ボケリン・ママリンの観察日記

3月11日(月)結局は、人は口が幸せなら、だいたいのことはオーケーなのだ。

今日も元気に起きて、元気にそよ風さんから戻って来る。

バンの助手席からピヨンと飛び降りるママ、ハイヒールを履いたミニスカ女子なら、オタオタのグンニャとなるところだろう。
「酒井さんは100歳までがんばってもらうんです。そのためには○○筋を鍛えてもらわな、ねっ」と加藤さん、頼もしい。
で、○○筋という、筋肉の名前を失念。

しっかし、お腹の調子が悪いので、血液サラサラにする薬と鉄とビタミンをやまているママ。
最近は徘徊がぐっと減ったのは、そのせいかもしれないが、認知症の進行を止めるには、血流をよくすることが必須らしく、よって、徘徊オ〜〜ケ〜〜として、お医者さんに相談してみよう。

e0200261_20535238.jpge0200261_20541171.jpg今日の夕飯は、若ごぼうの煮浸し、新ワカメと新たまねぎたっぷりのカツオのタタキ、菜の花のマヨネーズ和え、そして、大根と昆布入り雑炊。

コメも大根も無農薬のせいか、水晶のように透き通った雑炊が美味しくて、ママも珍しくおかわりする。

「あ〜、美味しいわぁ。いろんな味があって、あんたうまいこと料理するなぁ」
「今日は、春のメニューやねん。ママ、ウンコちゃん出ないなら、この若ごぼう食べなさいよ」
「あんたは、なにからなにまで考えて作ってるんやな」
「それが楽しいんやないの。春になったら、いろんな旬がはじまるから、酒飲みはわくわくするのぉ」
「そやなぁ、あんたには充分に食べさせてもろてるわぁ。ばーちゃんも悔しがってたわ。一度呼んで欲しいそうやけど、やめとこなぁ。あんたとこで食べるのは気兼ねがないからいいねん。ほんま、あんたは料理が上手いわぁ」
「今日のメニューを嫌いな日本人はいないやろぉ」
「そやなぁ。あんたとこが一番やわぁ。あっことこは、たいしたもんを食べさせへんくせに、恩に着せるねんでぇ」。

で、メチャクチャ美味しいそうで、とってもよく食べる。
今日は、無農薬もん、旬もんが多いので、本能で生きるママの口が、素直に反応したのだろうか。
侮れない認知症の口である。

でも、子供と老人には、いいもんを食べさなあかんと思う。
子供は未来の健康ため、老人は残り少ない人生のため…。

「あっこは何もせんと、ず〜っとうっとこにおるねん。婿さんに捨てられるのはあたりまえやわぁ。うちの身内はみんな殺されたし…、みんなが死んだらすぐに帰るわぁ。もしかして、パパが迎えに来てくれるかもしれんから、来たら帰るわぁ。でも、もう死んでると思うやけどなぁ。今日はよかったわぁ。久しぶりに、あんたに会えたしぃ…」。

おっと、ママが正夫さんのことを珍しくパパと呼んでる。
小学校まで、うちはパパ、ママだったので、なんか新鮮。

で、訳の分からんことを一人でしゃべって7時に寝はる。
「明日は今日よりもっと楽しい」という、洗脳が効いてきたようだ。
今日もチョロくてラッキー。
だけど、あんなけ歩く習慣ができてしまったので、ちょっと歩きたい気分もある。

結局は、人は口が幸せなら、だいたいのことはオーケーなのだ。
そう、美味しいものを食べるために、一生懸命働いて、楽しい時間を過ごすのだ。
これが本能。

昼にちょっと休憩でテレビを点けたら『追憶』をやっていて、何回も見た映画なのに、磁石のように見てしまう。不覚にもラストで泣く。♩私は泣いたことがない♩なのに…。それから、ずっと追憶のテーマを口ずさんでる。この映画は人を過去に引き込むわぁ。

本日の評価:017.gif003.gif014.gif
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by asayosan | 2013-03-13 21:19 | 今日のママリン

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