベソかきながら喜んでいる。
「あんたぁ、ずっと私の後をつけてきてくれたんやなぁ。ありがとう。どうしたらいいのかぁ、分かれへんようになったんよぉ、グッスン。暗くなるし、心細かったんよぉぉ、グッスン。あんたが着いて来てくれたんなんてぇ、知らんかったわぁ。あ〜、よかったぁ。やっぱり親子やなぁ。助けてくれたんやなぁ。ウェ〜ン」。
「泣かんでよろしいから。さっ、ご飯食べに行こか」
「そんなんいいから。あんたの家、遠いんやろぉ」
「すぐそこやん。ここから近いから、近くの店に行こ」
「え〜、ここは門司と違うのっ。あんなけ歩いて、まだ大阪やのぉ。え〜、あんたの地元やのぉ。私は所詮、お釈迦さんの手で転がされてる孫悟空みたいなもんなんやなぁ
「うまいこと言うやん。そうそう、この辺をグルッと回っただけやわ」。

で、GOZOで偶然、YCAの水谷さんと会い、社長昇進のお祝いを述べる。
ついでに軽く仕事の状況を報告する。

一度気に入ると同じものを頼む傾向にある私、ヒレ肉のステーキ、スペイン風魚介のパスタを頼み、後でポテトサラダ、チキンのパエリアを追加。
ママにはオレンジジュース、私は赤ワインのデキャンタ。
ママはピーナッツの殻を剥きはじめて、しばらく大人しくなる。

しかし、ママはあんなに歩いたのに、まだここが大阪なのが信じられないようで、それも私の家の近所に舞い戻って来た不思議に、キツネに摘まれおとぎ話のばあちゃん状態。
いちいち説明するもじゃまくさく、なぜかスペイン料理の店なのにテレビで『笑点』が流れてたので、それを見ながら生返事をする。
スペイン料理の店で『笑点』、このほうが不思議であるが…。

e0200261_1635590.jpgで、千夏ちゃんがやって来て、私らのおしゃべりを大人しく聞いていたママだが、だんだん退屈になって来て、「私は、先に帰るわ」と席を立っとうとするのをなだめながらおしゃべり続行。
ママは何回かトイレに立ち落ち着かなくなってきたが、再び高いスツールに座らせておしゃべり続行。

e0200261_16414329.jpg最後の手段は、ママの好物デカプリンを注文するが、パクパクと食べ終わり帰ろうとするのを、このグラスが空くまで待ってとお願いしておしゃべり続行。
いくつかの人との会合の予定を立てる。

で、お勘定を頼むと1600円ぐらいで、水谷さんがこっちの会計もスマートに済ませて帰ったようだ。
よっ、社長、に感謝。

家に帰ってすぐに寝てしまったママだが、私らはまたしばらく飲んでいたら、ママが起きてきたが、お茶を一杯飲んで素直に寝てくれる。

なんかいろんなことがあったようは1日であったが、酔っぱらって私が寝たのが9時。早っ。

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by asayosan | 2011-11-21 17:03 | 今日のママリン

11月19日(土)お泊まり成功で、衣替えの戦場と化す部屋。

今日はさくらさんのショートステイで、お迎えは11時10分。
できればギリギリまで寝ていて欲しいと思っていたのに、9時に起きてきて、「お腹がすいたわ」。
いつものアンパンとラ・フランスの朝ご飯。

でも、「今日はお迎えが遅いから、また寝ていいよ」と言うと、「ほな、寝かせてもらうわ。まだ夜やろぉ」。
今朝は雨なので薄暗く、ママの気分は朝ではないようだ。
この勘違いを利用して、二度寝してもらう。

で、11時前に起こしたら、「えっ、お迎え来るの。今は、朝やのぉ。夜かと思ったわ」。
メガネがないないのひと悶着はあったものの、元気に「下で待ってるわ」。

管理人室で、浅井さんと理事長と遊んで、「それでは、行ってきまぁ〜す」と敬礼して元気に出発。

e0200261_13214343.jpg私は衣替え作業をスタート。
もしかしたら、ママのお泊まり失敗の可能性もあるので、夕方までには済ませたかったのに、部屋中に積まれた古着の山に、しばし途方に暮れて、ママのお泊まり成功を祈りつつ、次の日に持ち越す。

で、お泊まり成功でした。
1時までかかって、半分ほどの整理ができる。

猫たちがセーターの山で遊んだり、衣装ケースの中で寝たり、引き出しの中で服を掘り起こしたり、抜け毛をバラまいてくれる。
お手伝い、ありがとっ。

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by asayosan | 2011-11-20 13:26 | 今日のママリン

認知症のママリンの日々の暮らし
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