ボケリン・ママリンの観察日記

10月7日(金)最近、朝起きになって、ちょっと困りものである。

今朝も早起きのママリン、6時30分ぐらいに起きてきた。
「まだ早いから、もう少し寝ときいぃな」と言っても、「いいや。もう起きます」と、着替えの服を探し出したぞ。
いつもは私が、着るものをソファに並べているが、時間はたっぷりあるので、ママのおまかせする。

で、やっぱりパジャマのトレーナーの上からブラウスを着て、袖がキューキューになって脱いだり、ズボンを前後ろ反対に着て、ポケットの確認で気づき着直したり、一人でいろいろ間違っては工夫して約30分はモタモタしている。
結局、ブラウスの上に、パジャマのトレーナーを着て、ママの中では良し、となったようだ。

で、次は私物を確認して、カバンの中にギューギューの詰めている。
髪を何回もといたり、メガネを置いては探したり、これでまたまた時間を要し、7時45分あたりで、「それでは、しお風さんに行ってきます」とカバン2つ下げて出て行く。

「絶対に下で待っときやぁ。どこかに歩いて行ったらあかんよぉ」と声をかけると、「わかってる。階段のとこに座ってたらいいんやろ」と、出て行きました。

管理人室で遊んでるかと見に行くと、花壇のとこで一人で座って待っている。
「まだ時間あるから、朝ご飯、食べに帰ろ」と誘っても、「いいや。ここで待ってるわ。人が通るのを見てるの楽しいから…」だそうで、機嫌がいいのか悪いのか分からん言動である。

で、1時間も一人でお待ちして、いつものオレンジバッグに持ち替えてもらい、元気にそよ風さんに出発。

今日は茶話本舗 奈奈さんとケアマネージャーの松岡さんが来てくれて、11月から毎週土曜日9時半から7時までのデーサービスの契約をする。
来年からギャラリー催しも毎月あるので、オープニングとエンディングになる土曜日を7時まで預かってもらえるのは助かるのである。
さてさて、ママリン、7時まで帰りたい病が出ないか、これもバクチである。

今日は早めの5時前に帰ってきたので、そのまま散歩に行く。
「なぁ〜、なんか甘いもん、ないの」
「あ〜、今日、まなちゃんと紀乃さんが来て、ケーキとシュークリームをもらったわ」
「ほんなら、帰ろ。散歩はいいわ。甘いもん、食べたい」
「いや。今日は天気いいから、ちょっと散歩しよ」
と、中之島公園を公会堂の方に回ってグルリと散歩する。

で、まなちゃんに、「昼から、あのコンビで正宗屋はダメでしょう。食事だけにしときなさい」と忠告されたが、最初は本当に、ほんの少しのつもりだったのであるが、そんなわけにはいかないのは、百も承知でありました、とさ。

e0200261_21331855.jpg少彦名神社でアートを展示していて、作品を鑑賞。
神農さんの宮司さんとのツーショットの写真が撮れる書き割りもあったので、記念撮影。

10月9日まで「船場まつり」を行っているようで、パンフレットをもらう。
昨日は、無料のコンサートをやっていたようで、知らないでソンしたぞ。

で、ママが疲れた、しんどいと言い出したので帰る。
私と一緒の散歩は、すぐに飽きるのに、一人徘徊の時は俊足になるのが不思議である。

ずっと「あんたの家は、まだ遠いの。もうすぐやの」と聞いてくるが、ここを高松や門司と勘違いしていて、「大阪やっ」と言うと、「ヒエェ〜そうやのぉ、案外、近かったんやなぁ」と、距離を縮めてしまう荒技。
ママの頭の中には、どんな日本地図があるのだろうか。

e0200261_2143168.jpge0200261_21432865.jpg5時半頃に帰って来て夕食。
最近手抜きだったので、カボチャスープときんぴらごぼうを作っておいたので、あとは市販のハンバーグとサラダ。

調理している間、ママが横でいろいろ質問してくるので、段取りや火加減が狂い、4品のつもりが3品になり、3品が2品となり、作ることが、え〜もぉ〜じゃまくさいぞぉと外食にしてしまう悪循環だったので、ちょっと反省して、ママが帰る前に作っておいたのだ。

ママはかぼちゃスープがものすごく美味しいそうで、すごく喜ぶ。
手をかけたものは、やっぱり美味しい。

が、あっと言う間に食べてしまい、またまたゾンビトークである。
食事中に、「亀ちゃん、死んでる。かずえ姉さん、死んでる…」と、ママの身内の死亡報告をいちいち言うのがじゃまくさくなり、「ママの身内は、ほぼ全滅」と、ざくっと説明。

「あんたは、うちの身内をみんな殺すんやなっ」と、理不尽な怒りの矛先を向けられ、「あんたはあかん。あっこのとこに行ってくるわ。あんたと違う。もう一人のあっこちゃんや」と6時前に出て行く。



6時20分に平野町交番から電話、迎えに行くと、いつものお巡りさんと若いお巡りさんに説得されているママ。
「20分ほど説得してるんですけどねぇ。今日は、なかなか帰るって言わないんですよぉ」といつものベテランお巡りさん。
が、ママは若いお巡りさんに向かって、
「こんな私の子供みたいな歳の、ぼっちゃんみたいな人の言うことなんか、聞けますかいなっ」と、失礼な暴言を吐き、みんな苦笑。
「ほんなら、いい歳して、若い人の迷惑になるようなこと、せんときや」の私の反撃に、「ほんなら帰ります」。

帰り道でも、「私はあんたの世話にはなりたくないんや。あんたの顔は見たくないわ。あんたのいないとこで寝たいのっ」と、引き続きごねるので、「ほんなら、帰ってすぐに寝なさい。私も黙ってるんで、寝てしまったら、顔をみることもないわ」。
で、着替えもしないで、お布団に入る。

が、お布団の中から、「すみませ〜ん。ここの宿泊費はおいくらなんでしょうかぁ。タダで世話になるわけにはいきませんのでぇ」
「お金はけっこうです。どうぞ、寝てください」
「そんなわけにはいきません。おいくらか、払わせていただきますぅ」
「明日の朝、チエックアウトの時にいただきますので、寝てください」
「そうですか。そしたら明日、払います。おやすみなさい」
で、7時頃に寝はる。

本日の評価:021.gif044.gif026.gif009.gif009.gif022.gif046.gif044.gif014.gif
本日の家出:1回(平野町交番)
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by asayosan | 2011-10-07 22:25 | 今日のママリン

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