ボケリン・ママリンの観察日記

10月15日(金)ジェフ君、とんだとばっちり。

5時に、そよ風さんから帰ってきたママリン、仲良しのラバコさんが「今日はフェースエステしてはりますから、お肌ツルツルですよ。触ってみてください」で、触ってみたら、ツルンツルン。
彼女は、老人でも、女性として接するのが素晴らしい。私は性格が男なんで、乙女心がイマイチ分からない。
私は、未だ夏もんを着てるし、風呂にもあまり入らないのに、ママリンは秋の装いに身を包み、デーサービスでは銭湯なみの大きなお風呂に浸かり、髪も体も洗ってもらってる。
羨ましい限りである。
でもなぁ、自分の老後を考えた時、みんなでお歌を唄ったり、お絵描き(塗り絵)をしたり、パン食い競走をしたりできるのかと考えると、私はインドの路上で野たれ死にして、ガンジスに流して頂きたいと思ってしまう。
もし、お金があれば、クィーンエリザベス号に連泊し続けて死を迎え、ジェントルな船長を喪主に、英国的水葬をして頂くという、叶わぬ希望もある。
私ら世代は、独立精神があり、人と同じことをするのを好まず、なによりも自由を求める個人主義者なので、自分が老人になった時、どんな老後になるのか想像もできないが、どちらにしても年代と共にデーサービスから提供されるるサービスも変わっていくのだろう。
でも、フェースエステと髪と体は洗って欲しい。

e0200261_1646313.gif今日は昼ご飯も忘れてお仕事してたので、お腹がペコペコなのに、ご飯を炊くのを忘れた。
※うちは完全無農薬玄米ごはんなので、炊くのに90分かかるのだ。
なすとピーマンと豆のペンネにして、5時半の早い晩ご飯。

ただ今6時25分。
ママリンは洗いもんを全て片付け、私はボトルに半分残ったワインを飲み干し、さて、これからママリンと何をして遊ぼうかと思案していたら、
「腹ごなしの散歩に行ってくるわ」と出かけてしまった。
出る前に「あとでデザートにホットケーキ焼くから、はよ帰ってきぃな」と声をかけたら「あんた、まだ、食べるの? 私はお腹一杯やわ」。
いつもは、甘いもんの魅力に負けるのに、まともな返事である。
自分の楽しみは散歩(実は、お巡りさんに、子供たちの消息を訪ねに行ったのだろう)と明快な目的があるママリンに比べ、なんとなくテレビのニュースを見ている私。

e0200261_15353857.jpg7時前に、平野町交番から電話があり迎えに行く。いつもいつも、ありがたい。
今回は親切な方に、連れてきてもらったようで、こんな近所で迷子になるようにったのなら、散歩はちょっと考えなければならない。
今回は「ジェフがいないっ。ジェフが出て行った」なので、ジェフなら確実に家にいる。
「ジェフ〜、ジェフく〜ん」と呼びながら猫を探すママリンの後をついていく。
「あこち〜やぁん! まさひこぉ〜!」と叫ばれて歩かれると、ちょっと痛いが「ジェフ〜」なら、迷子のペットを探しているシュチエーションも見えるというもの。

家に帰ると、ジェフもクーもチチも待っていた。
「あ〜、おったん、ジェフ君。よかった、よかった。もぉ。出ていったらあかんよぉ。ほんまに、この子わぁ。わかったジェフく〜ん」と捕まえに行くが、ジェフはなぁ〜んも、悪くはない。

「うちのクーとチチは、私のこと大好きやから、この家からは絶対に出て行ったりはしないのに、ママのジェフ君は、すぐどこかに行くんやね。ジェフに好かれてないんと違うの? ジェフはちゃんと家にいるのに、出ていった、いなくなったばかり言うのは、ジェフを信じてないんと違う?」と言うと「こんなとこに連れてきたのが間違いやったんや。ジェフ君、お家に帰ろうなぁ」。
当のジェフ君、へんなとばっちりを受けて、ベランダに退散。正しい。
で、7時45分にスエット上下に着替え、お休みになる。
ちょっと早いけど、『1Q84』が読める。

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# by asayosan | 2010-10-15 18:35 | 今日のママリン

10月15日(金)朝、すごいことになっていたらしいエレベーター。

早朝、自分のカゴ(ママの私物を入れている)をガサゴソしては家中を歩き回っている。ドアのノブをガタガタする音がする。また出ようとしてるのだろう。
時計を見ると6時だったので、知らんふりしてると、ドアのノブをガタガタする音が続いている。
7時頃「さかいさ〜ん」の管理人さんの声で起こされ、ドアを開ける。
「ほら、あっこちゃん、いるやんか」で「あ〜、よかった。誰もおらんのかと思ったわ」。
ママリン10階のギャラリーのドアから外に出て、カギのしまった9階のドアを外からガタガタしていたらしい。私は、てっきり中からガタガタいわせているんやと思っていたのだ。
※うちのドアにはインターフォンはなく、ノッカー(鹿の角をトントンとする)なのである。

昨日は8時に寝て、本日6時起き。10時間寝ている。おまけに、トイレにも行かずに爆睡していたので、体力が見事に回復したようだ。これからは、ちょっと、秋の夜長を楽しんでもらう方がいいかもしれない。

お出かけの準備をはじめたママリン、皮のカバンにブラウスや靴下をつめ、ビニール袋に寝間着にしてるトレーナー上下を入れて固く結び、私が出した“本日のお衣装”を一度は着たが、また違う服に着替えてる。ま〜、いいか。
ベランダで朝食を食べて頂き、デーサービスの荷物(下着の着替えとタオル)を持ったところで「メガネがないわ」。
「そこのカゴの中のどこかにあるわ。探してみぃ」と言うと「いや、ないわ。誰かが意地悪したんでしょね。ありません」と言うので「絶対、あるから、探してみなさい」。

ブラウスを詰めた皮のカバンや寝間着をつめたビニール袋を開け、ママリンの大事なもん入れの箱(中は、ティッシュやママリンに来た暑中見舞いのハガキや輪ゴムやデーサービスで作った折り紙など)を開けてはいるが、そのいい加減な探し方に、こりゃ見つからんわと思う。

「メガネがないぐらい、我慢します。なんでも物がなくなる、怖い家や。我慢しましょ。私さえ我慢したらええんや」とブツブツ言いながら、「ほなら、お迎え来ますので、1階に降りときます」と出ていった。
で、ママリンのカゴを丁寧に探してみたが、メガネがない。いつもは、私が探せば、すぐ見つかるのだが‥…、ひょいと横の小テーブルを見たら、メガネケースの中にあった。

デーサービスのお迎えの電話があり、下に降りていくと、管理人室で遊んでいたよう。
「メガネあったで」「わぁ〜、見つけてくれたん、ありがとう」で、ご機嫌なおる。

「で、ママ、歯は大丈夫やの?」と聞くと、「えっ、なんのこと? えっ、私の前歯、ないの?(歯をさわって)あっ、ほんま、ないわ。大丈夫、大丈夫、全然、痛くないしぃ」。
歯の治療方法は、(1)そのままにしておく、でいいかもしれない。

で、さっき理事長と会ったら「今日の朝は、すごかったなぁ〜。ずっとエレベーターを行ったり来たりしてるから、俺ら、9階で待ってて、おかあさんが、上がってきたんで、あんた、呼んだんや」。
あ〜ぁ〜、そんなことになっていたんか。恐縮。
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# by asayosan | 2010-10-15 11:22 | 今日のママリン

10月14日(木)ママリン、前歯がないのだぁの巻

この2、3日は、たっぷり歩いているので、散歩に行きたいベクトルは、最高潮マックスから急下降、82歳年相応レベルまで下がっているはずのママリン。
要は、ちょっとお疲れで、テンションダウン。
これから1週間ほどは楽できるなぁと思っていたら、デーサービスから電話があり「酒井さんの前歯がないんです」。
朝は誰も気づかなかったが、お昼すぎにスタッフの方が見つけたよう。
私も全然、気がつかなかったが、前歯がないってことは、バカボンのパパ状態か?
ママリンは82歳にして、全て自前の歯で、それをいつも自慢していたので、歯の健康に関してはノーマークだった。

そよ風さんから帰って来たママリンに、お口をイ〜ッとしてもらうと、上の前歯が折れてる。
ママリンは、全ての歯が小さめで、上唇が前歯をかくしている口元なので、大笑いしなければ分かりにくいが、本人も全然痛くないそうで、それほど気にならないらしい。

で、去年の2月に診察してもった近所の本城歯科に行く。
先生によると虫歯が進行して、歯が欠けたようで、治療に関しては、
1、虫歯を削った跡にセメントを詰め、このままにする。
2、取り外し型の入れ歯にする。
3、左右の歯にブリッジをして、欠けた前歯を固定する。
だそうだが、前歯1本の入れ歯はなくしそうなので、(2)以外の方法で、様子を見ることにする。
先生は、本人が気にしないのなら、(1)でもいいのではないかと言うことだ。

家に帰って来たママリン、自分が医者に行ってことは覚えているが、何の医者に行ってきたのかは忘れているようで、
「あっこちゃん、私、どこか悪いのぉ? 先生、なんて言ってたのぉ?」と心配そうにマジな顔で聞いてくるので、「歯医者さんやん。虫歯で前歯が折れたんやて」と言うと「な〜んや、虫歯か」と、えらくあっさりなお返事。
この調子だと、(1)でいいかもしれない。

e0200261_13234325.jpgあまり食欲ながいと言うので、昨日の残りの鍋にうどん1玉を入れた晩ご飯。
食欲がないと言いながら、けっこう食べて、自分の食器はさっさと洗う。
「ママ、冷蔵庫から、こんなん(缶ビール)とってきて」と頼むと「はいっ」と持って来てくてれ、私の分の洗いもんもして、テーブルを6回拭いて、「そろそろ、寝かせていただきますわ」で7時半、トレーナー上下に着替えて寝はる。

が、8時頃「お腹がすいたわ。なんかない?」と起きてきたので、バタートーストとミルクコーヒーをお食べになり、洗いもんして8時10分に寝はる。

で、お布団の入ってのママリン独白。
「おもろいなぁ。あんた、うまくやって、あの子から、この家とったんやね。さて、どうなることでしょうかね。私が警察に、言ってあるので、あとは警察が、どう出るかやね。まっ、これからどうなるか、ってことやね。明日は、ここは出て行かなあかん。こは悪人の巣やからね」
こういう訳がわからん話をしてる時は、返事をしないのが一番。
早く、寝てもらいましょう。

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# by asayosan | 2010-10-14 20:15 | 今日のママリン

10月13日(水)ママリン、認知症診断テストの日。

本日は、月に一度の病院での定期診療の日。12時の予約だ。
昨日、けっこう歩いたのに「歩いていける。大丈夫、散歩したい」と言うので10時出発。
北浜から今川クリニックのある福島までは、歩いて1時間ほどだが、土佐堀沿いの遊歩道を歩いて史跡(まさに歴史とロマン)巡りなどをしながらの、なかなかいいハイキングコース。
でも、ママリンが来なければ、絶対,歩いたりしないコースではあるのだが…。

で、歩きながら、認知症診断テストのためのお勉強もする。
定期診療では、血液と尿の検査と、心理療法士による認知症診断テストも行われるのだ。

「今日は、何月何日ですか? 8月29日って、違う! 10月13日です。季節は? 夏。違うって、秋よ。今は秋で、今日は10月13日。これは絶対、試験に出るから、覚えといてな」
ママリンには、今日の日付けも曜日も知らせてないので、知らないものは答えられないという不利を解消するため、試験に必ず出る質問の模擬試験をする。

「それと、ここは、どこ? 大阪。オーケー。先生の名前は今川先生。今川義元って覚えとき」
しばらくして、また模擬試験をしてみるが、ママリンの頭の中では、今は夏のようだ。
「夏! 夏と違うの? 夏が過ぎて、秋がきましたって、言おうと思ってん」
「オーケー、オーケー、それでもいいわ」

e0200261_16345660.gife0200261_16344650.gife0200261_1635244.gife0200261_16354395.gife0200261_16355967.gif予約の1時間前に福島に着き、福島聖天さんに行き、ママリンはメロンパン、私はおにぎりのお昼ご飯を食べながら、雀に米粒をやったりの、のんびりした休憩。
前回、福島まで歩いて来た時、ママリンが「福島やったら、福島聖天さんがあるわ。そこに参りたい」と、どこの記憶が蘇ったのかひつこく要望するで、道を聞いて行ってみたら、大きな藤棚と休憩所もある素敵な境内、私も気に入る。
ここはいいと思い、これからここでお昼をしながら、お勉強することにしたのだ。
「で、今の季節は?」「夏!」。夏って、この秋風を感じられんかぁ?

さて、11時半、今川クリニックへ出発である。
本ちゃんテストまで、最後の模擬試験をしたが、季節はやっぱり、夏、だそうだ。
で、認知症診断テストの結果は19点。
せっかく模擬テストをした基本中の基本問題はボロボロだったが、ちょと難しい問題を、今回はじめて答えたりして、私もびつくり。

認知症診断テストをはじめた5月が16点、その後、6月17点、7月18点、8月19点、9月16点、10月19点という成績で、一進一退。
“子供がいなくなった”の妄想と、“子供を探して来る”の徘徊があっても、よくしゃべるのは、頭を動かせているいい傾向ということで、このままの状態を維持することになる。
MRIでは重度の認知症なのだが、とにかく、しゃべることはいいことで、認知症の緩和につながるらしい。
私としては“お口、チャック”をして欲しいが、しゃべることで、認知症が留まるのなら、マシンガントークも受けなければならない。私、毎日、殉職である。

病院を出たら、薬局で薬をもらい、ミスタードーナッツで休憩するのもいつものコースなのだが、ママリン「ここ、来たことあるわ。昔この近所で働いていたことがあるから、よく来たわ」。
毎月、ここに来ているので、覚えていたのは立派だが、この近所で昔に働いていたのは、私である。私が話しを覚えていたのは立派だが、それを自分の経歴に取り込んでしまうママリンの詐称術、恐るべし。

それから、これもいつものコースを散歩。
福島から西梅田のハービスエリアを抜け、阪急梅田からエスト1のストリートを歩き、堂山から中崎町商店街を抜け、天神橋商店街に行き、天満市場で買い物する。
いつもはこのまま北浜まで歩いて帰るのだが、私のリックサックには白菜とタマネギと猫の砂でパンパンなので、私がギブアップして、扇町から地下鉄で北浜に帰って来る。

4時に家に着いて、こんなに歩いているのに、ママリン4時から6時前まで「子供、探してくるわ」と出かけたり、帰ってきたり。
「子供たちは? あんた、見てないの。困ったなぁ。ちょっと警察に相談してくるわ」を、もぉ5回、繰り返している。ものすごく元気である。
そろそろ晩ご飯にして、血流を胃に集中させ、まったりとした疲労感を感じてもらい、早めに寝てもらおう。

e0200261_16362992.gif6時すぎ、豚鍋の晩ごはん。
また自分だけさっさと食べて、空いた食器を流しに持っていっては洗っている。
7時すぎ、ビールでダラダラ食べている私の器と鍋を片付けたくてしかたがないママリン、私の「もぉ、終わるわ。洗ってちょうだい」のGOサインで、生き生きと片付けはじめる。
「鍋は、コンロの上ね。ポン酢は流しの上においといてね」と指示。
ちゃん言わないと、マヨネーズでも佃煮でも、冷凍室に入れられることがあり、困ってしってワンワンワワワンなのだ。

7:30PM、ママリン、自らの任務を全て終了した達成感と安堵感か、
「悪いけど、お先に、寝かせていただきますわぁ」
「どうぞ、どうぞ、寝てくださいませ」で、メイン照明を消して、間接照明にする。
これで、ぐっと夜の雰囲気だ。ぐっすり、寝てもらおう。おつかれさん。

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# by asayosan | 2010-10-13 17:43 | 今日のママリン

10月12日(火)それでも、出て行ってしまうのね。

実は今、7時16分現在、ママリンはいない。

e0200261_1526205.jpg今日の晩ご飯は、私の得意料理、鶏レバーの赤ワイン煮を予定していて、これはワインが進むので、じっくり飲みたい。
で、デーサービスから帰って来たママリンに「散歩行く?」と誘い出し、約30分ほど近所を散歩。でも、どんなけ散歩しても、出かけたくなれば出かけてしまうのですがね。
GOZOの前を2回通り、「今日はよう歩いてますねぇ」で「市中引き回しにしてるねん」。
で「あっこちゃん、疲れたから、もぉ帰ろぉ」と疲れさせたところで、6時すぎから晩ご飯にして、ちびちび飲んでいたのに、7時過ぎにママリン「ちょっと、散歩に行ってくるわ」。

で、このblogを書きながら、赤ワイン煮レバーをチビチビかじりつつ、赤ワインをチビチビ。
自力で帰ってくるか、お巡りさんから電話があるか、これはもぉ賭けである。

7時43分、東警察から「来てはりますよぉ。すぐ来れますかぁ。それではよろしくですぅ」と電話。ちょっと迎えに行ってきます。

で、9時8分、帰ってきました。
東警察で聞くと、また素人さんに手を出したみたいで、連れてきてもらったようだ。
「今までは一人で来てたのに。最近は、人に連れてきてもらってますよね」
「そやねん。おばあちゃん、迷ったら、自分で警察に来るんやで。ここに来たら、ちゃんとしたるから」「はい、わかりました」で親子で帰る。

それからママリン「子供が3人、いないねん。酒屋さんの2階にいたんやけど、いなくなったんよ」。
「ほんなら、ママ、その酒屋さん、探してみなさい」で、本町通りを西へ歩く。
御堂筋のスターバックスでは、中をのぞいているけど、そこには子供はおらんやろぉ、で、テクテクと信濃橋まで来て「ここで待ち合わせしたんやけどなぁ」で、おりませんなぁで、新町まで歩き、中央大通りを東へ戻る。
「もぉ、ハイヤー乗って帰ってるわ。あの子ら、都会慣れしてるから、ハイヤーばかり乗るから」と言い訳がはじまり、本人はもぉ帰りたくなっている。
いつもは、こうした夜の散歩につき合った時は、途中に店に寄って一杯飲むのだが、その日のママリンの格好、パジャマ用のスエットの上下を来ているが、それを見事に上下とも前後ろ反対に着ている。
私の格好も、短パンにGジャンで、コパカパーナの女である。
こんな二人連れで店に入る勇気はさすがの私にもなく、平野町交番のおまわりさんに挨拶して、近所まで帰ってくる。

で、GOZOの前を通ると、GOZOの兄ちゃんに「今日は3回目ですねぇ」。
「ちょっと、ママの格好見てよ。スエットの上下、前後ろ反対に着てるんよ」
「ええじゃないですか。前にポケットがある方が便利じゃないですかぁ」
で、ママリン、前後ろ反対に来たスエットパンツの後ろポケット(それが前になってる)に財布を入れていたのだ。確かにポケットは前にある方が便利かもしれない。

家に帰り、「しゃあない。子供たちは勝手に帰ったんでしょうね」で、ママリン、あっさり寝はる。

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# by asayosan | 2010-10-12 19:17 | 今日のママリン

10月12日(火)ディサービス皆勤賞かぁ。

朝起きて、部屋干ししていた洗濯もんを見て「あんた、これ、たたもか?」と言うので「たたんで、たたんで、お願いするわ」と頼む。
自分からたたむと言ったのに、「ほんま、どれをどこになおしたらええんか、わからんやないの。なんで、私がこんなこと、せななあかんのか」とブツブツ。
「やりたくないなら、せんでええよ」と言うと「いいえ。たたませてもらいます」とブツブツ。
でも、いつもは丁寧に洗濯物をたたむのに、やる気のなさが見事に表現されたええ加減なたたみ方。
まっ、ええけど。たたみたくないなら、最初からたたむなんて、言わなかったらいいのに。そこが、分からん。

e0200261_16192865.gifベランダで朝ご飯を食べたら機嫌もなおり、9時にそよ風さんが迎えにくる。
そよ風の石川さんによると、ここ最近の気候の変化で、体調を崩してお休みする人が多いそうだ。が、ママリンはよく考えると、用事があって休む以外は、デーサービス皆勤賞ではないか。
「元気なんが一番ですよ」とおっしゃるが、確かに元気にデーサービスに行ってくれるのは、ほんと助かる。

そう言えば、ママリン、小・中・女学校と、皆勤賞だったと言っていたなぁ。遅刻、欠席、早退もなく、何度も表彰されたらしい。
根が真面目で素直な性格に、健康優良児という体力が味方しているが、これはママリンの努力のせいではなく、持って生まれた気質・体質である。

ママリンは、持って生まれた素質、要は素で生きている。ここんとこを、わかってほしい。

デーサービスそよ風さんのノートには、
将来の日本、子供たちの未来について、熱く語ってられました。
本日は、男性の利用者様とよくお話をされ、すき焼きの話をしておられました。

う〜ん、子供と食べもは、ママリンの大好物である。
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# by asayosan | 2010-10-12 11:32 | 今日のママリン

10月11日(月)詩吟を習いにいくの、すったもんだ。

デーサービスからご機嫌で帰ってきたママリン、ピンクのマニキュワまでしてもらってる。
秋の装いにもなったし、私よりずっとおしゃれだ。

ちょっと前に詩吟教室のチラシがポストに入っていて、教室は歩いて10分のご近所。
「ママ、詩吟教室があるみたいやけど、行く?」と聞くと、
「え〜、ほんま。行く、行く。でもお月謝、いくらやの? まだ調べてないの。え〜、すぐ近所やの。行きたいなぁ。でも、いくらやのん。明日電話してくれるの。でも、私が有段者やのは、黙っときな。昔、ちょっと習ってましたぐらいにしときや。先生は、有段者で上手い人が来るのは嫌がりはるねん。私、上手いから、たぶんすぐ一番になるわぁ。前の先生には、娘の近所のとこに行く事にしましたと言えば、義理もたつしなぁ。大会でも出たら、上位に行くでぇ」って、自分が一番上手いと思ってるようで自信たっぷりに自画自賛。

でも、初心者向きみたいなので、ネットで調べてみた。
その詩吟協会は、結構な大きな組織で、全国に支部があり、支部大会から全国大会まであるようだ。ただ、入会金など、講習料の記載がない。
「料金は出てないから、明日、電話で聞いとくわ。え〜っと、ママが6段やのは黙っとくねんね。ちょっと習ってましたって言うんやね。分かった、分かった。うまく言うとくわ」
で、習う気満々になったママ、「奈良に帰っても、通うから、そん時はあんたとこに泊めてな」と言うので、「それはムリやわ。2時間も通うのは、ムリやて。帰るんやったら、近所で探して」と言うと、「なんで、通われへんの。2時間ぐらい、私、大丈夫やてぇ」と反撃。
この話になると、じゃまくさくなった私「うちの近所やから、行けるかなぁと思ったの。奈良に帰るなら、前の先生に習いなさい」と、終わりにする。

e0200261_16125056.gife0200261_16124071.gif晩ご飯は、ステーキと焼きカボチャと茄子のマリネ、少量のサラダと新玄米ごはん。
なかなかのごちそうなのに、ママリン「なんで、通われへんの。あっこが連れて来てくれるから大丈夫や。正夫さんも、送ってくれるて」と、消化に悪い話題になってきたので、さらにじゃまくさくなる。
「正夫さんは死んでる。ママが今、食べてる牛も死んでる。死んでるもんの話は、消化に悪いのっ! ママは、死んでるもんの話ばかりするから、食事がまずくなるわ」
「あっこが詩吟、習っていいって言ってたのに、なんであんたはじゃまするの。これくらい、通えます。あっこは物わかりいいけど、あんたはあかんわ」
だから〜「食事中にそんな話するの、やめてほしいわ」で、私の不機嫌を察したママリンも不機嫌になり、自分はさっさと食べて、茶碗を洗う。
あ〜、出て行くなぁと思ったけど、今日は私が、あ〜じゃまくさいのドボンにハマった。

で、6時半に出て行ったママリン、7時すぎに平野町交番から電話があり駆けつけてみれば、パトカーが停まってる。
「すみません、外のパトカーは、母ですかぁ?」と聞くと、「はい。いいから、もぉ、帰っていいよ」で、やっぱりパトカーにここまで送ってもらったよう。

帰り道「あっこちゃん、ごめんなぁ。道がわからんようになってしまって。でもコレ(私の名刺)持っててよかったわぁ」
「でも、パトカーに送ってもらったらあかんわ。名刺持ってたら、道を聞いて自分で帰ってこなあかんわぁ」と諭すと「私、パトカーになんか乗ってません」。
ほんなら、あの白黒の赤い点滅ランプついた車は、タクシーかいっ!!!

家に帰り「明日、私はどこ行くのん? そよ風さん。そよ風さんに行っていいの。あ〜、うれしっ。何時に起きたらいいの? 8時。わかった。あっこは来い来い言うくせに、来たらきついことばかり言うけど、あんたは優しいわぁ。ほんなら寝ます。ジェフ、ジェフ〜! 一緒に寝るよぉ」で、7時半、サーファー風トレーナー上下に着替えて就寝。

早い就寝、ありがとう。これで『1Q84』をゆっくり股股股借りの読める。

『1Q84』の中に、“彼女はただ自分の中にある物語をーー彼女の言葉を借りれば彼女が実際に目にしたものをーーとりあえず言葉を使って記録しているだけだ。(中略)部屋にたとえれば、壁があって屋根がついていて、雨風がさえしのげればそれで十分という考え方だ”というのがあり、まさに認知症のママリンの言動に当てはまる。

ママリンはただ自分の中にある物語をーー彼女の言葉を借りれば彼女が実際に記憶しているものをーーとりあえずしゃべることで確認しているだけだ。

とりあえず、その場その場の雨風をしのぐためなら、どんな物語でも創り上げて、切り抜ける。
その想像力には、感心させられる。

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# by asayosan | 2010-10-11 20:05 | 今日のママリン

10月10日(日)天神橋商店街からゲイと幕末の旅をする。

で、2時過ぎから天神橋への旅に出発。
天2あたりでゼブRさんから電話があり、本日、扇町公園で大規模なゲイのイベントがあると教えてもう。
近所まで来ていたので、ママリンと一緒に見に行くと、ドラァッグクィーンのお姉さんやパンツだけのええ体のお兄さんを見ても、それほど驚くこともないママリンと散策していたら、ポンちゃんと会う。
「いやぁ、参加ではなく見にきただけよ」とママリンを紹介すると「いつも娘がお世話になってますぅ」と挨拶するのでポンちゃん恐縮。
で「ママ、よぉ〜く見たら、男の人が多いやろぉ。これはゲイのイベントなんやよぉ」と教えると「ゲイって、男同士のアレやろ。わぁ〜、気持ち悪う〜」と言うので、「そういうママみたいな偏見をなくすのが目的のイベントなんよ。ほんま、そんな偏見は、人としてダメよぉ。人はそれぞれに自由、その人それぞれの自由を認めることが、ほんまんの自由やのっ!」説明して「ふ〜ん」とお返事。

それから、3時頃、いつものお好み焼きを食べに行くと、お店はガラガラ。
「みんな、あのイベントに行ってるから、お客、取られたんやなぁ〜」と言うママリンに、お店のおばちゃんは「さっきまで満員でしたけど、さぁ〜とお客さん引いたんです」と言い、「でも、すごく人が多かったですよ。あのイベント」で、「何のイベントやったんですかぁ?」で、「そこの公園でゲイのイベントをやってたんです」で、「ゲイって、男同士のアレですかぁ?」で、「はい。でも変な偏見を持たなくても、楽しめたイベントでしたぁ」とママリン。
私のそのまんまの受け入りだが、82歳のばあちゃんが言うには説得力がある。
こういう、ちっちゃいことで、いろんなことがバリアフリーになっていくのだろう。

で、天満市場に行き、ステーキ肉1700円が800円になっていたので、衝動買い。これを、野菜などの付け合わせなしで、ただ塩胡椒のステーキだけを赤ワインだけで飲みたくなったのだ。
バランス良い食生活でなく、時々こういう食欲の本能がメラメラ。
他、ブタの固まり肉、レバー、野菜各種、豆腐、厚揚げ、うどんなどの副食を購入しでも2000円強。これで、1週間、食べていく親子である。

で、市場のレジに並んでいるのが男の人ばかりなので、「な〜、あっこちゃん、ここもゲイの人が多いのぉ?」と聞くので、「違うって、料理人の男の人たち。飲食店のプロの料理人は、男が多いのっ」と説明する。
レジには主婦が並ぶものという偏見が、またひとつ消えたママリンだが、男の人を見たら、ゲイと見てしまう傾向になったのかも。う〜〜〜ん、これも偏見??? 難しい。

「でも、安いなぁ。ここは、安いわぁ」で、だから、プロの飲食店の人が買いにくる所で、私たち一般人は、ゴマメなの、でも安いから、いつも、ここまで買いに来てるの、さっきのお好み焼き代は、これで軽く浮いたわけよ、と私の節約術を説明する。
「あんた、なんでも知ってるんやなぁ」と感心するが、大阪人なら誰もが天満市場は安いことぐらい知っている。

それから本日の買い物のメイン、クーのカリカリを買い、私のリックサックはパンパンになり、天神橋商店街を南に下る帰路へ。

途中、おしっこがしたくなった私、天満宮の寄ると『古本市』をやっていた。
これがまた面白くて、ちょっと雨に濡れてしまいました本のコーナーが、なんと3冊で100円。結構な画集を3冊買い、100円ということに超超超お得感を感じる。
SF全集とか、大昔の文芸春秋とか、展覧会の目録とか、興味あるものが色々あったが、ママリンが「はよ、帰ろ。雨ふるわぁ」と、絶対に雨はふらないと思われる空を見上げて、ひつこく言うので帰る。

5時に帰り、私は自分用のステーキの下準備。
ママリンには、朝、食べる予定だった雑炊を作り、ステーキの3切れほどママリンにあげながら、6時からのBSの『龍馬伝』を見る。
で、『龍馬伝』においては、幕末オタクの私としては、解釈が違うことも多々あり、いつものように暴れながら「違うやろぉ」と突っ込んで見ていると、ママリン「あんた、歴史に詳しいんやねぇ」と言うので、「それは違うねん。龍馬と幕末に関しては、人それぞれの思いがあるねん。それは、人それぞれ違うの。だけど、これは、全く、わかってない。私の龍馬とは違うのっ。違うから、見るのっ! 高杉晋作の死は、こんなんと違うわぃ!」と、私の考える龍馬と幕末論を解説するマシンガントーク。
が、私のしゃべりにすぐに飽きたママリン、「ちょっと、散歩に行ってくるわ」と言うので、「私はっ! もぉ! 飲んでるんやから! 出かけるなら! 絶対! ちゃんと! 一人で! 帰って!来てな!!!」と念を押し、出かけさせる。
で、私の迫力に怖じ気づいたか、ちゃんと一人で帰って来る。

ちょっと寒くなったきたので、ママリンのパジャマをトレーナー上下に代えて着替えさせると、8時に布団に入る。でも、なんとなくの気配でまだ寝てないママリン、まだまだ、なんかやらかすかもしれない。
と、覚悟はしていたが、9時には爆睡。ジェフやクーが、ちょっかい出しに行っても、起きない。
で、私は『日本沈没』でも見ることにする。

本日の評価:010.gif017.gif018.gif021.gif001.gif028.gif043.gif
本日の歩行距離:070.gif070.gif070.gif070.gif070.gif070.gif
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# by asayosan | 2010-10-10 21:11 | 今日のママリン

10月10日(日)タスマニアとコロスンの旅をする。

朝、というか、12時まで寝てたママリン。
郵便物を整理して国勢調査を書いていたら、「あんた、忙しそうやねぇ。ちょっとお腹がすいてきたんやけど、なんか甘いもんない?」と、えらく遠慮がちに頼みにきた。
「ええよ。これすんでからね」と軽く流すと「いいよ、いいよ、仕事終わった後でええ」と退散。
朝ご飯は、雑炊だったが、ママリンのリクエストにより、クリームパンとコーヒーをベランダに用意する。
「まぁ、なんて気持ちいいところやなぇ。あ〜、美味しいわぁ」とご機嫌。

で、クーがご飯を食べないので「クーの好きなカリカリはなくなったの。もうすぐしたら買いにいくからそれまで待ってて」と説明するが「イヤ! 今すぐ美味しいのが食べたい」と文句ばかり言うクーに、煮干しを2匹あげて「これで、ちょっと我慢してね」とやりとりしてる私たちを見て「あんた、猫が好きなんやねぇ」とママリン。
で、クーがいかに特別の猫で、もぉ猫と人とを超えた関係であり、クーの健康と幸せのためにどんなことでもするし、などなど、クーのすごいとこ,賢いとこ、可愛いとこをマシンガントークで説明する。
「私はあんたほど、猫の気持ちがわからんわぁ」と言うママリンに「それは、想像力が足らんということ。自分の都合でジェフ、ジェフって呼んで、言われるままに食べさせて、気分で可愛がってるだけで、ジェフの気持ちに立ってないから」
「そうか、私みたいなのを、ただの“猫可愛がり”って言うのかぁ」
「そうや、よう分かってるやん」

e0200261_16152713.gifで、ロッキングチェアに座り、珍しくテレビを見てる。
BShのタスマニアのSL鉄道の番組を見ながら「あんた、あんなとこ行きたい?」「みんな大きいなぁ(オーストラリア人を見て)」「怖いなぁ、こんなとこ」と感想を述べている。
ママリンは、テレビを見ない(というか、もぉ理解できない)が、動物とお子ちゃまが出てる番組だけは、興味を示すのだが、SLに興味を持つとは珍しい。
たぶん、風景や旅行者、働く人たちを淡々と映す演出に、感情移入のツボに入ったのだろう。ハイビジョン、地デジのリアル感のおかげかもしれない。
「わ〜、すごいとこやな」「みんな喜んでるなぁ」「ボブさん、すごいなぁ」「広いなぁ」と真剣に見てるママリンの横にジェフも来て、一緒にテレビを見てる。
こんな“老人と猫”の風景、いい景色である。

引き続き、テレビは『世界ふれあい街歩き』になった。場所は中国コロンス島。
これも旅人目線の淡々とした演出で、私も好きな番組だ。
「コーヒー、もう一杯、飲む?」と聞くと、間髪入れず「飲む!!!」
で、ナレーションにうなずきながら、真剣に見てるママリン。

天気もよくなったきたので、これが終わったら、天神橋5丁目に、クーご要望のカリカリを買いに行くことにしよう。
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# by asayosan | 2010-10-10 13:14 | 今日のママリン

10月9日(土)今晩はパジャマパーティかいっ!!!

デーサービスから帰ってきて、ご機嫌である。
すぐ、パジャマに着替える。
「明日は、なんもないの? 日曜日? そしたら明日、帰ろかな。ええの? うちの身内は? 正彦かぁ、あいつはあかんわ。家に誰がおるの? 誰もおらんの? 誰もいないとこ住むのいややなぁ。ここにおっていいの? あ〜あぁ、大阪にいるしかないんか。私の年金で食べさせてくれる? ほんならここに、おらしてもらおかなぁ。食費代ある? あるの。ほんまは、ここの方がおもろいねん。娘の家から通ってますって言ったらええやもんなぁ。あ〜、よかった。気が楽になったわ。あっそうか。ほんならおろっ。あんたが一番物わかりいいなぁ」。

「やっぱり、血って濃いんやなぁ。ほんなら私もここの住人やな。私もその方がええわ。私の貯金ある? あんたが貧乏になったら困るしなぁ。でもあんたもよく心を入れ替えてくれたなぁ。私をおいてくれる心境になったなぁ。で、あんたと親子やろ? ホントの親子やなぁ? あ〜、よかった。あっこは時々ヒステリーおこすから、そん時は父さん怒ってな。あいつ、更年期やからなぁ」
ほっといて。

e0200261_16171530.gifで、晩ご飯(うどん入りの鍋)を食べ終わった7時、散歩に行くという。
「ほんなら、パジャマを着替えなさい」で、ズボンを履き替えたとこで、またパジャマに着替えるので「どうしたん?」と聞くと「なんかめんどくさくなったから寝るわ」
オーケーオーケー寝なさい、寝なさいなのだが、またパジャマのまま、出かけようとするので「出かけるなら服に着替えなさい」で、「なんで着替えなあかんの」とブツブツ言いながら着替え「それでは、大阪の夜を見にいってきます」と出かけた
が、玄関先で「わっ、暗いわ、なんか怖いなぁ」とつぶやいている。
で、「ただいま」と3分で帰ってきた。
「さっ、寝ましょうかね」で、また「パジャマに着替えや」でパジャマに着替えたら「ちょっと、散歩に行ってくるわ」で「ほんなら服に着替えなさい」でまた服に着替えて7時8分おでかけ。
あ〜、だけど、だけど、7時30分に平野町交番から電話があり、迎えに行く。「なんで、私は帰ったらあかんの!!!」と機嫌が悪い方に変わってる。
で、帰ってパジャマに着替えたけど、こんどはパジャマのままで出て行った。

e0200261_16255461.jpgパジャマ姿では、あまりにもあんまりなんで、自転車で尾行。
平野町交番に行くが、お巡りさんに私が後をつけてますぅと外から合図して、ママリン、東へ向う谷町筋まで行くいつものコース。
土曜日のこの界隈は人も少ないが、すれ違う人に「交番どこですか?」と道を聞いてるママリン。パジャマ姿のばあちゃんを見ては、聞かれた人も心配してくれて、そのつど「すみません、大丈夫です。後ろをつけてますんで」と説明に出ていくが、私の姿を見てママリン「ついてこんといて!!!」。
で、また歩いて、親切な人と出会い、説明して、また「ついてこんといて!!!」で、また歩いて、親切な人と出会い、説明して、また「ついてこんといて!!!」で6人の方に迷惑をかける。
結局、平野町交番に帰ってきて、お巡りさんに私が後をつけてますぅと外から合図して、ママリン、自分でマンションに戻って来る。

私も後からマンションに戻るが、おもしろいので、しばらく部屋の奥の方に隠れてみた。
「あれっ、誰もいないの? みんなどこやの? ジェフ、ジェフ君」と部屋中をジェフ、ジェフと探しまわるが、トイレや風呂、はては冷蔵庫の中まで、たぶん私を探しているのだろう。
クーは、すぐ私を見つけて「こんなとこで何してんのぉ?」とスリスリしてくるが、白い猫をジェフと間違えてこっちに来たら見つかるので、「クーちゃん、し〜っ」と言うと「わけわからんけど、まぁ、わかったわ」と私と一緒に隠れてくれる。

「誰もいないんなら、もぉ、寝かせていただきましょうかね」と言いながらも、寝ようとはせず、ベランダや部屋をウロウロしているママリン。
玄関のドアを開けたり閉めたり、カギを閉めたり開けたり、2階に行ったり降りたり、トイレや風呂を見に行ったり、「誰もいないなら、しかたがございませんね、寝るしかしかたがございませんね」と言うわりには、寝ようとしないママリン。笑ってしまう。
で、玄関から今帰ってきたふりをしてみると「あんた、どこ行ってたんよ」「タバコ、買いに行っててん」「ふ〜ん、そう。私は、もぉ、寝かせていただきますから」「はい、どうぞ」で、布団に入るが、またこっちに来て「お嬢様、お先に寝かさせていただきます」とご丁寧に挨拶に来る。
たぶん、私がいるかどうかの、最後の確認なんだろう。
「はいはい、どうぞ」で、お布団に入ったが、ママリン、パジャマを服に着替えて寝はった。
まっ、いいか。

で、10時頃おきてきて「あんた、明日のごはん、炊いてる? ちゃんとあるの? ほんならええわ」で、ジェフ、ジェフとジェフを捕まえて「寝んねしよなぁ」と布団に入る。

本日の評価:001.gif001.gif033.gif031.gif037.gif
本日の歩行距離:070.gif070.gif
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# by asayosan | 2010-10-09 17:16 | 今日のママリン

認知症のママリンの日々の暮らし
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