8月14日(日)今晩も3時間半、やられてしまいました。
本日のたっぷり寝てご機嫌でお目覚めのママリン。
ベランダで枯葉を取ったり、猫のブラッシングをするフリをして何もしなかったりで、クーとジェフはニャーギャー催促しているが無視、おちゃめで爽やかな朝である。
マンション前で、和歌山のおばちゃんとおしゃべりして、やっぱり歳をとったら都会暮らしが便利でいいと話す。
病院は全て徒歩圏、専門病院や大病院との連携できていて、何かあってもタクシーがすぐつかまる。
なんも作る気がない時は、外食したらいいしで、これも同感である。
で、元気にそよ風さんに出発。
今日のお帰りは5時で、30分早い。
この30分の違いが結構大変で、6時に夕食として1時間、何か遊びを考えなければならない。
おまけに、今日のそよ風さんのお昼は、餃子と春巻きをみんなで作ったそうで、ママリンすごく食べたそうだ。
アイスキャンデーを舐めた後は、「なぁ、散歩に行かへん」と誘われたが、暑いので夕飯の後にしよと返事する。
「お腹いっぱいやから、ご飯はいらんわ」というが、こっちはハラペコで間が持たないので、夕食の準備。
でも最近、私が夏バテなのか、食べたいもののイメージがわかず、作るのじゃまくさいモードになっていたので、スーパーで特売のコロッケと枝豆のフリッタを買っておいたのだ。
それと、キュウリとニンジンの酢漬け(らっきょの汁につけた)、冷や奴の手抜き料理。
ママはご飯は半分残したが、おかずは完食。
また、今日のそよ風さんの話を振るが、餃子パーティのことも忘れていて、また看護婦として働きたいという、その話題しかノッてこない。
最近、医者通いが多いので、昔取った杵柄が蘇ったか…。
「でも、神崎先生の病院は、もぅないって、此花警察のお巡りさんが言ってたやん。後、継ぐ人、いなかったんとちゃう。えっ、住友病院に行くの? あんな最新医療の病院に行くなら、試験、受け直さなあかんわ。ママの知識は60年前やねんから、相当勉強せな受からへんよ。えっ、下働きするの。そんなら、イケるかもしれんわ。おしめの取り替えや、身体ふいてあげたり、シーツの交換とか、洗濯とか…。ママ、出来るかぁ。出来るの。ほんならやってみたら。それより、うちのマンションの掃除のお手伝いやったら、仕事してくださいって、管理人さんが言ってくれてたやん。それ、したら。えっ、掃除の仕方がわからんの。そんなん簡単やん。雑巾で、汚れたとこを拭いていくだけやん。床とか手すりとか壁とか…。そんなは、イヤやの。我が侭やなぁ〜。病院の仕事がしたいの。それは私にはコネがないわ。ママの方があるんとちゃう」。
それからは、なんとか先生に頼んでみよう、どこどこの病院の先生に聞いてみようと、一人就職活動プランを考えてる。
「それはいいやん」と返事しておく。
洗いもんをしてくれて、BSで『江』を見ていたら、6時20分にちょっと、散歩に行ってくるわ。
今日は7時まで、『18禁』の搬入があるので、とりあえず家(ギャラリー)にはいなくてはいけないので、遠くには行ったらあかんよぁ、すぐ帰ってくるんよぉと念を押して外出許可。
しかし、『江』に続き、『テンペスト』がはじまっても帰ってこない。
7時13分、天満端警察から電話がかかってきました。
自転車で迎えに行って、「あこちゃん、ごめんなぁ」と素直モードだったのだが、私がついでに京阪モールで買い物をすることにすると、「もぉ、しんどいねん。あんた一人で行ってよ。私は帰る。なんで買い物なんかするんよ。店員さぁ〜ん、すみませぇ〜ん。この人の買い物、早くお勘定してくださぁ〜い」と、無印良店でゴネる。
で、そこからが悪魔モードに火がつく。
「私は帰るから、あんたは好きな方に行ってっ。ついてこんといてっ」で、人に道を聞いて、こんどは天神橋北詰交番に行く。
先客がいたので、天神橋商店街を向かうが、「南森町に行きたいの」と言うと、知らない地名に怖じ気づきバックしてまた交番へ。
ママのことは顔見知りのお巡りさん、「なかなか帰らないんでしたら、僕が家まで連れて行きますよ」と言ってくださるのを「そんな、そんな、しばらくつけて歩きますので、また気分も変わりますから…」とご辞退する。
京阪モールでは、1歩も歩けないほどしんどいと言っていたのに、この徘徊モードのスイッチが入るとスタスタ、トコトコ歩けるのが不思議だ。
時々、後ろを振り返り、私をまこうとしている。
松屋町を南へ進み、中央大通りでは横断歩道のないとこを突き抜けるので、信号が変わって走り出した車にクラクションを鳴らされている。危ないわぁ。
私は信号のあるとこまでえらく遠回りする。自転車でよかった。
途中、親切なお姉さんに手をひかれ、どこかに連れて行ってもらってる。
たぶん、南久宝寺交番に連れていってもらうのだろう。
交番にはお巡りさんがいなくて、緊急電話をかけているようなので、出て行って説明してお礼を言う。
ママは、「この方、ほんまに親切な方なんよ。ありがとうございますぅぅぅぅ」と泣いて喜んでいたのに、私が警察の緊急出動の取り消しを電話していたら、「なんで、警察に電話してるのっ」と、またモードが変り、御堂筋に出て南へ進む。
またアベックに声をかけ、連れ立って歩きだしたので、出て行って事情を説明、デート中のカップル、心底安堵の笑みを浮かべる。感謝です。
そこで、やっと良いスイッチが入ったママ、「あこちゃん、なんでここにいるのぉ。よぅ見つけてくれたなぁ。どうしようかと思っていてん。あ〜、よかったぁ」。
で、ボチボチと北浜に向かうが、徘徊モードが切れたと同時に、ゼンマイが切れたサルおもちゃのようにヘナチョコになったママ、お疲れがドッと足腰にきたようで、しんどいを連発。
「歩いた分だけ、歩いて帰るの」と言うと、
「なんで、こんなことになったんやろぉ。あっこの出て行けって言われてん。あの子はキツイから、すぐ出て行けって言うねん。あんたはやっぱり見つけてくれたんやなぁ。どこに帰るの。ジェフがいる家。ジェフはもぅ、ムリやわ。こんな遠くまで来たら、帰ってこられはへわ。ジェフッ〜! ジェフ君」。
で、ママを後ろからつけていた時、両手を広げてタイタニック歩きをしていて、ふざけた歩き方をするもんやなぁと思っていたが、一緒に歩いてみると、両手でバランスをとるヤジロベー歩きをしているようだ。
そんなにしてまで、なぜ歩く。
ここで転ばれたら大変なので、ゆっくりゆっくり歩いて、9時45分に家に到着。
約3時間半の散歩、終了。
ママはすぐ就寝して、私はシャワーを浴びて鏡を見ると、揃えた太ももの間に大きな隙間ができていた。確実に締まってきた足。
ママに感謝すべきかは、微妙。
でもなぁ、もしこの3時間半、ママが家にいたら何をしていたかと思うと、たぶんテレビを見ていただろう。
ゴロゴロ酒飲んでテレビを見てるのと、エクササイズしてるのと、どっちが身体に良いかと言えば、それはママのおつきあいだろう。
夜の御堂筋を走っている人たちを見ると、これもまたアリかと思うのだが、次はお腹周りを引き締める歩き方はないものかと思ったりもするのだが…。
それでも、家でテレビを見てゴロゴロしたかったぞ〜。
本質の評価:
本日の家出:1回(天満橋交番、ほか、約3時間半)
※正彦が、奈良の実家に松の伐採に行ってくれたようだが、なんか中途半端な報告が来る。やっぱし、私がやるしかないか。
ベランダで枯葉を取ったり、猫のブラッシングをするフリをして何もしなかったりで、クーとジェフはニャーギャー催促しているが無視、おちゃめで爽やかな朝である。
マンション前で、和歌山のおばちゃんとおしゃべりして、やっぱり歳をとったら都会暮らしが便利でいいと話す。
病院は全て徒歩圏、専門病院や大病院との連携できていて、何かあってもタクシーがすぐつかまる。
なんも作る気がない時は、外食したらいいしで、これも同感である。
で、元気にそよ風さんに出発。
今日のお帰りは5時で、30分早い。
この30分の違いが結構大変で、6時に夕食として1時間、何か遊びを考えなければならない。
おまけに、今日のそよ風さんのお昼は、餃子と春巻きをみんなで作ったそうで、ママリンすごく食べたそうだ。
アイスキャンデーを舐めた後は、「なぁ、散歩に行かへん」と誘われたが、暑いので夕飯の後にしよと返事する。
「お腹いっぱいやから、ご飯はいらんわ」というが、こっちはハラペコで間が持たないので、夕食の準備。
でも最近、私が夏バテなのか、食べたいもののイメージがわかず、作るのじゃまくさいモードになっていたので、スーパーで特売のコロッケと枝豆のフリッタを買っておいたのだ。
それと、キュウリとニンジンの酢漬け(らっきょの汁につけた)、冷や奴の手抜き料理。
ママはご飯は半分残したが、おかずは完食。
また、今日のそよ風さんの話を振るが、餃子パーティのことも忘れていて、また看護婦として働きたいという、その話題しかノッてこない。
最近、医者通いが多いので、昔取った杵柄が蘇ったか…。
「でも、神崎先生の病院は、もぅないって、此花警察のお巡りさんが言ってたやん。後、継ぐ人、いなかったんとちゃう。えっ、住友病院に行くの? あんな最新医療の病院に行くなら、試験、受け直さなあかんわ。ママの知識は60年前やねんから、相当勉強せな受からへんよ。えっ、下働きするの。そんなら、イケるかもしれんわ。おしめの取り替えや、身体ふいてあげたり、シーツの交換とか、洗濯とか…。ママ、出来るかぁ。出来るの。ほんならやってみたら。それより、うちのマンションの掃除のお手伝いやったら、仕事してくださいって、管理人さんが言ってくれてたやん。それ、したら。えっ、掃除の仕方がわからんの。そんなん簡単やん。雑巾で、汚れたとこを拭いていくだけやん。床とか手すりとか壁とか…。そんなは、イヤやの。我が侭やなぁ〜。病院の仕事がしたいの。それは私にはコネがないわ。ママの方があるんとちゃう」。
それからは、なんとか先生に頼んでみよう、どこどこの病院の先生に聞いてみようと、一人就職活動プランを考えてる。
「それはいいやん」と返事しておく。
洗いもんをしてくれて、BSで『江』を見ていたら、6時20分にちょっと、散歩に行ってくるわ。
今日は7時まで、『18禁』の搬入があるので、とりあえず家(ギャラリー)にはいなくてはいけないので、遠くには行ったらあかんよぁ、すぐ帰ってくるんよぉと念を押して外出許可。
しかし、『江』に続き、『テンペスト』がはじまっても帰ってこない。
7時13分、天満端警察から電話がかかってきました。
自転車で迎えに行って、「あこちゃん、ごめんなぁ」と素直モードだったのだが、私がついでに京阪モールで買い物をすることにすると、「もぉ、しんどいねん。あんた一人で行ってよ。私は帰る。なんで買い物なんかするんよ。店員さぁ〜ん、すみませぇ〜ん。この人の買い物、早くお勘定してくださぁ〜い」と、無印良店でゴネる。
で、そこからが悪魔モードに火がつく。
「私は帰るから、あんたは好きな方に行ってっ。ついてこんといてっ」で、人に道を聞いて、こんどは天神橋北詰交番に行く。
先客がいたので、天神橋商店街を向かうが、「南森町に行きたいの」と言うと、知らない地名に怖じ気づきバックしてまた交番へ。
ママのことは顔見知りのお巡りさん、「なかなか帰らないんでしたら、僕が家まで連れて行きますよ」と言ってくださるのを「そんな、そんな、しばらくつけて歩きますので、また気分も変わりますから…」とご辞退する。
京阪モールでは、1歩も歩けないほどしんどいと言っていたのに、この徘徊モードのスイッチが入るとスタスタ、トコトコ歩けるのが不思議だ。
時々、後ろを振り返り、私をまこうとしている。
松屋町を南へ進み、中央大通りでは横断歩道のないとこを突き抜けるので、信号が変わって走り出した車にクラクションを鳴らされている。危ないわぁ。
私は信号のあるとこまでえらく遠回りする。自転車でよかった。
途中、親切なお姉さんに手をひかれ、どこかに連れて行ってもらってる。
たぶん、南久宝寺交番に連れていってもらうのだろう。
交番にはお巡りさんがいなくて、緊急電話をかけているようなので、出て行って説明してお礼を言う。
ママは、「この方、ほんまに親切な方なんよ。ありがとうございますぅぅぅぅ」と泣いて喜んでいたのに、私が警察の緊急出動の取り消しを電話していたら、「なんで、警察に電話してるのっ」と、またモードが変り、御堂筋に出て南へ進む。
またアベックに声をかけ、連れ立って歩きだしたので、出て行って事情を説明、デート中のカップル、心底安堵の笑みを浮かべる。感謝です。
そこで、やっと良いスイッチが入ったママ、「あこちゃん、なんでここにいるのぉ。よぅ見つけてくれたなぁ。どうしようかと思っていてん。あ〜、よかったぁ」。
で、ボチボチと北浜に向かうが、徘徊モードが切れたと同時に、ゼンマイが切れたサルおもちゃのようにヘナチョコになったママ、お疲れがドッと足腰にきたようで、しんどいを連発。
「歩いた分だけ、歩いて帰るの」と言うと、
「なんで、こんなことになったんやろぉ。あっこの出て行けって言われてん。あの子はキツイから、すぐ出て行けって言うねん。あんたはやっぱり見つけてくれたんやなぁ。どこに帰るの。ジェフがいる家。ジェフはもぅ、ムリやわ。こんな遠くまで来たら、帰ってこられはへわ。ジェフッ〜! ジェフ君」。
で、ママを後ろからつけていた時、両手を広げてタイタニック歩きをしていて、ふざけた歩き方をするもんやなぁと思っていたが、一緒に歩いてみると、両手でバランスをとるヤジロベー歩きをしているようだ。
そんなにしてまで、なぜ歩く。
ここで転ばれたら大変なので、ゆっくりゆっくり歩いて、9時45分に家に到着。
約3時間半の散歩、終了。
ママはすぐ就寝して、私はシャワーを浴びて鏡を見ると、揃えた太ももの間に大きな隙間ができていた。確実に締まってきた足。
ママに感謝すべきかは、微妙。
でもなぁ、もしこの3時間半、ママが家にいたら何をしていたかと思うと、たぶんテレビを見ていただろう。
ゴロゴロ酒飲んでテレビを見てるのと、エクササイズしてるのと、どっちが身体に良いかと言えば、それはママのおつきあいだろう。
夜の御堂筋を走っている人たちを見ると、これもまたアリかと思うのだが、次はお腹周りを引き締める歩き方はないものかと思ったりもするのだが…。
それでも、家でテレビを見てゴロゴロしたかったぞ〜。
本質の評価:
本日の家出:1回(天満橋交番、ほか、約3時間半)
※正彦が、奈良の実家に松の伐採に行ってくれたようだが、なんか中途半端な報告が来る。やっぱし、私がやるしかないか。
by asayosan
| 2011-08-14 11:56
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