ボケリン・ママリンの観察日記

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9月25日(水)甘いもの食べ放題のおかげで、幸福度がアップしたような…。

e0200261_15403489.jpg今朝も早起き。

熊のプーさんに話しかけた後、お菓子箱からアメチャンの袋を発見。
封を切ってないサラのままの袋だったので開けられず、袋を手に持って、家中をウロウロしている。

開けて食べたいのに、袋が破れないのだ。
おっと、歯で噛み切ろとしてるが…、失敗。
面白いので、どうするか観察。

で、両手でアメチャンを胸に抱っこして、「なぁ〜、アメチャン、もろてきてん。あんたのあめ玉と、かえことせ〜へん」。

「ママ、袋、貸しぃ。開けてあげるわぁ」で、もう意地悪するのはやめてハサミで封をカットしてあげる。

「これは栄養的にもいいしぃ、みんな好きやから、もうちょっともらうわなぁ」で、ポケットにアメチャンを入れて、また布団に入ったぞ。

「あ〜、ここは私の好きなもんがあるしぃ、ええわぁぁ。なぁ〜、お金、とってなぁ。そ〜してもらわんと、おりにくいからぁ。これからは、ただいま〜って、あんたとこに帰ってくるわぁ。あ〜、おいちぃぃ。あっことこにはもう帰らへんから…、私は栄養失調になったって言うといてぇ。みんな肥えてるのにぃ、私一人、痩せてるからって…、休みますって言っといてなぁ」。

で、また二度寝しはるが、数粒のアメチャンで、これほど幸せになってくれるなら、安いものである。
栄養はないが、その魅力、恐るべし。アメチャン、ブラボー。

e0200261_15395164.jpge0200261_15405527.jpgで、4時50分にご機嫌で帰ってきました。

「あ〜、大好きな家に帰ってきたわぁ。ジェフ〜、ジェフ君、おまえも世話になってるんかぁ」と、お気に入りのソファによっこらしょとお座り。

ここ最近、ママはとってもいい子である。
ニコニコと可愛らしいおばあちゃんである。
もうここが自分の家である自信というか余裕というか、安心しきってる感じである。
アメチャンがあるからか…。

夕食は、サヨリの一夜干しにママ大好物のサツマイモのパイナップル煮、きんぴらごぼう。

「あ〜、おいちぃ。なぁ〜、私みたいなもんがいたら、あんたは大変やなぁ。え〜、ご飯作るくらい簡単やのん。そしたらお金、とってなぁ。もう一人、私みたいなもんがおったら、その人も喜ぶのになぁ。あんた、もう一人、呼んであげたらぁ」
「いえいえ、ママと猫3匹で充分です」
「そ〜かなぁ。うっとこのばあちゃんも来たがってたでぇ。私があんたとこで、よ〜してもっらてるから、自分も来たいらしいわぁ。私が行っても、ご飯も食べさせへんくせになぁ。あっこの奴も、私がここにおるの、納得したらしいわ。あいつはケチやから、また何か言うてきても、ここにおらしますって、言うてなぁ」。

思うに、ママがこの家を大好きになった原因は、どうも食べ物、それも甘いものにあるようだ。

ギャラリー開催中は、ママにご機嫌でいてもらいたがために、お菓子、アンパン、アメチャン食べ放題にしたのだが、それがママの幸福度を格段とアップさせたよう。

ちっちゃい子供がぐずった時、よく母親が使う手、お菓子を食べさせるという作戦は、86歳の認知症ママリンにも有効だったようだ。

やっぱり、どんどん幼児化していくママの脳。

妄想によるどっちでもいい心配ごとも、甘いものが忘れさせてくれるのかも…。
ママを甘いもの中毒にしてしまったか…。

アメチャンをポケットに入れて、布団の中でもペチャペチャしてるママ。
でも、幸せなら、まっ、いいか。

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by asayosan | 2013-09-30 16:06 | 今日のママリン

9月24(火)ジェフより、ぬいぐるみの熊のプーさんを愛するママリン。

早寝の爆睡をしているので、早起きになってきたママリン。
秋晴れの素晴らしい朝が続いているので、私も散歩上等の気分なのだが、「散歩はしんどい。まだ寝てていいんなら、もう少し寝かせてもらうわ」だそうだ。

で、ジェフ君を誘って二度寝のママ。
私は、朝食を食べながら佳境に入った『あまちゃん』を7時半と8時の2回見るのが楽しみ。

しかし、ママはホンマもんの猫のジェフより、窓際のぬいぐるみ熊のプーさんを愛してやまない。
誰よりも一番に、彼に「おはよ〜」と挨拶してる。

老化とは、幼児返りでもある。

で、本日は早めの4時半に帰って来たので、そのまま隣にGOZOに行く。
土曜日にギャラリーが終わって、おつかれさんの打ち上げである。

ママにはソーセージのグリル、私はウズラのグリルで、ママ絶好調。

「へぇ〜、あんたギャラリーが成功に終わったんやね。おめでとう。って、私はなんもしてへんけど、お相伴に預からせていただくわねぇ。あんたはなんでも成功させるなぁ。ピンチな時でも、最終的にはソンせんようにするんやなぁ。さすがやなぁ」と、まるで私がズルしているようなほめ殺しぶりだが、「はいはい、私はソンして得するのぉ」と答えておく。

で、ママの機嫌が良ければ私のワインも進み、珍しくゆっくりした時間を過ごして6時に帰る。
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ママは、熊のプーさんに「おやすみなさ〜い」と挨拶した後、「ジェフ、ジェフ君、寝るよぉ〜、早く来なちゃいっ」と命令。

まだ遊びたいジェフがベランダに出て行くと、「ジェフ、どこ行くのっ。帰ってきなさいっ。もぉぉぉ、帰ってこん子は、捨てるよっ」と恐ろしいことを言って、サッシの窓を閉めてしまったぞ。

不憫なジェフ。
ば〜ちゃんの分も、私が可愛がってあげるから、ジェフよ、許せ。
ばーちゃんは、ジェフよりも子供なのである。

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by asayosan | 2013-09-30 15:18 | 今日のママリン

9月23日(月)歩いて帰るから、車で帰るになって、気持ちが楽をしたがってるママリンの老い。

ご機嫌で出発して、ご機嫌で帰ってきたが、また車から降りる時にごねる。
このまま自分の家に連れて帰ってもらうそうだ。
「今日はもう終了。また明日ね。僕も自分の家に帰らなあかんのでね」で、ママ、渋々車から降りる。

でも、そのまま歩き出したぞ。
「なぁ、私の家はどっちやのん」
「私は知らんわぁ。ママ、大きな道を真っすぐ行ったらすぐやって、言ってたやん。どうぞ好きな道を行ってください」。
しかし、交差点で立ち往生。
「なぁ、あんた先、歩いてぇ」
「ママの家、私、知らんもん。そしたら中之島公園に散歩行こかぁ」
「公園は行かへん。あっこの家があるやん」
「すぐそこにありますよ」。
で、家に帰る。

あんなけ歩いて帰ると言っていたママが、車に期待し、私に道を聞くかぁ。
弱気のママリンに、ファイトの気を削がれる。
ギャラリーも終わったし、今日はママの徘徊につき合う気満々だったのに…、

足腰丈夫な徘徊名人のママだったが、ここ最近、ガクンと歩いて帰る情熱が冷めてきているような…。
やはり、誕生日を境に、86歳相応の老化がきたか…。
ママの足腰が弱ってしまうと、世界を徘徊するプランが頓挫する。
助かったような、弱ったような…複雑な気分。

しかし、今後は年相応に足腰が弱り、杖が必要になり、車いすになり…、寝たきりという最悪のパターンもある。
よって、最悪のパターンと、最高のパターンの振り幅を大きくしておくことが得策である。

e0200261_15473559.jpge0200261_15464899.jpgで、ずっと手抜き料理だったので、里芋と厚揚げとニンジンの煮物、カツオのタタキのカルパッチョ、けんちん汁と3メニューと玄米ご飯。

ママも食欲が戻り、里芋をパクパクいく。

「あんた、ダンナさんは、帰ってこないのぉ」
「だから〜、私にダンナはいないのぉ。永遠の独身貴族やのぉ」
「そんなん寂しいやん。でもあんたは我が侭やからなぁ。そやっ、あっこは友達多いから、誰か紹介したるって言ってたわぁ」
「あっこはこの家に来たことないって」
「いいや、さっき迎えに来てくれるって電話があってん。あんたには世話になったけど、あっこが迎えに来たら、あっちの家に行かせてもらうなぁ」
「はいはい、どうぞ、かまいませんよぉ」
「ごめんなぁ。これ以上あんたに迷惑かけられへんしぃ、向こうの世話になるわぁ」。

それからは、「遅いなぁ。何してるんやろぉ。あいつはいい加減やからなぁ。忘れてんのと違うやろおかぁ」と、文句ばっかり言っている。

「おかしいなぁ。車で迎えに来てくれる約束したんやけどなぁ」
「車では来んでしょう。こんな時間、たぶんもう飲んでるわぁ」
「え〜、車やないんなら、怖いなぁ」
「ええやん、電車で帰ったらいいやん」
「遅いなぁ。こんな遅いことないんやけどなぁ。なぁ、もし来んかったら、泊めてなぁ」
「いいよ。もう寝て待ってたらぁ。来たら起こしたるから…」
「そやなぁ。あの子も都会の女になってしもたから、スレてきたんやわぁ。え〜かげんやなぁ」。

で、「まだかなぁ、まだかなぁ」と待ち疲れて、「あかん。今日は来ないわぁ」で、パジャマに着替えて7時に寝てくれる。

常備食のきんぴらごぼうを作って、『クローザー』を見たら、眠たくて眠たくて、私も9時過ぎに寝る。
私ももう、疲れ知らずの歳ではない。

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by asayosan | 2013-09-24 16:20 | 今日のママリン

9月22日 (日)無事、最終日を迎え、ギャラリー開催中徘徊なし記録、更新。

本日は『武島正敏 個展「tk4m」』最終日。
今日を乗り切ったら、今回もギャラリー開催中徘徊なしの記録更新である。

いや、間違ってた。
初日の深夜、台風の暴風雨の中を歩かれたんだ。
あまりに現実離れしたことだったので、忘却していたわ。

で、元気に出発してご機嫌に帰ってきたのに、そよ風さんの車でこのまま家に連れて帰ってもらうとごねる。
「もうお仕事は終わりで、自分の家に帰って、家族でご飯を食べはるのぉ。家族見ず入らすのとこにおじゃまするのは迷惑やよっ」
「なんでやのん。家に連れて帰ってくれるって言うから車に乗ったんやないのぉ」
「家に着いたやん。さっ、降りましょ」
「そうやん。酒井さん、また明日ね。明日、迎えに来るからぁ、ねっ」
「ほんとに、ほんとに、ほんとに、迎えに来てくれるんですねっ。約束してくださいね。お願いですよ」。
で、やっと車から降りて、家に入ってくれるが、機嫌、悪いぞ。

e0200261_13431881.jpg昼間に作っておいたけんちん汁と市販のお寿司の夕食を出すが、「なんでお腹もすいてないのに、食べなあかんのよっ」。

ギャラリーはクロージング・パーティで盛り上がっているので、私はママの相手に専念。
「月に一度、あっこの家にみんな集まってお食事会してるんですぅ。なんで私はこんなとこでご飯食べなあかんのですか」
「ママって、その食事会はお化けの集まりやわ。そんな怖い会に行ったら、命、吸い取られるよ」
「吸い取られるかどうかは、行ってみないと分かりません」
「でも、今日とは違うわ。明日、お迎え来るって言ってたわ」
「あんた、いい加減なこと言ってたら、しょちせ〜へんよっ」
「大丈夫、絶対に、明日、お迎えくるから…」。

で、いつもの死んだ人の消息を訪ねるゾンビ・トークが延々に続く。
「あ〜、あんたに聞いたら、みんな死んだって言うんやなっ。あんなけ世話になってたくせに…」
「いや、私は会ったことないしぃ。ママは誰かと勘違いしてるんとちゃう」
「よ〜ぉ、そんなこと言えるなぁ。かめちゃんとあんたは姉妹やでぇ」
「いいえ、かめちゃんは会ったことありません。それは菅一門の話やろぉ。私は酒井一門の子やからぁ」
「いいえ、私も酒井一門の子です。あんた、お父さんの名前は?」
「正夫さんです」
「それは私の主人ですっ。あんたが、私の娘って…、そんなはずありません。あんたは他人や」
「はいはい、そうかも知れません。そしたら後で、あっこ探しに行きましょう。たぶん、どこかの飲み屋で飲んだくれてるわぁ」
「あ〜、あのあっこか…、酒飲みのぉ。あんたと同じ穴の狢やっ。私はうっとこのあっこちゃんを探してるのぉ」
「その、うっとこのあっこちゃんは、知らんのよぉ。私は私の知ってるあっこしか知らんのぉ」
「ふんっ。あかん、明日は帰ろっ。申訳ありませんが、今日だけ泊めていただけないでしょうか。明日には出て行きます」
「はいはい、どうぞ、お布団、ひいてますので、寝てください」。

で、ブツブツ言いながらもパジャマに着替えて、6時に寝てくれる。
ラッキー。

しかし、私がギャラリーに上がると、「あこちゃ〜ん、あこちゃ〜ん、どこですかぁ〜」と探してる。
どんなけ、あっこちゃん頼りやねん。
何回も、寝かしつけに降りてきて、なんやかんやで、クロージング・パーティも8時に終了。
やった〜。
正確に言うと、ギャラリー営業時間中、徘徊なし記録、更新。

で、ギャラリーではクーが接客担当、きれいなお姉さんになでなでしてもらってたとさ。

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by asayosan | 2013-09-24 14:05 | 今日のママリン

9月21日(土)ママ、世界を徘徊する。でもいいかなと思い出した今後のプラン。

早起きしたママだが、ソファにちょこんと座っている。
「ママ、まだ早いから寝てていいよ」
「あんた、用事してくれてたらいいから…、窓の外、見てても楽しよぉ」。
えらく物わかりのいいことを言うではないか。

で、誰も座っていない椅子に向かって、ママには見える誰かとおしゃべりをはじめたぞ。
「ママ、誰としゃべっんのよ」
「知らん女の子や」
「私には見えへんやけど、朝から幽霊としゃっべるのぉ」
「ほら、おるやん。お下げの女の子が…」。

どこにおるねんで、無人の椅子にドカンと座ってみる。
「あっ、あんたはほんま、キツいことするなぁ。可哀想にぃぃ」で、顔をしかめられる。
が、私としては幽霊をやっつけたのだが…。

で、ママも目の前にあるアンパンに夢中になり、お下げの女の子は消滅。
で、ご機嫌で奈奈さんに出発。
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で、7時過ぎに帰って来たママリン、家に入るとすぐに、「もう寝かせてもらうわぁ」で、着替えてすぐに布団に入る早業、5分でもう夢の世界。
ラッキー。

土曜日はギャラリーのお客さんも多く、ちょっと延長して閉店。
美しき流れだ。

ここ最近、とっても可愛いボケばあちゃんのママリン。
しかし、健康優良児のお墨付きを今泉先生に頂いて、いったいどれぐらい長生きするのかという懸念が…。
今まではなんとなく、ママと猫たちを看取った後に、世界放浪の旅に出ようというタイムスケジュールがあったが、ママはどうも100歳、いやギネス記録を更新するほど長生きしそうだ。

漠然と50代はママを連れ添って生きるという覚悟はあったが、20年後30年後となると、私の方が先に逝っているかもしれない。
というか、20年後30年後では、私の老いも相当なもんで、世界放浪なんかできるかどうか…。

で、ハタと思いついたのが、ママも連れて行ってしまえホトトギス、である。
ヨーロッパの物価の安い、ギリシャかスペインかポルトガルの田舎街で、のんびり暮らすというのが私の老後のプラン。

そんな町並みも人種も空気も違う異国なら、ママの徘徊は、毎日が『NHK 世界ふれあい街歩き』のようなもの。
徘徊に多大な付加価値が付くではないか。

気の良い漁師一家の離れを間借りしてぇ…、人の良いおかみさんにまかないをお願いしてぇ…、毎日毎日、ママの徘徊につき合いぃ…、田舎の街のこと、日本人母娘の散歩三昧はすぐに住民の知るところとなりぃ…、ちょっとした名物母娘となってぇ…、近所の悪ガキがママにアメチャンをもらいに来たりぃ…、日本語学科の学生と知り合ってガイドしてもらったりぃ…、ママが迷子になっても、「あ〜あ〜、そのばあちゃんなら、漁師のアンドレん家に住んでるわぁ」と連れて来てもらったりしてぇ…。

と、別に日本の日々の暮らしと同じようなもんではないか。

ただ、贅沢な住まいは必要ないが、眺めだけは超一流のとこがいい。
素晴らしい眺めをお共にする徘徊な暮らし。
ママは、どんな反応を示すのか興味がある。

だいぶ前に、天神橋1丁目に立ち飲みやでみんなと飲んでいると、ママは「パリみたいぃ」を連発。
どの風景がパリなのか全く分からないのだが、本当にパリに連れて行ってカフェでお茶でもして、ママの「パリみたいぃぃ」に、全員で「ここはパリやっ」とツッこむ、大掛かりなドッキリをしようという計画があった。

たぶん、そんな毎日だろう。
私の放浪プランに、ママをつき合わせるのも面白い。

ママリン、世界を徘徊する。
う〜ん。ママならやってのけるような気がする。

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by asayosan | 2013-09-24 13:32 | 今日のママリン

9月20日(金)徘徊に飛び出すギリギリの攻防戦で、ママを寝かすことに成功する。

朝、ご機嫌のママ。
「あ〜、綺麗な空やぁ。空気も美味しいわぁ。この1年、いい気持ちで働かせてもらったわぁ。あっこは働かすの、上手やわぁ。親方にちょうどいいわぁ。人の気持ちを察してくれるぅ」。
で、ご機嫌でそよ風さんに出発。

で、早めの4時40分頃に、超ご機嫌で帰って来た。
ペラペラとよくしゃべって、引き続きご機嫌だったが、ギャラリーにお客さんが来てちょっとしゃべっていると、玄関で靴を履こうとしてるママリン。

「ちょっと、ちょっと、散歩行くならご飯の後にしよ」で引き戻し、「ちょっと、ちょっと、散歩行くなら7時過ぎてから行こ」と引き戻し、これを何回かしているうちに、「なんで散歩にも行かせてくれへんのっ」と機嫌が悪くなる。

e0200261_16462065.jpge0200261_16464281.jpgで、夕飯にする。
フライパンにモヤシ、ハーブ豚肉、薄アゲ、ネギを重ねてフタをして蒸したものと、ワカメと偽カニの酢の物と、匂いが上がらないメニュー。

「ママ、出来たよぉ。食べよぉ」誘うと、「そんな毒が入ったもんは食べません」。
あっ、そうで、一人ではじめる。

「食べたらあかん。お腹が空いてても、敵のご飯は食べたらあかんって、言われてます。これでみんなコロリと死なせてるんやっ。死ぬ心配するぐらいなら、もう寝ましょ」。

で、6時10分に、服のまま寝はる。

しかし、また起きてきたので、「ママって、ほら、命に別状はないから食べやぁ」と食事をすすめると、「あっ、美味しいなぁ」と食べ出したぞ。

しかし、食べながら文句を言っている。

「あ〜、あんたの言うことは信用できへんっ。人を殺すの、慣れてるからなぁ。ま〜、食べましょ。みんなで死んだらいいんや。そしてお巡りさんとこに相談に行ったらいいんや」。
死んでなお、お巡りさんに相談しに行くのか…と思ったが、とにかく7時までは守死したいママの家出。

「ママって、7時過ぎてからにしよ。ギャラリーの店番あるから…、仕事が終わってからね」
「そしたら、向こうで何でも言うてもいいんやなっ。監禁されてるって言うよぉ。逃げても逃げても捕まえられるって言うよぉ。さらわれたって言うからなっ」
「はいはい、いいよ。どうぞ好きなように言ってください」
「あ〜、誰か助けに来てくれへんかなぁ。父さんは?母さんは?かめちゃんは? えっ、みんな死んだん。あんたが皆殺しにしたんやなっ」
「寿命やのぉ、みんないつかは死ぬのぉ」
「はいはい、次は私やなっ。殺すの、慣れてはるもんなっ」
「ママはもう86歳やん。ドンと構えて、天命を待ちなさいっ。なぁ〜、もう寝たらぁ」
「ここは誰の家やのん。あんたかっ。犯人たちが来たら命はないよ」
「大丈夫、私は拳銃、持ってるぅ」
「拳銃持ってても、練習せんかったら当たらへんやん」
「サバイバルゲームで練習してるぅ。百発百中なんですぅ」
「あんたは何でもできるんやなぁ。偉い人の家は、気使うわぁ。あ〜、なんでこんなとこに連れてこらてたんやろぉ」
「ママが一人暮らしはもう寂しいぃぃぃ、って、ついてきたんやないの」
「こんな怖い家とは知らんかったんや。あ〜、なんでついてきたんやろぉ。アホなことしたぁ。あんたの目的は、いったい何やのっ」
「ご飯食べて寝て、起きて、ご飯食べて寝て、普通に生活したいだけですぅ」
「さよか。そしたら寝かせてもらうわ」。

で、7時に寝はる。

今日はさすがに徘徊に出てしまう気がしたが、うまく誘導尋問に乗ってくれて、落ちてくれたぞ。
Dlifeで刑事もんばかり見ているおかげか…。
でも、疲れたぁ。

ママのその場その場の思いつき発言に、パッと答えるのはなかなか頭を使う。
現実は無視、妄想が現実なので、こっちも何を言ってもオーケーなのだが、NGワードに触れると逆鱗するので、考えながら言わなければならない。
さらにNGワードが毎回違う。

こうしてママ相手にしゃべっていると、相当な頭の体操になっているような…。
そう、私は決して、認知症にはならない。

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by asayosan | 2013-09-21 17:32 | 今日のママリン

9月19日(木)和食よりグラタン、お月見より寝る、そうだ。

e0200261_15102158.jpge0200261_15104578.jpg5時に帰って来たママリン、「なぁ、今日は何を食べさせてくれるのん」。

ちょうど昼間にグラタンを仕込んでおいたので、焼くだけでOKの状態。
すぐに夕食にしてもらう。

「あ〜、美味しいぃぃ。あんた、料理、上手いわぁ。こんな幸せなば〜ちゃんは、いないなぁ。幸せやったら、あっこの言うことを聞きなはれっ、やなっ。それやのに、うっとこのば〜ちゃんは逆らってばっかりやねんよ。よ〜してもろてるくせに…。私がいると不幸になるねん。母さんが言うてたわぁ。結婚して一番つまらん女になったんは、あんたや。まぁ〜、長い間け〜へんかったら他人も同じやけどな」。

全く意味不明。
でも、ママはピザとかグラタンとか、こんなメニューの時は機嫌がいい。

話はムチャクチャだったが、ご機嫌で6時には寝てくれる。
ラッキー。

今回のギャラリーも徘徊なしでしのいでいるぜ。
たぶん私が、閉店7時までは家にいて欲しいので、必要以上に優しく丁寧に接しているせいかもしれない。
よって、私は気疲れ。

しかし、夜に起きてきて帰ると言い出したが、「そしたら、お月見に行こかぁ」と誘うと、「そんな風流なことせんでも、寝ます」だそうだ。
中秋の満月、ちょっと高く上がりすぎたが、一人で月見。

で、買っておいた月見団子をママに出すのを忘れる。

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by asayosan | 2013-09-21 15:26 | 今日のママリン

9月18日(水)♩だけどやっぱり、そよ風さんが好き〜♩

そよ風さんからご機嫌で帰ってきたくせに、「なぁ、もうあそこ、辞めるわぁ」。

たぶん、しんどいのだろう。
8月からこっち、もう休みなしでデーサービスに行ってもらっている。
学校も会社も、子供も大人も、日曜日はお休みだ。
いくら遊びに行っているようなもんでも、毎日のお出かけはさすがもママも気疲れするのだろう。
しっかし、休ませないぞ。
だって、お休みにすると1日、歩き回るんだもん。
ママだけでなく、私もヘトヘトになるので、二人分のリスク回避だ。

e0200261_14375267.jpgで、ママには市販のピザの夕食。

「なぁ、明日、どこに行くんやったっけ」
「そよ風さんは、辞めるんやろぉ」
「え〜、もう辞めなあかんのぉ。私、追出されたんかぁ」
「いえいえ、ママが行きたくないって言ってたやん」
「行きたいって言えば、行けるのん。そぉ〜、そしたら行ってみようかな」
「はいはい。行っておいで」。

なんやかんや言っても、そよ風さんが大好きで、明日の予定を入れたいママなのである。
皆勤賞、がんばろう。

その舌の根も乾かぬうちに、またも予定変更。
「明日、濱寿司さんとこ、行ってみようかな。住み込みで仲居の仕事させてもらうわぁ。そうやっ、神崎先生とこに行ってみよっと。看護婦さんで働くわぁ。そ〜か、そ〜か、なんや、働くとこがあったわ。あ〜、よかった」
「よかったね。そしたらそよ風さん、休みにしよか」
「いいや。あそこは行くわ。帰りに神崎先生とこに送ってもらう」
「はいはい。まっ、向こうで相談してみぃ」。

「あれっ、あっこはどこに行ったん? あんたが、あっこって、あんたと違うっ。あっこの家に行きたいなぁ。あこちゃんやったら、ケンカしてもすぐに仲直りできるねん。気が楽や。あんたとこは、猫は置いとくけど、人間は置かんもんなっ。あ〜、明日はあこちゃんとこに帰りますんで…」。

で、6時に寝てくれた。
布団に中から、「すみませ〜ん。明日は、お迎え来るんですかぁ」。
「そよ風さんが来てくれるよぉ」
「あ〜、よかった。お迎え、来るんや。そしたら寝かせもらいます」。

で、紆余曲折があったものの、結局は「そよ風さんに、行くかいぃ」。

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by asayosan | 2013-09-21 15:05 | 今日のママリン

9月17日(火)虫歯になったて、機嫌がよければ、それでよし、なのだ。

e0200261_16141498.jpg朝起きて、一番にアメチャンが入った丸箱のフタを開けるママリン。

でも、このお菓子箱を作ったのは正解だった。
ちょっと退屈になってくると、ここに来て、フタを開けて、「あ〜、いいもんが入ってたわぁ。1個、いただきましょかね」と、一人ご機嫌になってくれる。

ただし、寝る前にアメチャンをポケットに入れてるし、夜にトイレに起きたついでに一粒食べてるし、お布団の中でピチャピチャしてるので、歯にはよくない。
でも、ママのお口は虫歯なしで、全部自前という歯なので、まっ、いいか。

紙包みを、窓から投げたり、マットレスの下に隠したり、隠蔽工作をするのも玉に瑕。

で、ママはご機嫌でそよ風さんに出発。

今日は4時40分と早めに帰ってきたので、洗濯物を畳んでもらう。
丁寧に丁寧に、手アイロンをしながら畳んでくれる。
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e0200261_1625415.jpge0200261_16244947.jpg平日でお客さんも少ないので、夕食を作る。

匂いがギャラリーに上がらない蒸し鶏のサラダ、稲荷寿司、冷や奴。

「なぁ〜、あんた、ダンナさんは帰ってけ〜へんのぉ」
「だから、ダンナはクーやって言ってるやん」
「クーは猫やん。あんた、老後はどうするのん」
「クーと猫たちをちゃんと面倒見るのが仕事やのぉ。看取ったら、旅に出て、野たれ死にするねん」
「そんな知らんとで、一人で怖いやん」
「ママは私がいなくなっても、身内も友達も多いから大丈夫やん。私の心配はせんでもいいって」
「そやぁ。私は一人でも生きていけるよ」
「でも、猫たちは私がいないと生きていけないから、ママも大事にしたって」
「大事にしれるやん。ジェフ〜、ジェフ君、寝よかぁ」。

ちょっとすねたが、6時半に寝てくれる。
今日もちょろい日、ブラボー。

7時にギャラリーを閉店して、一人飲む酒、楽しいな。

でも、夜にお腹がすいたと起きて来て、稲荷寿司を4つも食べて、歯も磨かないで寝はる。
虫歯になっても知らないぞ。

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by asayosan | 2013-09-20 17:00 | 今日のママリン

9月16日(月)日が変われば、また新しい1日がはじまるのねの、ママは早寝。

おかげさまでママは風邪もひかず、元気に起床。
私は、戒厳令の台風の深夜、傘を握りしめて『雨に唄えば』をしたのが夢だったように起床。

朝、そよ風さんのお迎えの車を待っていたら、月曜なのにゴーストタウンのような北浜。
今日は敬老の日の祝日なのに気がつくのに時間がかかる。
敬老の日だけど、敬老なんかしてやるもんかで、ママは元気に出発。

e0200261_19133280.jpg5時に帰ってきて、ママはすぐに夕食にする。

昼の間に、ゆで卵をつぶしたものに缶詰のパイナップルを混ぜたタネを作っておいたので、これで、トーストサンドにする。

やっぱりと言うか、ママは甘いサンドイッチをお気に召して、「今まで食べた中で一番美味しいわぁ」とのたまう。

「さぁ、今日はここに泊まろうかなっ。寝かせてもろていい? 私の着物、あんたに全部あげるわぁ。悪いもんやないから、いらんかったら売っていいわぁ。ジェフ〜、ジェフ君、寝るよぉ」。

で、6時に寝てくれる。
今日はちょろい。

7時にギャラリーを閉店して、自分だけステーキを焼いて、『クローザー』を見て寝る。
もう眠たくて、眠たくて、私も早寝さん。

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by asayosan | 2013-09-19 19:24 | 今日のママリン

認知症のママリンの日々の暮らし
by asayosan
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