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ボケリン・ママリンの観察日記

6月11日(火)正彦の悪口に火が点いたママ、とっても的確な人格批評に感心する。

昨日は早寝したのに、起こすまで爆睡。

やっぱりギャラリー開催中は、不規則な生活になっていたので、ママなりにいろんな疲れがたまっていたのは分かるが、それをバネに徘徊していたので、さらに疲れがたまっていたのだろう。
ジェフとクーも一緒に朝寝である。
6月11日(火)正彦の悪口に火が点いたママ、とっても的確な人格批評に感心する。_e0200261_156984.jpg

ママをそよ風さんに送り出してから、車で奈良の実家に向かう。
膨大なママの衣装の中から、2013年のサマーコレクションをセレクトして、冬物や毛布に膨大な防虫剤をばらまく。

で、毎年膨大な実をつける梅に、実がないぞ。
仲のいいご近所の方に、庭の花や梅の実は取ってくれてかまいませんと言っていたので、つんでしまったようだ。
まりちゃんに梅酒と梅干し用に持っていく予定だったので、ちょっと残念。
来年は早めに収穫しよう。
で、庭には雑草が伸びていたが、抜くのはやめる。

時間があったので、ついでに酒井家の墓参りに行く。
墓参りの良さは、向かっていく途中で、何を報告して何をお願いしようかと考える時間にあるようだ。
さすがに墓の前でウソはつけないので、本音の本音まで掘り下げるという真摯な気分。
結局、ママの老後の幸せを願い、ママのために定期貯金を残してくれた正夫さんにお礼を言って帰る。

で、稲本ちゃんの店ピアットに寄って昼食。
おしゃれ番長の稲本ちゃんに、もう20年以上は使っているボロボロのヴィトンの財布を買い替えるべきか相談すると、もう論外だそうだ。
「ここまでボロなんを持ってる女の子、いや男でも珍しいわぁ」で、ヴィトンでこの財布を見た店員がどんな反応になるか、一緒に行くことにする。
「でもエイリアン、絶対に新しいの買ってなぁ。やっぱりまだ使います、だけはやめてなぁ」で、ヴィトンツアー、近く決行。

しかし、私にしたらどこも壊れてないし、さすが良いものは長く使えると感心していたのだが、そこをヴィトンの店員さんがどうとらえるかが、今回の観察のミソである。
6月11日(火)正彦の悪口に火が点いたママ、とっても的確な人格批評に感心する。_e0200261_157553.jpg6月11日(火)正彦の悪口に火が点いたママ、とっても的確な人格批評に感心する。_e0200261_1572443.jpg6時間にママが帰って来て、すぐに夕食。

ちょっと夏バテ気味だったので、ザルそば、生ワカメとタマネギたっぷりのカツオのタタキ。

「なぁ、明日、私帰ってみようと思ってるねん」
「そしたらそよ風さん、休みって言うとこかぁ」
「いや、あそこは行きたいねん」
「そしたら家に帰られへんやん」
「いいや、しお風さんには行って、帰りは向こうに送ってもらうわ」
「送ってくれるかなぁ。まっ、明日、そよ風さんに相談してみぃ」
「うん、相談してみるわぁ。たぶん、送ってくれると思うわぁ」。
明日は明日の風が吹くで、今日はこんな感じで納めてみる。

そこから、珍しく「正彦は帰ってこないやん」と心配しだす。
「正彦は、しながいサラリーマンで、今頃は働いてるぅ。ママがここにおるの知ってるのに、電話1本もかけてこない子なんか、心配せんでもいいから…、たぶん自分のことで一杯一杯なんやろぉ」と言うと、「そやねん。あの子はあかん」と、正彦悪口に火が点く。

それはそれは辛辣な正彦批評、しっかり正彦の人格や性格も把握しており、認知症の頭ではなく、教育ママゴンであったママである。
なんや、とってもまともなことも言えるやん。で、ず〜〜〜っと、悪口炸裂。

まっ、正彦は自分から動くことはしない、何でも人のせいにする…、そういう人間であることは、私とママの共通認識である。存在感の薄い奴である。。

7時40分に寝はる。

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by asayosan | 2013-06-18 15:22 | 今日のママリン

認知症のママリンの日々の暮らし
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