ボケリン・ママリンの観察日記

6月5日(水)朝から悪い予感で夕方も暴走、法円坂で善意のご夫婦に助けてもらう。

昨日は服の上にパジャマを重ね着して寝たママ、パジャマを脱がない。
「ママって、今日は暑いからぁ、薄着せな、熱中症で死ぬよぉ」
「フン、死んだ方がいいくせにっ」。

って、憎まれ口を言うが、本人も暑いのか、パジャマを脱いでそよ風さんに出発。

e0200261_1246373.jpge0200261_1246211.jpgで、5時過ぎに帰ってきた。
5時頃に帰って来た時は、だいたいピンチである。
6時に帰って来て、ご飯食べて、7時に寝るというのが理想だが、だんだん陽が高くなってきて、夕方という時間帯が長くなってきたので、さらにピンチなのだ。

ちゃちゃと焼きソバを作り、最近気に行ってるオリーブオイルと塩をかけた冷や奴、トマト。
ちゃちゃと食べ終わると、「帰るわ」。

「ママ、帰るってその辺を歩いてここに戻ってくるだけやん。今日は暑いから、歩くのはやめときぃ」
「歩くんと違います。帰るんです。母さんが待ってます」
「母さんは死んでるぅ。家ももうな〜いぃぃ。しんどい思いするだけやってぇ」
「いいや、それでも歩いてたら母さんに会えるんです。いつもどこかで会ってますぅ。友達もいますし、泊まるとこもちゃんとありますぅ」。

ママはどこをウロウロしても、最後は誰かが助けてくれて、お布団に寝られるというと自信満々である。
ほんま、私が見つけてるんやろぉと思ったが、もう説明不能なので、出て行ってもらう。
5時50分に出て行ったが、放置。
私も夏バテである。

6時58分、知らない女性からケータイに電話。
法円坂あたりで迷子になったママと会ったそうで、ダンナさんに代わって居場所を聞き、タクシーで迎えに行く。

法円坂を500メートル南の交差点で、ママとご夫婦が待っていてくれた。
「警察に電話しようかとも思ったんですが、パトカーが来るのも大げさやしね、カバンに電話番号が書いてあったし、直接電話したんです。いえいえ、私らはいつも散歩してますんで、全然かまいませんよ」。
で、お顔を見ただけで優しそうなご夫婦、「いろいろお話できて、楽しかったですよぉ」で、「よかった、よかったなぁ。おばあちゃん」で、ニコニコと去っていく。大感謝。

e0200261_13125930.jpg私の顔を見るとママは子供のようにベソをかき、手をつないでトボトボと歩く。
「あの人ら、ほんまいい人やったわぁ。もうすぐ、迎えに来てくれますよぉ、って…、なんであんたあの人ら、知ってたん。あの人ら、このお社さんに毎日お参りしてるんやてぇ」
「そしたら、ママもお参りしときぃ。いい人に会えて、ありがとうございましたって…」
「はい。あんた、お賽銭ちょうだい」
「なくてもいいから、お礼、言うときぃ」
「はい」。

で、谷町4丁目で地下鉄に乗ろうかと聞くと、歩いて帰るそうである。

しかし、やっぱり大手通りあたりでしんどい、しんどいと言い出したが、「どっか店に寄って、休憩しよか」と誘うと、「いいや、早よ帰って、早よ寝たい」ということなので、「がんばれ、がんばれ」で歩く。

「あんた、こんな遠いところまで迎えに来てくれてたんやなぁ。ごめんなぁ。今日は泊めてなぁ。明日はもう帰るわぁ。あんたとこに、もう迷惑はかけへんからなぁ」
「ママって、しんどいんやったら、黙って歩きぃ」。

で、8時12分に家に帰り、すぐに寝はる。

明日は1日丸々ママデー、ちょっとはお疲れて寝ていて欲しいものだ。

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本日の家出:1回(善意のご夫婦)
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by asayosan | 2013-06-17 13:30 | 今日のママリン

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