ボケリン・ママリンの観察日記

2月5日(水)私を絶賛から3時間の徘徊で、♩ただこの街から、出て行くだけだよぉ♩

e0200261_12463128.jpge0200261_12464890.jpg5時半ごろに帰って来て、サバの生姜煮、カボチャとレタスのサラダの夕食。

「あんた、この魚、うまいこと炊いてるわぁ。フワフワに炊けてるやん」で、骨までしゃぶる。
たっぷりの酒と甘酢生姜で煮てみたら、ものすごく美味しく仕上がったぞ。

「あっことはえらい違いやわぁ。でもなんか役員してるらしいで。家来みたいな人をこきつこてるわ」
「あっこは28歳から社長してるやん。でも一人でやってるよ」
「そやけどすぐに失敗するねん。あ〜、あんたとこに来たら、こんな良いことがあるんやなぁ。あんたには神様が付いてるわぁ。次から次になんかするけど、全部うまいことするぅ。あんたが、ど〜しよぉ?って悩んでるとこ見たことないわぁ。あんたの努力もさることながら、次から次へと良いことがあるなぁ」
「まぁ、ツイてる方かもね」
「よっぽど、先生が良かったんやなぁ」。

先生って、ママかい…反面教師だったが…。

「あんたには可哀想やと思うけど、私は気兼ねなしでいいわぁ。我が娘でも気兼ね、するもんやでぇ。あんたは清々しくキリリと生きてるぅ」。

また、いったい私は誰なのか不明だが、褒めてくれているようなので、ほっておく。

しっかし、洗い物をしていたら、ママが玄関のドアをガチャガチャしてる。
「ママって、どこ行くのぉ。もう寝なさいよぉ」
「いや、子供が待ってるから帰るわぁ」
「夜やし、寒いし、明日にしたらぁ」
「夜でも寒くても、帰らなければならないので、帰ります」。

って、さっきまでのご機嫌さんはぶっ飛び、成らぬものは成らぬのです、で7時30分に出て行く。

スタスタと歩いて8時には長堀橋に着いてしまったぞ。
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しかし、そこからノロノロ歩きになり、楠神社あたりで迷走。

同じ四つ辻をあっちに少し、こっちに少し、そっちに少し歩いては戻って来る。
「ママって、どこに行きたいのぉ」
「この街から抜けたいんですっ」
「大阪から抜け出すんやったら、歩きではムリやわぁ」
「そんなことありません。この道、ま〜っすぐやわ」。

で、サラリーマンの人に「この道、ま〜っすぐ行ったら抜けられるでしょうか?」。
「そっちは谷町筋やけど、おばあちゃん、どこに行きたいのぉ」
「この街を抜けたいんですぅ」。

♩ただこの街から、出て行くだけだよぉ♩、と桑名正博の『月の明かり』が頭によぎる。

ぱっと事情を察したお兄さんは、「こっちは松屋町、こっちは長堀橋」と丁寧に教えてくれて「もう寒いから、帰りやぁぁ」と去って行く。

で9時50分に、「あんたが道分かるんやったら、先に歩いてぇ」で、やっと落ちる。

10時半ごろに帰って来て、「あ〜、ここが一番ええわぁ。言うことなしやわぁ。よぉ、あんたがおってくれたわぁ。えっ、お布団もフカフカやのん。あんたは骨惜しみせんと、なんでもしてくれるんやなぁ。ありがと」で、寝はる。

ママはとってもよい1日であったようなので、3時間の徘徊のママとの紆余曲折は割愛。

私は、バート・バカラックの『A House Is Not A Home』を鼻歌しながら、3時間でいろいろなエクササイズ歩きをしていた、そんな夜。

でも後半のメロディが曖昧で…、こんな時、You Tubeですぐに調べられるから、便利な世の中になったもんだ。
次回は、全編鼻歌が唄えるだろう。

本日の評価:043.gif070.gif070.gif070.gif070.gif070.gif070.gif010.gif014.gif
本日の家出:1回
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by asayosan | 2014-02-16 13:29 | 今日のママリン

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