ボケリン・ママリンの観察日記

1月2日(日)一人舞台で勝手に疲れていたママリン。

e0200261_2051251.jpg素晴らしい快晴。
ママは寝ているので、私はお雑煮とニラ入り卵焼きとお煮染めの朝ご飯。
正月なので、玄米を精米して白米を炊いていたが、なんかお腹がすっきりしない。大晦日からたった2日で、繊維質不足になっているのかも。

ママリン、布団の中で、ずっとジェフに話しかけている。
「ジェフ、あんたはどっちの子になるんや。私は自分の家に帰るけど、あんたはここにいるかぁ。ジェフがいたらいいんやけどなぁ。一緒に帰るか? もう少し、寝とこぉなぁ。起きたら、追い出されるでぇ。なんで、こんなとこに来てしまったんやろなぁ。もうすぐ、あっこが迎えに来てくれるから、それまでは寝とこなぁ。もぅ、帰るからなぁ。一緒に帰ろなぁ。ネンネコやぁ。ネンネコやぁ」。
で、布団をのぞいてみると、ジェフはママの足下で爆睡。

1時頃、お布団の中から、
「あこちゃん。ここ、どこ? あっこの家やの。帰っていい? 帰っていいの。えっ、一人で帰らなあかんの? あんたは帰らへんの。えっ、あんたの家やの。そんなら、ここにおるわ。病院やと思ってたわ。な〜んや、あっこの家か。ほんならここにおろな、ジェフ君。なんか、お腹すいたわ。作ってくれるの。はい。待ってます」。

で、起きてきたけど「帰るわ」。ご飯は「いらない」。
「あんた、ここの支払いしといてな。ここは高いやろぉ。私のお金から、好きなだけ出したらいいんや」
「ここは私の家やからタダやの」。
「タダほど怖いもんはないわ。帰ります。まぁ、どうにかなるでしょ」
「どうにかなるよ。ママは口が達者やから。ここは日本やから、日本語しゃべれたらどうにかなる」
「はいはい。それでは、帰ります」で、オーバーを羽織って出て行ったが、3分で帰ってくる。
「申し訳ありませんが、あと3日ほど、おらせてください。お金は払いますんで」。
で、また、布団に入ったぞ。
「我慢。我慢。姉妹やと思うから腹がたつねん。他人やと思ったら、お金、払ったらしまいや。かあさ〜ん。助けて! 他人やねんから、気にしない。気にしない。ジェフ君。ここは怖いでぇ。こっちにおいで」。

●昨日、NHKスペシャルの経済番組を見ていて、これからはモノ(自社製品)だけを売る時代ではなく、解決策を売る時代であるそうだ。まず、地球、人類規模の高い理想を掲げて、それに向って様々な分野を構築していく順番になるそうだ。大晦日の大祓も、まずは日本の平和であった。個性、自分らしさ、個人の幸せに走り過ぎた今、時代は大義、理想、観念の世界観が必要なのだろう。でも、大きな理想は、小さな頭では思いつかないぞ。で、人間らしい理想の老後というものなら、ちょっとは考えられるかもしれない。

e0200261_15135293.jpgで、また、ママリン、1時44分、「帰ります。長い間、お世話になりました。歩いて帰ってみます」と出て行った。
で、2時56分、帰ってきました。
ママがいない間、掃除機かけて、洗いもんして、ベランダでクーのブラッシングして、下を見れば、閑散とした平野町をウロウロしてるママが。
上から、「ママリ〜ン、さ〜か〜いさ〜ん。ア〜サ〜ヨ〜さ〜ん」と呼ぶと、オロオロしながらも、うちのマンションに近づいてきた。エレベータを見ると、1階にランプが点き上に上がって来る。
ママのご帰還だ。「あ〜、よかった。あんなとこで、よう見つけてくれたわ」。
で、朝のすまし汁の残りで雑炊を作ると「おいしいわぁ」と、小鍋ひとつを全部ペロリ。
別に、たいしたごちそうを作ってないのに、もぉ正月料理疲れしてきた私。
e0200261_19562748.jpg
e0200261_19564976.jpge0200261_20412175.jpgで、「初詣、行きたいっ」というママのリクエストで、うちの地域の氏神様である、ご近所の御霊神社に行く。
この御霊神社は、正面が東向きという珍しい神社で、天照大神を祭り、海のある西に向って拝み、その東側が、氏子のエリアとなり、うちのマンションは、ちょうど真東となる。
ちょうど、大祓で氏神様の大切さを教えてもらった、まさに御霊神社のうんちくに、この地域の産土神(うぶすなかみ)であるとあった。
なんかいろいろ、すごいタイミングで、知識と実地が一致していく。

で、帰ってきて、デーサービスでお風呂に入れてもらってるので、29日からママにお風呂を入れてないことに気づき、頭を洗い、背中を流し、あとは自分で洗ってね、で、全てを着替えさせる。
私自身、あまり風呂に入らないので、うっかりしていたぞ。

晩ご飯は、またまた残りもんのおせちと刺身と煮ブタのキノコあんかけとブロッコリーサラダ。
さぁ、これから食べよう、飲もうというタイミングで、「なぁ、私、帰っていい」と言われ、プチンとキレた私。
「せっかくご飯ができて、今から楽しい夕食がはじまる、このタイミングで、そんなこと言うの。わかった。食べたくないなら、食べんでよろしい」。
で、さっさとオーバーを羽織って、出て行ったママ、7時に出て行ったが8時になっても帰ってこない。
こりゃ春日出にタクシーで行ったかな、まさか門司まではタクシーで行かないだろう、警察に行っていたら30分で電話があるのに、ちょい今回は違うパターンと思っていたら、地下鉄北浜駅から電話である。

5分で行くと、改札の中でストーブにあたりながら駅員さんとしゃべってるママ。
「此花に行きたいとおっしゃたんですが、ちょっと心配で、カバンの中を見てもいいって言われたので、電話番号を書いたテレフォンカードがあったのでかけたんです」と駅員さん。
北浜駅で阻止してくれて、本当に感謝であります。
ママは、「あっ、あっこちゃん。迎えにきてくれたん。ありがとう」と、軽いノリ。
これに味をしめたママ、ひよっとしたら、これから度々、お世話になるかもしれない。北浜駅様、申し訳ありません。

家に帰って、すぐに布団をそろえて、「はい。ママ、もう寝てください」。
ママも素直に布団に入り「あ〜、よかった。やっと寝れるわ。あ〜、気持ちいい。寝ていいんやね。ほんなら、おやすみ」。
ほんとに、おやすみしてくださいませ。
やっぱりママが、こんな感じじゃないと、ちょっと退屈かも…。

本日の評価:001.gif009.gif042.gif042.gif029.gif
[PR]



by asayosan | 2011-01-02 12:24 | 今日のママリン

認知症のママリンの日々の暮らし
by asayosan
プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ

全体
今日のママリン
過去の出来事
個人的に思う事
ママリン語録
ママリンのホラ話

検索

ファン

ブログジャンル

画像一覧