ボケリン・ママリンの観察日記

5月1日(日)なんか中途半端な日曜日である。で、深夜の暴走。

朝、トイレに起きたり、急に財布を探し出したりしているが、また布団に入り、12時まで寝ていたママリン。
パンとコーヒーの昼ご飯を食べて、大人しくテレビを見ている。
で、さりげなく、こんなことを言いだした。

「なぁ〜、亀ちゃんとこには行きたくないねん。ここにずっといていい? いいの。あ〜、よかった。あんなぁ〜、亀ちゃんの認知症がひどくなって、どうしようかと思ってるねん。ずっと死んでるって思ってたんやけど、生きてたみたいやねん」。

また今日は、認知症を亀ちゃんになすりつける荒技である。

面白いので「ほんでぇ」と、聞いてみると、
「亀ちゃんが、私の通帳も印鑑も取り上げてしまって、私、全然お金がないねん。あんたに少しは入れたいんやけど、お金ないけど、おいてくれるぅ。明日は、また学校やろ? ここから通っていいんやろ。ほんまは働きたいんやけど、学校行かせてな。あんたには、いつかお礼するから、しばらくは堪忍してな」。

デーサービスのない日曜日のスタートとしては、いいムードである。
が、「ちょっと散歩に行ってくるわ」で出て行って、すぐ帰って来る。

e0200261_23304396.jpg3時より、ミナミ方面へギャラリー回りついでに散歩に行く。
シティタワーの植栽の花たちがきれいに咲いていて、しばらくここから動かない。
歳をとると、花とか子供とか犬とか猫とか、可愛いものを異常に喜ぶ傾向になるようで、子供を連れた家族と行き交うたびに、ちょっかいを出しに行く。


心斎橋に入ると、すんごい人ごみで、1回はぐれてしまうが、すぐ発見。
で、はぐれることを怖がるママ、私の上着の裾を持って歩く。
面白いので、時々隠れたりしてみて、「あこちゃん、やめてぇなぁ。こんな所ではぐれたら、一生会われへんわ」。

e0200261_2336175.jpgなんか食べて帰ろうとお店を捜すが、中途半端な時間帯な上、開いてるところは観光客や買い物客相手の店かチェーン店かヤング向けの店ばかりで、呼び込みの兄ちゃんのビール10%引きに誘われ、店に入ってみるが、狭い個室に入れられ、料理もイマイチで、ガックリ。それで5200円も取られた。
海鮮あんかけ焼きそば、チーズのオムレツ、地鶏焼き、キャベツを頼むが、ママは、美味しいそうである。
が、高くついたのは、私が生ビール3杯飲んだせいでもある。

この中途半端な味の店と、美味しい店は、同じ飲食業でも別もんである。
私は、料理に勢いがあって、安くて美味しい店を嗅ぎ分ける自信があるのだが、ミナミ方面は惨敗である。老舗系に行けばよかった。

で、また歩いて帰り6時に家につく。
ママはもう、寝るそうだ。ラッキー。

しかし、11時頃に突然起きてきて、
「あんた、ここに寝てた人がいないわ。どこ行ったんやろぉ」
「そこは、私の布団やの。もうすぐ寝るから、寝とき」
「あんたと違う。さっきから、布団かけてあげたり、気、使ってたのに、急にいなくなったわ」
「さっきまで寝てたやん。夢でも見て寝ぼけてるんやわ。もぉ、夜中やから寝なさい」
「あかん。帰るわ。あんたとは共同生活、できへん」
と、パジャマのまま、カバンを提げて出て行く。

が、5分で帰ってきました。
「それほど忙しい身でもないから、夜に帰らんでもいいわ。今晩は泊めてもらいますけど、明日は帰ります。あんたみたいな人と、共同生活はできません」。

と、本日は、共同生活、というフレーズを連発して寝はる。

が、夜中に起きてきて「お風呂をわかさなあかんわ。あんたの家やねんから、あんたがしなさい。早くせんと父さんが帰ってくるやん。なんで、しないの? ちゃんとしなさい」と、怒り出す。
「ここは、あかんわ」と出て行ったが、すぐ帰って来る。寝ぼけていただろうか?

本日の評価:001.gif009.gif026.gif001.gif022.gif
本日の家出:2回
本日の歩行距離:070.gif070.gif070.gif070.gif070.gif070.gif
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by asayosan | 2011-05-02 00:12 | 今日のママリン

認知症のママリンの日々の暮らし
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