4月22日(日)もし私もおしゃべり体質だったら、どうなっていたのかのママのお口。
ママと添えねしているジェフ君を撮ろうと思ったら、起きてしまいました。
ママは最近メガネをなくしたら困るのでと、寝るときもかけている。
で、顔を洗う時にどこかに置き忘れて、朝から「メガネがないわ。メガネがないっ」と横山のやっさん状態になるのだから、全くの本末転倒である。
マンション前では、理事長とお掃除のおばちゃんが立ち話している。
おばちゃんは、庭の見事な八重桜、しだれ梅、もくれんを今春にバッサリ切ったそうだ。
春になりこれらの花木を見ると、亡くなったご主人を思い出してぼろぼろになってしまうと、話しているうちから涙ぐんでる。
毎年樽一杯の梅の実をつてるすだれ梅は、ご主人が亡くなった年に花はつけたが実はならなかったそうで、植木屋さんに、「お父さんが世話してはったんでしょう。亡くなったんを悲しんでるんですわ。植木には分かるんです」と言われ、そんなことでさらに悲しくなって、植木たちはご主人のそばに行ってもらったそうだ。
中途半端に話を聞いているママは、「なんで奥さん、切りはったんですかぁ。可哀想にぃ。うちにもしだれ梅があるんですよぉ。え〜、切ったって…、なんで切りはったんですかぁ」で、「ママ、ママ、ちょっと黙ってて」で、話を戻す。
おばちゃんも「私、しゃべっているときが一番幸せなんよっ」と豪語するほどのおしゃべりさんなので、ママとはいい勝負というか、かぶる、かぶる…のである。
でもママのように、ただしゃべってるだけでも楽しいという健常者の女子も多い。
おしゃべりは聞いてくれる人がいたら成立する安直な娯楽だが、聞かされる方はまるで修行僧である。
私は男体質なので、なんの意味もないおしゃべりのためのおしゃべりは、退屈で死にそうになるが、
おしゃべりさん同士のベストカップリングなら、至極の時間となるのだろう。
で、そよ風さんのお迎えが来て、理事長はおばちゃんの車で喫茶HOMAまで乗せてもらって、みんな出発。
ブロッコリーとエビと中途半端に残ったパスタとカチカチになったチーズを入れたグラタンを後は焼くだけまで準備していたので、5時半にママが帰って来たと同時にオーブンインして、グリーンサラダ、冷や奴のもずくかけを作る
グラタンがなかなか焼きあがらないので、ママが出て行こうとするので、ジェフに相手を頼む。
『平清盛』がはじまる頃には、もう食べ終わっていたが、洗いものをして、私の缶ビールを取ってきてもらって、テーブルを拭いてと、よく働くが、「さっ、ちょっと電話かけてくるわ」で、6時53分に出て行く。
すぐに平野町交番から電話で迎えに行くと、「ほらほら、ちゃんと迎えに来てくれたでしょう」とお巡りさん。
「あっ、あっこちゃんかぁ。あっこちゃんとこに電話してくれたんですねぇ。うっとこやなかったんかぁ」とちょいボケ気味であったが素直に家に帰る。
「なぁ〜、あんたとこにダンナさんいたやん。私が行っていいのぉ。え〜、いないの。あんた。別れたんかぁ。あんないい人をぉ、アホやなぁ。え〜、10年も前の話やのぉ。あんたが追い出したんやろぉ。え〜、結婚してないってっ。そやそや、あんたは結婚しない女やったわ。子供が嫌いな冷たい女や。そら、男の人、みんな逃げていくわ」
「はいはい。私は一人がいいんです。一人で自由なんがいいんです」
「そやったわ。そんな人が、よう私を置いてくれてるなぁ。迷惑なんやろぉ。明日、出て行きますから」
「はいはい。出て行くのは明日にしなさい。今日はもう遅いから、寝てください」
「え〜、あんたとこに泊まっていいのぉ。誰かおるんと違うのぉ。あんた、ダンナさんわぁ」
「だから〜、ダンナはおらへん」
「おったやん。優しそうな人やったやん。あんた、追い出したん」
「だから〜、もう10年も前のことやからぁ。うちにはクーとチチとジェフがいるやん」
「それは、猫やん。まっ、猫だけの方が、私は気楽やねんけどなっ」。
と、不毛な会話をしながら家に着き、パジャマに着替えて7時25分に寝はる。
7時50分にトイレに起きて、「あ〜、気持ちいいトロトロの夢、見てたわぁ。さっ、本格的に寝て、続きを見ましょうかねぇ…。ジェフ、ジェフ〜、寝るよぉ。あれっ、ジェフがいないやん。どこに行ったんよっ」
「ジェフはまだ起きてるんやてぇ…。好きにさせたりぃ」
「あんたがそれで納得してるんなら、いいけどぉ、どこに行ったんか、私は知らんよ」
「そこに、おるぅぅぅ」。
また、夜に子供たちがいないと起きてくる。
「子供は親の家にいるのに、決まってるやん。もう自分のお布団で寝ていますぅ」
「そやけど、さっきまでいたやん。私が連れて来た子が…」
「だから〜、親の家に帰ったんやろぉ。他人の家に、一人で泊まれる子供なんかいないっ」
「自分で帰ったんかなぁ。誰か、迎えに来たんかなぁ」
「知らん。でも子供は一人ぼっちになったら、おかぁ〜さ〜ん、おかぁ〜さ〜ん、って泣きわめいて、どうにかこうにかして親の家に帰るもんやのっ」
「そやなっ。分かった。あんたが追い出したんやなっ。子供たち、泣いて帰ったんやなっ。可哀想にぃ、あんたはほんまにひどい女やっ。私も明日は出て行きます」
「はいはい。おやすみ」。
本日の評価:
本日の家出:1回(平野町交番)
ママは最近メガネをなくしたら困るのでと、寝るときもかけている。
で、顔を洗う時にどこかに置き忘れて、朝から「メガネがないわ。メガネがないっ」と横山のやっさん状態になるのだから、全くの本末転倒である。
マンション前では、理事長とお掃除のおばちゃんが立ち話している。
おばちゃんは、庭の見事な八重桜、しだれ梅、もくれんを今春にバッサリ切ったそうだ。
春になりこれらの花木を見ると、亡くなったご主人を思い出してぼろぼろになってしまうと、話しているうちから涙ぐんでる。
毎年樽一杯の梅の実をつてるすだれ梅は、ご主人が亡くなった年に花はつけたが実はならなかったそうで、植木屋さんに、「お父さんが世話してはったんでしょう。亡くなったんを悲しんでるんですわ。植木には分かるんです」と言われ、そんなことでさらに悲しくなって、植木たちはご主人のそばに行ってもらったそうだ。
中途半端に話を聞いているママは、「なんで奥さん、切りはったんですかぁ。可哀想にぃ。うちにもしだれ梅があるんですよぉ。え〜、切ったって…、なんで切りはったんですかぁ」で、「ママ、ママ、ちょっと黙ってて」で、話を戻す。
おばちゃんも「私、しゃべっているときが一番幸せなんよっ」と豪語するほどのおしゃべりさんなので、ママとはいい勝負というか、かぶる、かぶる…のである。
でもママのように、ただしゃべってるだけでも楽しいという健常者の女子も多い。
おしゃべりは聞いてくれる人がいたら成立する安直な娯楽だが、聞かされる方はまるで修行僧である。
私は男体質なので、なんの意味もないおしゃべりのためのおしゃべりは、退屈で死にそうになるが、
おしゃべりさん同士のベストカップリングなら、至極の時間となるのだろう。
で、そよ風さんのお迎えが来て、理事長はおばちゃんの車で喫茶HOMAまで乗せてもらって、みんな出発。
ブロッコリーとエビと中途半端に残ったパスタとカチカチになったチーズを入れたグラタンを後は焼くだけまで準備していたので、5時半にママが帰って来たと同時にオーブンインして、グリーンサラダ、冷や奴のもずくかけを作る
グラタンがなかなか焼きあがらないので、ママが出て行こうとするので、ジェフに相手を頼む。
『平清盛』がはじまる頃には、もう食べ終わっていたが、洗いものをして、私の缶ビールを取ってきてもらって、テーブルを拭いてと、よく働くが、「さっ、ちょっと電話かけてくるわ」で、6時53分に出て行く。
すぐに平野町交番から電話で迎えに行くと、「ほらほら、ちゃんと迎えに来てくれたでしょう」とお巡りさん。
「あっ、あっこちゃんかぁ。あっこちゃんとこに電話してくれたんですねぇ。うっとこやなかったんかぁ」とちょいボケ気味であったが素直に家に帰る。
「なぁ〜、あんたとこにダンナさんいたやん。私が行っていいのぉ。え〜、いないの。あんた。別れたんかぁ。あんないい人をぉ、アホやなぁ。え〜、10年も前の話やのぉ。あんたが追い出したんやろぉ。え〜、結婚してないってっ。そやそや、あんたは結婚しない女やったわ。子供が嫌いな冷たい女や。そら、男の人、みんな逃げていくわ」
「はいはい。私は一人がいいんです。一人で自由なんがいいんです」
「そやったわ。そんな人が、よう私を置いてくれてるなぁ。迷惑なんやろぉ。明日、出て行きますから」
「はいはい。出て行くのは明日にしなさい。今日はもう遅いから、寝てください」
「え〜、あんたとこに泊まっていいのぉ。誰かおるんと違うのぉ。あんた、ダンナさんわぁ」
「だから〜、ダンナはおらへん」
「おったやん。優しそうな人やったやん。あんた、追い出したん」
「だから〜、もう10年も前のことやからぁ。うちにはクーとチチとジェフがいるやん」
「それは、猫やん。まっ、猫だけの方が、私は気楽やねんけどなっ」。
と、不毛な会話をしながら家に着き、パジャマに着替えて7時25分に寝はる。
7時50分にトイレに起きて、「あ〜、気持ちいいトロトロの夢、見てたわぁ。さっ、本格的に寝て、続きを見ましょうかねぇ…。ジェフ、ジェフ〜、寝るよぉ。あれっ、ジェフがいないやん。どこに行ったんよっ」
「ジェフはまだ起きてるんやてぇ…。好きにさせたりぃ」
「あんたがそれで納得してるんなら、いいけどぉ、どこに行ったんか、私は知らんよ」
「そこに、おるぅぅぅ」。
また、夜に子供たちがいないと起きてくる。
「子供は親の家にいるのに、決まってるやん。もう自分のお布団で寝ていますぅ」
「そやけど、さっきまでいたやん。私が連れて来た子が…」
「だから〜、親の家に帰ったんやろぉ。他人の家に、一人で泊まれる子供なんかいないっ」
「自分で帰ったんかなぁ。誰か、迎えに来たんかなぁ」
「知らん。でも子供は一人ぼっちになったら、おかぁ〜さ〜ん、おかぁ〜さ〜ん、って泣きわめいて、どうにかこうにかして親の家に帰るもんやのっ」
「そやなっ。分かった。あんたが追い出したんやなっ。子供たち、泣いて帰ったんやなっ。可哀想にぃ、あんたはほんまにひどい女やっ。私も明日は出て行きます」
「はいはい。おやすみ」。
本日の評価:
本日の家出:1回(平野町交番)
by asayosan
| 2012-04-23 10:55
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