ボケリン・ママリンの観察日記

11月30日(水)夜の徘徊、想定外と思っていたらウインターシーズン到来だった。

昨日のことはケロッと忘れて、まぁ元気にさくらさんに行った。

さくらさんは4時半頃に帰ってくるので、すぐに夕飯にするにはちょっと早い。
しかし、ぐぐっと寒くなってきたので、暖かコタツで、アンパン1個とコーヒーで休憩してもらう。

e0200261_1611242.jpge0200261_1613865.jpg今日のメニューは、昨日仕込んだ手羽先と大根の煮物、ブリの薄醤油焼き、これも昨日作っておいた大根なます。
煮こごりでコチコチになったものを温め直した煮物はとっても美味しいぞ。

で、いつものように食べてる時は機嫌がいいのだが、洗いもんをしてくれて、テーブルを何回も拭いて、そんでやることがなくなって退屈してきて、もう寝ると言う。
心から眠たくなって寝てくれた場合はいいが、不機嫌で布団に入った場合は、どうせ、また起きてくるのだ。

で、起きてきました。
「あ〜っ、子供たちがいないわ。あんた子供たち、帰った? 知らんの」
「ずっとここにいるけど、子供なんか見てませんよぉ」
「そやそやぁ。あんたは子供が嫌いやったなっ。あんたに聞いたのが間違いやったわ。どこに行ったんやろぉ」
「名前はなんて言うの」
「え〜と、う〜んと、のぶえちゃんとか言うたわ」
「初耳やなぁ。どこの子やのん」
「どこの子かは分からへん。預かってくださいって頼まれたから預かったんよ」
「そんな他所の子を預かるから、ややこしくなるんよ」
「そやねん。他所の子なんか預かるもんとちゃうわぁ。おらへんなぁ。帰ったんかなぁ」
「ゲームセンターかどっかで、遊んでるんとちゃう」
「そんな大きい子と違うっ。これぐらいのちっちゃい子やっ」
「ほんなら親のとこやろう。♪子供はやっぱりママが好きぃ、やからぁ」
「そやなぁ。親が迎えに来たんやなぁ。もういいわ。私とは関係ない子やねん」
「そしたらいいやん。子供は親にまかせて、寝なさい」
「はい」

で、寝てくれる。

ママが寝たので、お風呂に入るが、どうもドアをガチャガチャする音。
「あんた、他所さんの家で勝手にお風呂なんか使って、厚かましいなぁ。責任者が帰って来る前に出なさいっ」
「イヤぁぁぁ〜。ここは私の家。今から頭、洗うねん」
「何言うてるの。ここはあこちゃんの家やで」
「私があこちゃん」
「違う。あんたは盗人の子や。あ〜、あかんわっ。ここは盗人の住処やったわ」。

で、出て行ったようである。
しかし、あわてて風呂から出る気はない。
久しぶりの風呂である。しっかり楽しむのだ。
ちょうど上がった頃に平野町交番から電話があり、タオルを頭に巻いて帽子を被って迎えに行く。
去年は濡れた髪の毛で出て行って、しっかり風邪をひきかけたのだ。

「あっ、あこちゃん、迎えに来てくれたん。男の人は帰ったん?」
「男の人なんかいないやん」
「おったやん。あんたのダンナさんがいたやん」
「私は結婚してません」
「いいや、男の人が来てるから、出て行ってって言ったやん」
「そんな、私が男を連れ込んでるみたいな言い方、やめてくれるぅ。お巡りさんが信じたら困るやん」
「なんや、おらへんの。そしたら帰るわ」
「だから〜、うちには猫しかいません」。
で、お巡りさんに笑われる。

お巡りさんは分かっているからいいが、こういうあることないことを言われると、はじめての人は私を老人虐待の娘のように睨むのだ。
まぁ、3年目ともなると、ご近所は事情を分かってくれているが、最初は理事長もだまされて、よく怒られた。

で、帰ってきてすぐ寝てくれる。

ところが、また起きてきて、「あこちゃんがいない」である。
「さっきまで横に寝てたのに、いなくなったっ。あんたが、あっこやてぇ。違う。あんたは盗人や。あかん、この家が盗られる。ここのドア、開けてっ。探してくるっ」。

で、出て行ったのはいいが、今回はマンションの中で、「あっこちゃ〜ん。あこちゃ〜ん」とどなっている。
マンションの階を順番に降りて、ドアの前に立って、じ〜っと考えて、また次のドアに進んでいる。
で、エレベーターに乗って、降りたり上がったりしてる。

ドアが開いて、ママが理事長と一緒に帰って来る。
「ほらほら、あこちゃん、いるやんか。ちゃんと家にいるから、寒いから、もぉ家に入りっ」
「あ〜、あこちゃん。おってくれたん。あ〜、よかった」。
で、「あ〜、寒かったわ。もう寝かせてな」で、寝はる。

しかし、またまた起きてきて、マンション内をウロウロしている。
「誰かいませんかぁ〜。私、知らない女に拉致監禁されてるんですぅぅ。どなたか、助けてくださぁ〜い」
「ママ、ママ。もう夜やのに大きな声を出したらアカンわ。もう、みんな寝てるから、出て行くんやったら明日の明るいうちにしなさい」
「当たり前やっ。出て行きます。なんで、あんたは私を監禁するの。その意図が知りたい」
「監禁されてないやん。出て来てるやん。寒いから家で話そっ」
と、どうにか家に連れて帰る。

「ジェフ、ジェフ君。ばあちゃん帰ってきたでぇ。一緒に寝なさいよぉ」
「あ〜、ジェフ、おまえはおったんかぁ。怖いおばちゃんに追い出されたんかと思ったわ。明日は一緒に出て行こうなぁ。この家は怖いわっ。気持ち悪いわっ。しかたないっ。今晩、一晩だけは泊めてもらおうっ。明日は、出て行こうなぁ」。

で、やっと寝る。

しかし、マンション内で大声を出されるのは困る。
もう11時ではないか。
こんなことが続けば、マンション住人の方に迷惑である。

いつもの悪魔モードでもない、なにか新しい脳内爆発が起きはじめているようである。

ママが寝てしまえばラッキーちゃちゃちゃだった頃に比べ、ここ数週間は寝た後も予断を許さない、想定外のことが頻発しだした。
一時的なものであったらいいのだが、脳が悪い組み合わせでガチャリとハマったとしたら、しばらく続くだろう。
一度、今までの習慣を白紙にして、想定外を前提にした対応を考えなければならない時期かも…。
いや、そろそろ施設を考える時期に来ているのかもしれない。

でもなぁ、過去の状況を思い出すと、ママは冬の方がよく徘徊した。
ということは、恒例の悪魔のウインターシーズンがやって来たということか。
なんや、想定内ではないか。はぁ〜。

本日の評価:評価不能
本日の家出:3回(平野町交番)
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by asayosan | 2011-12-02 17:22 | 今日のママリン

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