ボケリン・ママリンの観察日記

2月6日(日)日曜日のGOZOは、町内会で盛り上がる。

10時頃に起きてきたママに、
「今日は日曜日やから、ゆっくり寝とき」
「うん。トイレ、行ってくるわ。あ〜、なんか、今日は気分がいいわぁ」。
この、“気分がいい”という感じ、認知症的モヤモヤや混乱や不安や憔悴がないということなのだろうか?
風邪や頭痛、また病気の人が、「今日は気分がいいわ」という時は、身体的な痛みやだるさや不快感がないという意味にとれるが、認知症の場合は、脳の記憶が、収まるとこに収まってるスッキリ感なのだろうか?
健常者の私の場合は、気分はいいのだが、なんかやる気がしないという日も多く、怠け心との戦い、要は自分自身のモチベーションの問題で、天気が良ければ、それだけで追い風にもなる時もある。
私は生きるか死ぬかの難病を20代でしたが、本当に毎日が身体的に辛かったので、入院して何日でも寝続けるれるのは、本当に気分がよかった。だって、病人は起きなくていいんだもん。
いつも寝ているような状態で、でも、いつか目が開かない日があり、それが死なんだと思っていた。だから、あんまり死が怖くなかった。
ママの場合は、私のような怠慢との戦いでもなく、ただ単純に“気分”というものが、最重要課題になっているようだ。で、気分っていったい何なんだろうか。

さて、本日は『田口行弘 MOMENT + 狩集広洋 NoMiSo 』の最終日。
ママとも、1日おつきあいしなければならないので、“気分”の動向を見守りたい。

ちょうど、メール確認をしていた私、5月の『猫ふんじゃたなギャラリーたち』の合同開催のご提案を各ギャラリーさんにしていたのだが、先週9軒だった参加ギャラリーが、本日14軒になり、イヤッホ〜と喜んでいた11時頃に、トイレに起きてきたママリン。
なんか嬉しくてママに説明すると、…。
「あんた、偉いなぁ〜。よぅ、頑張ってるわ。さすがや、あっこちゃん。あんたは、酒井家の自慢の子や」と褒められて、こんなちょとした成果を、これほど喜んでくれるのは、やっぱり身内なんだと、照れくさくも嬉しく思う。
私は、この10年はずっと自分一人でやっているので、良いことや上手く行ってることも、一人でニンマリするのみ。が、ママが思いのほか喜んでくれるので、自画自賛の“共有”というか“共感”の喜びの感じを味わう。身贔屓も悪くはない。

で、また寝て起きて来たママリン、「あっこちゃんがいないんよ。取材の人がたくさん来てるのに、あの子、どこに行ってるんよっ!」と起きてくる。
「あれっ、夢やったんかぁ〜。なんか取材の人がいっぱい来てるのに、あんたがいないんで、探しまわってる夢をみたわ。で、お好み焼き屋で見つけて、大勢の人に囲まれていたわ」
「ママ、それ、正夢ってことにしとこっ」で、なんかニンマリ。
で、ママはまた寝たが、続きの果報な夢を見てもらう。

e0200261_2020045.jpg12時に起きたので、ひじき、カブの葉っぱをたっぷり入れた卵焼き、けんちん汁のお昼ご飯。
食後、散歩に行き、平野町交番にごあいさつして、帰ってコーヒーとタイヤキのおやつにして、「ギャラリーオープンするから手伝ってな」に、「はい。わかった」といいお返事をして、いい気分のままで、開店。
最終日なので、お客さんで賑わうギャラリー。ママはちょこっと上がってきては、「いらっしゃいませ」で、「下におるわ」で、「ちょっと出てくるわ」で、「帰ってきたわ」を繰り返し、6時の閉店を迎える。




e0200261_13545171.jpgママと隣のGOZOに行ったら、本日ギャラリーに来てくれたフレイムハウスのみさ子おねえさんとマラソン軍団がベロベロでいて、ママにハグハグ。奥には、こちらも本日ギャラリーに来てくれた同じマンションの先生がいて、「なんや、今日は、町内の人ばっかりやん」。


e0200261_13543054.jpg久々の洋食なので、ワインをデキャンタで頼み、パエリア、イべリコ豚焼き、トマトサラダ、ワカサギのフリッタ、アンコウとアサリのスープの大盤振る舞い。
「ママ、スペインに行かないでも、スペイン旅行した気になるからいいやろぉ。ここはスペインなんやよ」に、「そう、日本語が通じるスペインなんですよねぇ」とスタッフの兄ちゃん。
スタッフの姉ちゃんが「親子で飲みに来るなんていいですねぇ。うちの母は、誘っても来ないんですよ」と言うので、「無理矢理連れていったらいいんよ。うちのママも、昔は外食を嫌がったけど、行ってしまえば、絶対に喜ぶから。すぐに慣れて、大好きになるわ」と説明。

e0200261_13551081.jpgで、先生の連れの女性の子供が、店内から脱走を何回も試みてるので、「なんなら、子供預かりますよ。子供はママの大好物ですから…」で、カウンターのママの横に座った4歳児。
「カワイイねぇ、おいくつぅ?」と、ママは同じことばかり聞くので、4歳児にナプキンで鶴を折ってあげようと思ったら、折り方を忘れていたぞ。ガ〜ン。
鶴は店長に折ってもらい、私はバケットの柔らかいとこで、飛行機を作って4歳児の口に突入する遊びをする。
「カワイイねぇ、ホント、かわいいわぁ」しか言わないママに飽きた4歳児、私の隣の席に移って、「車、飛行機、ケーキ、ソフトクリーム」と次々リクエストするので、バケットの茶色い皮と白い中身を駆使して造形を作り上げるのに夢中となってしまう。おもしろい。

最初は、4歳児が店の中を走り回り、店から飛び出して行くのを誰かが追いかけていたが、後半はうちのママが「そろそろ帰らな、ジェフが心配や」と店から出ようとするのを、店の人がなだめて連れ戻してくれる。
ママよ。4歳児と一緒か…。

で、8時すぎに帰り、バタンキューでママ寝る。
私は、引き続き、ワインをチビチビ。

カメラを忘れたので、ケータイで写真を撮ってもらったのだが、画像データをPCに移す方法がわからない。明日、auに聞きに行こう。また、不在通知が4日からあり、見るのを忘れていた。新しい機種にして、全然使いこなせないケータイ。困ったものだ。

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by asayosan | 2011-02-06 10:37 | 今日のママリン

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