ボケリン・ママリンの観察日記

12月14日(金)そぉ〜っと隠れて、家庭内ひとりぼっちのママを観察。

朝起きて、箪笥の上をゴゾゴゾしてるが、アメチャンを探しているのだろう。
なんでも、すっぱり忘れるくせに、お口の出来事を覚えている。
というか、甘いものの快感を覚えている、ということか…。
ママの五感の中で、脳みそが一番覚えているのが、“甘み”とは…お子ちゃまな頭脳である。

甘党ではない私、老後はどの器官が発達するのだろうか…。

e0200261_12435810.jpge0200261_12444045.jpgで、5時半に帰って来たママに、すぐに夕食を出す。

炊いた大根、コンニャクステーキ、コイモの煮っころがしと、バラバラに作っていたものを、浅底鍋に並べて一緒に温めるというアイデア。
あとは、ブリの塩焼き、なめこ汁。

ママは、「こんな料理が一番いいわぁ」ということで、ご飯を食べた後もコンニャクをパクパクする。

「なぁ、かめちゃんがひどいことするねんよぉ。母さんや万吉さんや、私や清重の給料まで、全部取り上げてるねん。返してって言うと、全部貯金してあげてるんやから感謝しぃって言うんやでぇ。その通帳を見せてって言っても、絶対に見せてくれへん。自分は郵便局に勤めてるから、なんぼでも好きなように出してるんやわぁ」。
と、またママのたわけた話を聞いていたら、テレビが中之島の光のイルミネーションのニュースをやっていて、今日からはじまったようだ。

「なぁ、ママ、ママ。今こんなんが中之島でやってるわぁ。近所やから見に行かへん」
「いいや、夜はも〜、出たくないわぁ」
「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜、そうっ」
あんなけ夜に出歩いていて、こっちが誘うとイヤなんかいっ。
って、別にそれほど見たくもないイルミネーション、ママが喜ぶと思ったのに…。

で、洗いもんをしてくれて、ちゃぶ台を何回も何回も拭いてくれて、「ありがと」と言うと、「いえいえ、なにをおっしゃいますやら…、これぐらい、させてもらいますぅ」だそうだ。

で、7時には寝てしまいました。

しかし、9時頃起きてきました。
「あこちゃんはどこにいったん?」
「あこちゃんは私ですが…」
「あんたと違うっ。うっとこの優しいあっこちゃんやっ。あんたは悪いあっこやっ」
「その優しいあっこは知りません」
「あ〜ぁ、あんたが追い出したんやなっ。ここは私の家です。あんた、出て行ってっ」。

はいはいで、電気とテレビを消して、玄関のドアをガチャンとして、出て行ったふりをして、そ〜とコタツに潜り込んで隠れてみる。

「ほんまっ、電気まで消さんでもいいやろうにっ。ひどい女やっ。もう二度と入れたらあかんでっ。うちも母さんも父さんも言ってた通りやわっ。普通の人間とは違うから注意しいやって。学校の先生も言うてたわぁ。なんかしでかすような子ですって…。その通りやったなぁ」。
と、なんか尼崎の殺人事件のニュアンスも加味されたような、あっこへの悪口が延々と続く。

が、「あ〜、めんどくさいっ。もう寝たれっ。あ〜ぁ、誰もいないんですかぁ。ほんまに出て行ったんやなっ」で、再びあっこ、または、かめちゃんの悪口が延々と続く。

で、一人でも寝られるのか、寂しくなって外に出て行くのか観察していたのだが、30分後に寝息が聞こえてきたぞ。
な〜んやっ、ママは一人でも寝られるんやないの。
まっ、こないだの1日散歩が効いてお疲れのせいかもしれないが、ひとりぼっちは絶対ダメっ、というわけでもないようだ。

ただし、私には見せない誰かを相手に、延々としゃべっていたのだから…ママ的には一人ではないのかもしれない。
ママしか見えない幽霊さんが、もう少しちゃんとママの世話をしてくれたら助かるのになぁ。
中途半端な奴である。

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by asayosan | 2012-12-15 13:21 | 今日のママリン

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