ボケリン・ママリンの観察日記

12月8日(日)朝1回、夜3回の徘徊になったのも、アメチャンを切らしたせいか…。

e0200261_17292740.jpg土曜日は7時までデーなので、すぐ寝てくれてラッキーなのだが、次の日曜日は気力体力が復活して何かが起こるというのがパターンなのだが、やっぱり早く起きてきました。

8時前なのに、もう出かけるそうだ。
「朝ご飯? かまへん、かまへん。お腹すいてません。お迎えって、そんなとこに行きません。母さんのとこに帰るぅぅ。不意打ちで帰っても大事にしてくれますぅ。お世話になりました。ありがと」。

で、そよ風さんカバンを持ってもらい世間に放つ。
思った通り近所をウロウロするだけで、すぐにしんどくなったママリン、「車で迎えに来てくれるのに、わざわざ歩かんでもいいやん」に、「そやな。そしたら車で帰るわ」で、8時40分にそよ風さんのお迎え車とジャスト・ランデブー。

e0200261_17333487.jpge0200261_17343697.jpge0200261_17352445.jpg5時20分に帰って来た。
そよ風さんの連絡ノートには“調理レクでの落花生をパクパク召し上がられていました”とある。
そう、ママは落花生が大好きなのである。

夕食はブタ肉野菜炒め、大根とワカメの柚子たっぷりの酢のもの。

「あ〜、おいしかったぁ。あんたダンナさんはぁ」
「その辺におるんとちゃう」
「え〜、もう帰ってきはったん。私がおってもいいんかなぁ」
「ダンナはクーちゃんやん。クーもママには慣れてるから大丈夫」
「なんや、あんた、人間とは別れたんやな」
「ここは猫が3匹もいるやん。ママ、ジェフ君と遊んどきぃ」
「ここに私もおっていいのぉ。私は人間やでぇ」
「ママは親やからおっていいのぉ」
「はい。わかりました」。

で、洗い物をしてくれる。
ひょこひょこと、リビングとキッチンの間を往復するママリンは可愛い。

いったいどんな洗い方をしているかは、もう関知しない。
ママが好きなように洗い物をしてくれたら、それでOKである。

で、いつものように、「なぁ、アメチャンはないの」で、「あっ、ゴメン。もうないかもしれんわ。明日、買っとくわ」と、軽く答えたのだが、このアメチャンない事件がその夜のひつこい徘徊を招くとは…。
アメチャン、怖い、である。

で、ジェフ君に「ジェフ君、アメチャン、ないんやてぇ。おまえが食べてもてんから我慢しよなぁ。おまえも食べたいなぁ。おばちゃんが明日、買ってきてくれるんやてぇ。我慢、我慢。我慢しょ」。

と、ジェフに盗み食いの濡れ衣を着せて、物わかりのいいことを言って6時40分に寝はる。
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そして10時に起きてきました。
トイレに行った帰りに、アメチャンをお口に入れるのがママの夜の楽しみなのだが、ないものはない。
「あかん、この家はあかん」とブツクサ言いながら出て行きました。
「あんたはついてこんでもいいっ。一人で帰るっ」とお怒りなので、隠れて尾行。

日曜日は徘徊率が高いというデータがあるので、これは想定内。
近所をウロウロするだけなので、本気モードの徘徊でもないので、タラタラと後を付ける。
で、11時を過ぎたとこで、「あんた、先に歩いて。その方が道が分かり易い」ということなので、家に戻ってもらい11時17分に寝てくれる。
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しっかし、11時40分にまた出て行きました。
後を付けると、「ドロボ〜、ついてくるなっ。私のお金を全部盗んで…、あんたとこにおったら寝首かかれるっ」と、どなり散らされる。

で、隠れて尾行していたら無人の平野町交番にやってきました。
勝手知ってる自分の家のように、奥のドアを叩いて「すみませ〜ん。お巡りさ〜ん。助けてくださ〜い。あれっ、いないんですかぁ」で、折り畳み椅子を広げて勝手に座っている。

緊急電話をかけられたら困るので、外からママの動向を観察。
さすがにお疲れなのか40分ほど交番で座っているぞ。
私は寒くて退屈なので、ピョンピョン運動やドスコイ体操をする。
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お巡りさんを待ちくたびれて出て来たとこで、「あれっママリン、何してんのぉ」と声をかける。

「ここのお巡りさん、あかんわ。怠けてるぅぅ。呼んでもけ〜へん」
「そら日曜日やもん。お巡りさんも休みやん」
「そんな、日曜日が休みやったら、泥棒が入ったらどうするのっ」
「東警察署に行ったら、ちゃ〜んといるよ。これから行ってみるぅ」
「あっちは遠い」
「そんな遠くないよぉ。歩いて行こか」
「いややっ。もうしんどい。ここから一番近い寝られるとこはどこやのん」
「すぐそこにあるわ。ジェフ君はもう寝てるよ」。

で、素直に家に帰って来てくれたのに、部屋に靴のまま入って来て、アメチャンの箱に直行。
アメチャンがないと分かると、「ここはあんたの家やん。あんたの家はイヤなんですっ」で、また出て行きました。

で、ここからが長い。
御堂筋を南へ進み、横道に反れては暗くて人がいない道にビビって、御堂筋に戻って来る。
歩くのはもうしんどいみたいで、タクシーに手を上げるので油断できない。

本町通りで座り込んで、ここからがまた長い。
「もう帰って寝たらぁ」
「寝るとこなんかありません。警察に行って、牢屋で寝かせてもらいます」
「警察やったら、この道、まっすぐやでぇ」
「もう歩くのはしんどいです」
「そしたら、ここで座っていましょうか」
「あんたは帰ってっ。お巡りさんが迎えに来てくれるぅ」
「今日は日曜日やから、お巡りさんは休みやのぉ」
「日曜もやってます」
「そやから、東警察署に行きましょ」
「いいや、もう歩くのはイヤなんです」。

で、不毛のやり取りになったので、めんどくさくなり、近くの花壇に私も座って、ただただ待つ。
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ちっちゃい子供なら、手を引いたり抱っこしたりオンブしたりで、無理矢理でも連れて帰ることもできるのだが、頭は幼稚園児並のスネボンでも、体は大人のママリン。
本人が帰る気になってくれるまでは、ダメなのである。

しばらくするとママは「ジェフ〜、ジェフ〜」と叫び出した。
ママがジェフを探し出すと、帰りたい合図である。

「ママ、ジェフはもう布団で寝てるわぁ」
「あ〜よかった。あんたとこで寝てるんやね。どうしようかと思ったわ。そしたら、あんたとこに私も泊めてぇ」
「はいはい。すぐそこやから、帰りましょ」
「え〜〜〜、あんたとここの近くやのん。あ〜、よかった」。

で、2時20分に帰って来ましたが…。
「なぁ。アメチャンないのぉ」。

今日は徘徊率が高い日曜日な上に、アメチャンがなかったというダブルな不運が重なり、しんどいくせに不毛の徘徊に身を投じたママリン。

アメチャンが夜のお供をしてくれたら、徘徊は1回で終わったかも…。

って、どんなけアメチャンに頼ってるねん。
アメチャン怖い。

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本日の家出:4回
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by asayosan | 2013-12-21 18:35 | 今日のママリン

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