3月3日(日)夕方まで爆睡して、夜は3時間の徘徊で、プラスマイナスゼロな日曜日。
今日はデーがお休み。
たっぷり寝てもらおうと思っていたのに、8時に起きる。
どうにか二度寝してもらおうと言葉を尽くすが、「私、この家が嫌いやねん」で、パジャマのままで9時には出て行ったぞ。
しばらくして平野町交番あたりに探しに行くと、橋の向こうから歩いて来たママが私を見つけて、一生懸命に手を振っている。
意地悪して知らんふりしていたら、「あこちゃん、ここやて。あこちゃ〜ん」と、叫んで向かってくる。
約20メートルは離れていたのに、私を見つけるとは、ママは目もいいぞ。
「あれっ、こんなとこで何してるのぉ」
「怖い家から逃げてきてん。あんたとこに行っていいぃ」。
で、はいはいそれでは帰りましょうで、家に向かうが「そっちはあかんねん。そっちの家から逃げてきてん。あんたとこはどこやのん」で、ちょっと近所を一周して、反対方向から家に戻ると、素直に入ってくれた。
ママの記憶とは、こんなもんなのか…。
で、家に戻ると寝てくれるが、またアメチャンをポケットに隠している。
「ママ、ママ、アメチャン食べるならアンパン食べなさいよ」
「いいや。私は病気やねん。これをコロコロしてたら、病気が治るんですぅ。安い病気やわぁ」。
「今日は寝かせてもらうわ。しんどいねん。会社の命令でここに来たんやけどな。えっ、あんたの命令でここに来たん。へぇ〜、ありがと。あんたにまかせといたらいいんやな。はいはい、あんたのスケジュール通りにします」。
で、途中何回かトイレに起きたりおやつを食べたりするが、5時まで寝てくれる。
夕飯はピザを頼んで、香里園からもらってきた青菜のニンニクショウガ炒め、大根の明太マヨネーズ。
ママはピザを3枚食べて、また寝てくれて、ラッキーな日曜日になるはずだったが、「もう、充分に寝かせてもろたから帰るわ。真っ暗って、暗くても電気ぐらい点いてますぅ。雨って、やんでるやん。大丈夫、大丈夫、一人で帰れます」で、7時にパジャマにフリーズを羽織って出てく。
で、隠れて尾行スタート。
たっぷり寝たおかげで、スタスタと軽快なステップで西に向かうママ、中之島の国立美術館にたどりついてしまう新しいコースだ。
途中何回か声をかけるがダメで、しかし、人に道を聞き出したので、ちょっとは心細くなってきたようだ。
で、なにわ筋で、お兄ちゃんをつかまえて、必死になにかを訴えていて、お兄ちゃんがケータイを手に取った。
あわてて反対車線からママのところに行き、事情を説明するが、身内のものと言っても、お巡りさんはそこで待っているようにと指示したそうだ。
どうせママが、攫われたとか、お金を盗られたとか、怪しい女に付けられているとか、犯罪色たっぷりの訴えをお兄ちゃんにしたのだろう。
で、5分で西警察署のパトカーがやって来て、事情を説明して、私は免許証を見せて、はい解放。
私が一緒だったのに、パトカーを出動させてしまい、とっても恐縮なのだが、「いえいえ、何もなければ、それでいいですから…」と優しい。
お巡りさんに無駄骨を折らせ、お兄ちゃんの足を引き止めて、私は謝るのみ。
東警察署のお巡りさんなら、ママの名前を言えば「はい了解」となるのだが、西警察署管内では、まだそれほど名前が売れてないママなのだ。
ここで、ママの気分が変わり、「寒いわぁ。帰ろか」となる。
しかし、足取りが快調である。
私がこっちと言えば、「いいや、こっちや」と、自由気ままに歩いて、肥後橋あたりをウロウロする。
「ママって。私が最短コースの一番近い道を行ってるのに、こんなことしてたら、いつまで経っても家に帰れへんよ。もっと散歩したいんやったら、それでもいいけど…」
「散歩なんかしたくありません。私は自分の家に帰ってるんです」。
で、またまた気分は変わり、私から逃げるようにスタスタと歩くので、隠れて尾行。
ママがダウンする2時間を過ぎたのに、今日は寝すぎてエネルギーが有り余っているのだろう。
困ったものである。
まっ、ママがスタスタ歩いてくれるので、私も久々のウォーキングエクササイズなのだが…。
先回り歩きとか、ワンブロック遠回り歩きなどをして距離をかせぐ。
で、やっとこさ、ママのペースがガクンと落ちて、年相応のおばあちゃん歩きになってきたぞ。
声をかけたところで素直に付いてきてくれて、10時に家に着く。
ちょうど3時間の徘徊。
それから爆睡に入るママ。
夜中に起きられるよりはずっとよいのだが、私は冷たいピザでまた飲み出してしまい、ワインを1本あけてしまう。
徘徊前と、徘徊後の飲酒。
これはあまり体に良いとは言えない。
本日の評価:
本日の家出:2回(朝、西警察署のパトカー)
たっぷり寝てもらおうと思っていたのに、8時に起きる。
どうにか二度寝してもらおうと言葉を尽くすが、「私、この家が嫌いやねん」で、パジャマのままで9時には出て行ったぞ。
しばらくして平野町交番あたりに探しに行くと、橋の向こうから歩いて来たママが私を見つけて、一生懸命に手を振っている。
意地悪して知らんふりしていたら、「あこちゃん、ここやて。あこちゃ〜ん」と、叫んで向かってくる。
約20メートルは離れていたのに、私を見つけるとは、ママは目もいいぞ。
「あれっ、こんなとこで何してるのぉ」
「怖い家から逃げてきてん。あんたとこに行っていいぃ」。
で、はいはいそれでは帰りましょうで、家に向かうが「そっちはあかんねん。そっちの家から逃げてきてん。あんたとこはどこやのん」で、ちょっと近所を一周して、反対方向から家に戻ると、素直に入ってくれた。
ママの記憶とは、こんなもんなのか…。
で、家に戻ると寝てくれるが、またアメチャンをポケットに隠している。
「ママ、ママ、アメチャン食べるならアンパン食べなさいよ」
「いいや。私は病気やねん。これをコロコロしてたら、病気が治るんですぅ。安い病気やわぁ」。
「今日は寝かせてもらうわ。しんどいねん。会社の命令でここに来たんやけどな。えっ、あんたの命令でここに来たん。へぇ〜、ありがと。あんたにまかせといたらいいんやな。はいはい、あんたのスケジュール通りにします」。
で、途中何回かトイレに起きたりおやつを食べたりするが、5時まで寝てくれる。
夕飯はピザを頼んで、香里園からもらってきた青菜のニンニクショウガ炒め、大根の明太マヨネーズ。
ママはピザを3枚食べて、また寝てくれて、ラッキーな日曜日になるはずだったが、「もう、充分に寝かせてもろたから帰るわ。真っ暗って、暗くても電気ぐらい点いてますぅ。雨って、やんでるやん。大丈夫、大丈夫、一人で帰れます」で、7時にパジャマにフリーズを羽織って出てく。
で、隠れて尾行スタート。
たっぷり寝たおかげで、スタスタと軽快なステップで西に向かうママ、中之島の国立美術館にたどりついてしまう新しいコースだ。
途中何回か声をかけるがダメで、しかし、人に道を聞き出したので、ちょっとは心細くなってきたようだ。
で、なにわ筋で、お兄ちゃんをつかまえて、必死になにかを訴えていて、お兄ちゃんがケータイを手に取った。
あわてて反対車線からママのところに行き、事情を説明するが、身内のものと言っても、お巡りさんはそこで待っているようにと指示したそうだ。
どうせママが、攫われたとか、お金を盗られたとか、怪しい女に付けられているとか、犯罪色たっぷりの訴えをお兄ちゃんにしたのだろう。
で、5分で西警察署のパトカーがやって来て、事情を説明して、私は免許証を見せて、はい解放。
私が一緒だったのに、パトカーを出動させてしまい、とっても恐縮なのだが、「いえいえ、何もなければ、それでいいですから…」と優しい。
お巡りさんに無駄骨を折らせ、お兄ちゃんの足を引き止めて、私は謝るのみ。
東警察署のお巡りさんなら、ママの名前を言えば「はい了解」となるのだが、西警察署管内では、まだそれほど名前が売れてないママなのだ。
ここで、ママの気分が変わり、「寒いわぁ。帰ろか」となる。
しかし、足取りが快調である。
私がこっちと言えば、「いいや、こっちや」と、自由気ままに歩いて、肥後橋あたりをウロウロする。
「ママって。私が最短コースの一番近い道を行ってるのに、こんなことしてたら、いつまで経っても家に帰れへんよ。もっと散歩したいんやったら、それでもいいけど…」
「散歩なんかしたくありません。私は自分の家に帰ってるんです」。
で、またまた気分は変わり、私から逃げるようにスタスタと歩くので、隠れて尾行。
ママがダウンする2時間を過ぎたのに、今日は寝すぎてエネルギーが有り余っているのだろう。
困ったものである。
まっ、ママがスタスタ歩いてくれるので、私も久々のウォーキングエクササイズなのだが…。
先回り歩きとか、ワンブロック遠回り歩きなどをして距離をかせぐ。
で、やっとこさ、ママのペースがガクンと落ちて、年相応のおばあちゃん歩きになってきたぞ。
声をかけたところで素直に付いてきてくれて、10時に家に着く。
ちょうど3時間の徘徊。
それから爆睡に入るママ。
夜中に起きられるよりはずっとよいのだが、私は冷たいピザでまた飲み出してしまい、ワインを1本あけてしまう。
徘徊前と、徘徊後の飲酒。
これはあまり体に良いとは言えない。
本日の評価:
本日の家出:2回(朝、西警察署のパトカー)
by asayosan
| 2013-03-07 10:54
| 今日のママリン
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